2006年10月02日(月)
こ、こんな日記を書いてる暇あったら看病しなさい!! なのですが… …旅から戻ったら、娘が熱を出していました(涙)。
旅先で母は、 昔、3歳ちょっとの娘を連れて、 自分の車をフェリーに載せて仙台迄行って、 東北を2週間巡った際に寄った、 「道の駅 つちゆ」 で、娘に食べさせたくて、 一個¥500の桃を購入していました。
その間に、娘は寝込んでいたなんて。
皆に、「痛むよ。」 って言われたけれど、大事に手に抱えて持ってきて、 娘にいの一番に渡しに行ったのですが… 娘は、嬉しそうに大事に胸の上に抱えてくれました。 うぅ、ご免ね。
…と言う訳で、旅の報告は別の日記と言う事で。 今から、娘の所に戻ります。
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2006年09月30日(土)
モノゴコロついてから、初めてだったんじゃないかしら…。
私は、今週末は三連休。 明日から2年ぶりに飛行機に乗って、温泉旅行に出掛けるから。 でも、滅茶苦茶ハードな湯巡りじゃなくて、 『自遊人』の湯巡りパスポートに記載されている宿を、 少し巡るのと、後は1湯だけ野湯。 宿は、以前、立ち寄りをさせて頂いて、 泊まりたいなぁ〜って思わせられた宿に。 連れ人は、下呂にご一緒させて頂いた会社の面々。 すでに、子供達全員、社会人って方達。
…私は、娘は小学生だけれど…。
今日は、剣道の書記のお役目である、 『次月の予定表』 を配るために、久々親子揃って剣道へ。 その帰路、頭痛がしてきた私。 「じゃぁ、明日からの旅行は無し?」 と、問う娘に、 「そんなん、君が熱でも出すなら別だけれど、自分なら行くわよ。」 と、答えた。 「熱出さないでね?」 って(笑)。 以前、熱がした娘を置いていけなくて、 旅行を何度も取りやめにしてるのです。 当たり前よね。 そんなの。
…で、娘はその言葉が大好き。 「ママは、大好きな温泉よりもイザって時は私を取る。」 って、知ってるから。
昨日の夕飯迄… 娘の笑顔が、痛々しかった。 私が、全くその前日迄旦那と口を利かず、 自室にこもりっぱなしで、 娘とも、ほぼ顔を合わせないで居たのです。 流石に、「ママ、離婚しないでね?」って、 物凄い心配な顔をして言われた時に… 不安にさせてしまったのだって…申し訳なかったのだけれど。
…自分は、両親が、 「離婚しようかと思う」 って、両方から言われても、 「自分達の人生なんだから、自分達で決めて。」 って思う人だったので… 娘はして欲しくないんだって、 改めて世間一般の子供達の心情を理解したのだけれど…。
昨晩の夕飯時… 娘が、一生懸命伺う様な笑顔を見せていた。 「?どうしたの?」 って聞いたら、 半分泣きそうな顔になった。
こんな笑顔にしてしまってはいけない。
そう、思いました。 会社採用面接の連絡が来ていましたが、帰宅後、お断りのメールをお出ししました。
娘は、私から観て、 とてもしっかりしていると思います。 自分の中で抱えて居られる事は、 自分でちゃんと判断して、毎日過ごしています。 少しのいじめや、少しの心の傷も、 ちゃんと自分の中で昇華させる事を覚えて来ている様で、 他のお母さん達から聞く姿を、多少の事は言わないで居る。 殆ど。 だからと言って、放っておく訳では無いのですが… でも、誤解していました。
繊細だから、ちゃんと考えているから、言わないんだって事を。 しっかりしている様に見えているからって、 強い訳ではナインだって。 抱えてる事は、ちゃんとあるんだって事。
それは、親の愛情をちゃんと受けている事を、 ちゃんと理解しているから、出来る事だって事を。
あの引き攣った笑顔は、 その、「当たり前にある愛情の基盤」が、 ここ数日間、「離婚」と言う形で、 娘の中で、決定的に揺らいでしまっていたのだと言う事を… 示していたのですよ…。
咄嗟に、抱きしめました。 泣きそうな顔をして、唇をギュッとかみ締めて居た娘。 その後、何事も無い様に、食事をし始めたのですけれど…。
そんな事があった次の日の、今日。 帰りの車の中で、冒頭の話をした後、 車庫についた私の額に、 娘が、「チュ」と、キスをしました。 私も、同時に抱きしめ様としたので、 ちょっと空振ってしまったのですが、 私が、もう一度額を斜めに傾げたら、 改めて、「チュ」ってしてくれました。
照れくさそうに。 「大好きな旅よりも、ママは私を取る。」 それが、嬉しかったんだと思います。 基盤が、またちゃんと娘の中でできたんだと思います。
一生とっておきます。 う、嬉しくて涙出てきました。
虎視眈々とママ、離婚の準備をしたいと思ってはいるのですが… でも、娘が理解できる様な歳になる迄は、 もうその事は、言わないでおこうかと思います。
娘からのキスは、そんな事を決心させてくれました。 あぁ、積み木崩しの時期が来ても、 今日のキスを思い出そう。
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