あきら
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1990年02月21日(水)

年下の人



 冬前のある土曜日。
私は、部活の年下の子から告白された。
何って言われたのかさっぱり忘れてしまったけれど、
嫌いじゃないし、「うん、良いよ?」って言った、、、のかなぁ?
さっぱり忘れてしまったのだけれど、、、。←おいおい(汗)

 月曜日。
部室の隣の先生の部屋に行った時、
後輩達が先生にお菓子を頂いていたが、もう分配し終わってて、
私の分迄は無くなっていた。
あんまりお菓子って食べない方だったので、
気にせず、先生と話していたら、
こっそりとその年下の告白して来た子が、私にお菓子をくれた。
「?」
なんでくれるの?
、、、なんでそんなに近くに居るの?

ーーーーーーーあ!

そうか、私って、付き合うのOKしたんだった。
愕然とした。
この告白されて、自分がOKした3日間、、、
一度もこの子の事を考えなかった、、、
ショックだった。

一度も考える事も無かった人と、私は付き合えるの?

(>_< )Ξ( >_<)
無理だ。

彼の事、嫌いじゃない。
でも、違うんだ。

自分のした軽率な態度に、物凄く自己嫌悪してしまって、
その近くに居た彼を引っ張って、部室の外に連れ出した。

「ご免、やっぱり付き合えないわ。」
「え、どうしてですか?年下はそういう対象になりませんか?」

この彼の言葉と、この時の体験は、物凄く、自分の恋愛を突き付けた。

恋をすると、毎日、毎時間、毎分、毎秒、、、
その人の事を私は考えてる。
何を見ても、何を聞いても、恋しい人に繋がる。

でも、この年下の人の事、、、3日間、一度も考えなかった。
付き合ってることさえも、覚えて無かった。

私の恋。
今が証明してるよね。

中学の時、同級生だった事もある私の妹が今の私の姿を見て、言う。
「何をそんなに本気になって。」
って。






H13.12.9


この頃から、妹に「何を本気になって、、、」と、言われる位、
苦しくなって来て居た。
どつぼにはまっていたのさね。
彼は優柔不断なの?
来るモノ拒まず、去るもの追わず?
卒業したら、ホントに終わらなくッちゃ行けないの?
彼はどう思って、私と会ってくれてるの?
あやふやすぎて、、、自惚れ様にも、それも出来ない。
年下にそんな真剣になって、、、
って言われても、どうにもならなくなって居た。

年下の子に、自分の気持が分ったら、即、断ってしまう様に、
私は直球勝負派。
下手な策は練れないし、使えない。
でも、自分に自信は全くない。

彼の会っても良いって言葉は、「そっちが会いたければ会うよ。」
って言うニュアンスに聴こえてしまうし。。。
おしゃべりも、「しても良い。」。。。
あぁ〜ひねくれもの!!

男子でこんな思いをするのは初めてだった。
彼は私の心の中で、貴重な人になっていた。

あと、この年下の子。
実際はとても良い男である。
ちょっと理屈臭くて、先輩を先輩とも思って無い所があるけれど(・_☆)
この事件の後、落ち込んでいたら、森岡さんが
ちらっと、冗談っぽくこの年下の子に、
付き合おうかって言われた事があるって、言ったのね?
私はそれから吹っ切れた(^^*)
だってきっと彼女が欲しかったのよ。
なぁんだ、そんなに罪悪感を感じる事ないじゃん!って。

、、、でもね〜、、、
1年後、予備校(私はバイト)で会った彼は、
私が男の人と一緒に話してるだけで、突っかかって来たし、
何年か後のOB会では、誰かが「彼女は?!」って聞いたら、
「どの口で言うんだ〜!」って、両頬をつねられた。(;。;)
、、、一体、彼は本気だったのでしょうか?
それとも振られたのがショックだったのでしょうか?
今だに謎です。



1990年02月18日(日)

タイムリミット 自制



 電話をした。
「夜分遅く申し訳ありません。
○田と申しますが、◎×さんいらっしゃいますか?」

 て、丁寧に言えたわよね!!!
恐いなぁー。
母さんも、齋藤も人が悪いよなぁ。ハフッ
あんまり後ずさりしたくなる様な事、言わないで欲しい。

 テスト1週間前なんだって。
邪魔しちゃ、、、絶対に悪い。
、、、友達の言う通り、思慮配慮に富んだ良い女〜には、
まだまだほど遠いよ。

でも少しなら、、って言ってくれた。
甘えてしまおう。
それとも明日、もう一度聞いてみよう。
「何分迄なら良い?」って。
西○君に決めて欲しい。
私は何分でも良いんだモン。
でもタイムリミットは必要。
彼の方にも、私の方にも。
違う意味でね。

手帳のアドレス欄に書いてね、、って、言ってしまった。
でも、やっぱりやめておく。
今は。
卒業式が過ぎて、「それ」が必要無くなっちゃったら、、、
これから、ずっとその住所や電話番号を、
アドレス欄を開く度に見る事になる訳だから、、、。

私、この星座の手帳、気に入ってる。
持っていたい。
だから、、、卒業式以降にしよう。

第2ボタンはもらえるのよね。

欲張りになるなー!
欲張りになるなー!

英語でもやろうっかな。





H13.12.8

私は、11月には受験は終わっていて暇だったの。
回りはみ〜んな受験の追い込みだったんだけれどね。
ホントに、、、暇人だよねぇ。
こんな事ば〜〜っかり考えていられて。

この後に、彼専用の手帳を作った。
そこの住所欄には、彼のアドレスしか書いて無い。
そして、電話した日や手紙を出した日、
彼のイベント事や、会った日、、、話した内容迄書いてある。
接点は、ちょうど1年だけだったから、その1册で終わり。
クレージュの手帳だったな、、、。

それにしてもね。
回りに脅されていたのよ!!私。
彼、一人っ子だったのだけれど、
一人っ子の私の母や、悪友に、
「一人っ子の親ってね〜〜!!」
って、、、串刺しにされても仕方無いかもよ〜〜〜っとかって、、、
(きゃ〜〜!!)
おばさまは、とっても豪快(?)な方で、
少ししかお話した事は無かったけれど、
全然、「一人っ子命!」なぁんて所は無かった。

でもこの脅しで、少しは自制掛かって良かったかな?



      

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