skajaの日記
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2005年11月12日(土) 同じ匂いがする女達の会

今日は1日仕事。でも夜は友人と、その友人(一度会ったことある)に会いに行きました。
彼女が最近になって周杰倫を好きになり、まだあんまりCDを持っていないということでうちにあったアルバム3枚+VCD+写真集を持っていったのです。
杰倫だけでなく、それぞれの好きなものや興味のあること、映画とか音楽とか腹巻とか漢方とか、散々盛り上がって機嫌よくおしゃべりして、大変勇気付けられて帰ってきました。
杰倫が来日コンサートやったら一緒に聞きに行こうね、と。(そんな盛り上がり方でいいんか…)
やっぱり友人の友人(しかも趣味の世界で通じ合う友人)だわ、タイプが近い。同じ匂いがする。
いろんなことに興味があって一人行動ができる(そして団体行動もできる。一方的で我がままな人とは区別したい)で気質の人は、許容範囲が広くて人間として魅力的と思います。私は。そういうことしてると婚期が遅れるとか言われるけど、やっぱり人間向き不向きがあるからね〜。

腹巻き健康法を勧められたので、今年は思い切って新調しようと思ってます。まず話題に乗ってみてナンボです。


2005年11月09日(水) 履歴書を書くイメージで

仕事が暇だったので、自分が好きなこと・得意なこと、不得意なことを紙に書いてみた。
そしたらやっぱり「得意分野」より「不得意分野」の方が、割と細かく、たくさん出てきて、紙面いっぱいになった。自分の能力をアピールするのが苦手な日本人の典型?
でもたぶん、「不得意分野のそのシチュエーション」以外はなんとか、得意とはいえないまでもどうにかこなしてるんだと思うよ。ひっくり返せば逆の特徴が言える、というか。「きちんと片付ける」のは苦手だけど、「探しやすいように分類し,大雑把に片付け,暇な時に目録を作る」のけっこう好きだもの。
でも大声で「得意!」と言える技、もうちょっと身に着けたいなぁ。


2005年11月08日(火)

嬉しいお知らせです(誰に?)。
先日受けた乳がん検診の結果はA(異常なし)でした。朝、検査データ取りに行って判明しました。
「じゃぁあれは何だったの?」な部分もあるけど、とりあえず、ほっ。自分の身体は、細胞は日々活動してるってことね。これからも定期的に受けていかないとね。
そして自分と同じように人知れず検査受けて、結果が良くなくて治療中の人が実は周りにいるのかもしれないので、結果は(文字通り)こっそり胸にしまっておこう。


2005年11月06日(日) 雨の結婚式

大学時代のサークルの友人の結婚式に入ってまいりました。結婚式、披露パーティーを含め5曲歌ってきました。本当はもう一曲練習(先週、急遽集まって)してたんだけどね、歌う機会がなかった。
しかしシフォン生地の服で入ったら寒かった!最初の感想がそんなで申し訳ないんだけどあんまり寒くて途中でタイツを買いましたよ。背中に温湿布貼りましたよ。途中から雨降るし。女性のフォーマル服って薄いものが多いので、寒いとつらいですね。

披露パーティーはレストラン。オーケストラ関係者の弦楽カルテットの生演奏つきで、サロンっぽくてステキでした。いいな、音楽家の友人。あれが「ジャズミュージシャンの友人」だったらもっとジャズバーみたいなパーティーになるんだろうね。新郎新婦は合唱団で知り合った仲だったので、二人で「乾杯の歌」をデュエットしたり、そんな調子のり加減も微笑ましくて楽しかったです。友人が悪目立ちしてしまう、とか花嫁がずっと黙っている、とかよりはウキウキしたパーティーの方がいいよね。

一緒の方向に帰る友人が、最後に「明日はオルガの命日だから花を買いたい」と言ってくれたのです。2年前に死んだうちのモルモットのことをまだ覚えていてくれたのです。胸がきゅんとしました。うちでは昨日、ラ・フランスを食べました。(モルモットの命日には彼が最後に口にした洋ナシを食べることになっている)でも駅の構内に花屋が見つからなかったので仕方ない、手近にあったコンビニに入って「今私が欲しいもの=イカフライ(スナック)」を買ってもらいました。家に帰ってさっそくオルガの写真の横にお供えして、あっという間に一袋平らげました。なんか最後は趣旨が変わってしまった気がするけど、美味しかったよKy小姐、ありがとう。


2005年11月05日(土) 『女は男の未来だ』

この週末4連休の人もいるらしいんですが、意味がわかりません。だって4日なんて普通の金曜日だよ?てことで、私は本日土曜日も出勤。
半ドン(最近「半ドン」という言葉を知りました)だったので仕事の後ぷらっと新宿へ。
金券ショップで映画チケットを買い、まずはアイリッシュパブでパブランチを食べてから映画「女は男の未来だ」を見てきました。

『女は男の未来だ』
あのね、映画ってポスター映像と実際の映画の印象が大分違うことありませんか?
今回はまさにそう。ポスターはけっこうスタイリッシュなのに、映画の登場人物は全体的にむさ苦しいっていうか、なんというか。うーん。
久々に会った二人のおっさんが、学生時代に付き合っていた女性(同一人物)に会おうよ、ということになり会いにいって、二人とも彼女ともう一回うまいこといきたい?風なんだけど別に愛が再燃ってこともなく、何となく終わっていくストーリー。
映画評をみると「男女ってこんなもの、というよくある情けない話を、お洒落な会話でリアルにあらわした」みたいに書かれてたんですが、私には「そうかぁ?」って感じで全然ぴんときませんでした。男性も女性もだらしなさすぎ。あんたたちいい加減にしなさい。悩んでるんだか悩んでないんだかもようわからん。あと会話がギクシャクしてあんまり自然じゃない気がしたんですけど…。登場人物全員があんまり仲良くないからああなってしまうの?
でも、私もけっこういい年して全然成長無い生活なんですが、彼らも違う意味で、違う方面で成長がないお馬鹿さんなのかなーと思いました。最後なんて主人公の一人が「あぁ俺ってバカだなぁ、もぅ」とがっくり肩を落としてエンドだもの。
映画館は1/4ほど埋まった状態の入り具合。客層は20〜30代の女性、もっと上のおばさん、おじさんて感じで、ほとんどが一人で見に来てました。それもなんとなくナットク。カップルやグループで見に来ないよなぁ。

昼のアイリッシュシチューがちょっとお腹にきてます。ゆるいです。


2005年11月03日(木) 横浜・水炊き・船の灯り

友人と、楽器フェア2006@パシフィコ横浜に行ってきました。800円の前売り券買って。
すっかり忘れてたけど、あれは基本的には展示会であってその場で購入はできないのね。
物販コーナーで楽譜とか買えたんだろうけど、そこまでまわるのも面倒だったので、ハープに触って、「アウロス」のリコーダーやコンサーティナ(六角形のアコーディオンみたいなやつね)のを眺めてきました。あとマイク「Shure」の各モデルの試聴もしてきたけど、正直私には違いはわからんかった。実際ライブ状態で使ってみたら、どういう音を拾いやすいとかわかるのかもしれないけど。

でも本日のメインイベントはゼンハ○ザーというマイクのデモンストレーションライブ(香港好運&アルケミスト)でしたの。ワイヤレスマイクのデモということで、香港はブースから大きくはみ出て歌うパフォーマンスなんかもあって、面白かったです。
6人揃った香港もアルケミストの生歌も久しぶり。デモといえども充実の内容で、聴きごたえあったなぁ。残念だったのはブースがひしめくなかでの演奏だったので、周りの音が混じってしまったこと。特にアルケミストはやっぱり「野外ステージ」のイメージが強くて、あぁ、海も空も近いのに、と思ってしまった。

そんなわけで、もう日も暮れた横浜の海を見てまいりました。パシフィコ横浜裏の公園は実はお気に入りスポットです。一昨年の11月には一人でここへ来たっけ。
私気分が高揚してはしゃぎすぎ、軽く友人の機嫌を損ねかけましたが、まぁ彼女も大人なのであんまり怒らないで抑えてくれてちょっとほっとしました。
二入で海を見ながら小さい声で歌ってみたの。海に浮かぶ豪華クルーザーがまるで光るデコレーションケーキみたいに見えました。

お夕飯は水炊きをいただきました。これがねぇ、50分待っただけのことはあって大変美味しかったのですよ。「水からじっくり煮出した鶏スープの水炊きは美味い」と噂では聞いてたんだけどね。ありゃ、水炊きじゃなくてスープ炊きですよ。
スープは白濁、コラーゲンたっぷりなんだろうけど脂っぽくはなく、スープ自体に塩味はなしです。各自、塩やポン酢で味付け。そのスープで柔らか鶏肉や野菜を炊いた後、卵&ご飯を投入した雑炊で締め。白濁スープを全部飲みきりました。あぁ、一体何回「スープ、スープ」って書いたんだ?私。他にも豆腐よう、生ささみ肉の明太子和え、白子の揚げ浸しという「酒のあて」を美味しくいただいてまいりました。
接客係のお兄ちゃんも感じよかった。なんだろう、「マニュアル通りに接客してるけど、独特のテンポがある」人だったからかなぁ。スープをコップに盛るとき(最初にスープだけ飲ましてくれるのだ)自分の足(草履ばき・素足)にこぼしてしまい「あつっ」とか言ってたけどね。独特のほんわかした話し方で(香川出身だそうです)、面白い人でしたわ。そんな兄ちゃんにお鍋よそったり雑炊つくったりしてもらえるんでっせ。サービス料取られてもナットクな感じでした。
あと、最初にお隣のテーブルに座ってたおじ様方(楽器フェアに参加したらしい。会場で配布された袋もってたから)が、何かについて熱く熱く大声でお話しされてたんですが、店を出る時に「お騒がせしました」と一言こちらに挨拶されました。私は料理に夢中で気付かんかったんだけど。友人の話しによるとね。なんか、スマートでいいなと思いました。

帰りはけっこう遅くなっちゃったけど、とっても幸せ気分で家路に着きました。今日は感じのいい場面にたくさん出会った。幸せな気分にさせてくれるお食事っていいなぁ。


2005年11月01日(火) 大人になったので自分メンテナンス

職場の状況が落ち着いていて、同僚もちょこちょこ休みを取っているようなので、平日に半休をとって乳がん検診(マンモグラフィ)に行ってきました…。
しきりに乳がん検診の必要性が叫ばれている昨今、うちの職場でも乳がん撲滅キャンペーンが行われてるんですよ、実は。去年辺りからお偉いさんは胸にピンクリボンマークつけてます。
でも大々的に「検診いってきまーす」とは言い出しづらいもので、夏ごろから行こう行こうと思いながら結局今日まで延びてしまってたのです。

上半身だけ裸になって、お腹に放射線防御のためのエプロン?みたいなもの巻いて、女性技師さんに「縦+斜め」の角度でうまいこと撮影してもらって検査は20分ほどで終了。あとは結果待ち。いろいろ不安も多かったんだけど、案外あっさりでした。
マンモ機器にしがみついて板にギュウギュウ挟まれながら「痛くないですか?」と言われてる時はちょっと可笑しくて悲しかったけどなぁ。
痛いよ、そりゃ。意外とわき腹辺りが痛い。

好き嫌いはともかく持ってるものはメンテナンスせにゃならんもんね。悪い結果がでませんように。しかし自分も年取ったな。次は胃カメラかなぁ。はぁ。


2005年10月28日(金) アンサンブル・プラネタ

今日は、仕事の後一人で「アンサンブル・プラネタ」を聴きに行って、黙って帰ってくる予定だったので、本当にそうしてきました。
「いい音楽を聞いたあとは、だまって帰りたくなる」っていう内容の詩、なかったっけ?

紀尾井ホールは若者から年配の方までバラエティに富む客層でした。でもクラシックだからけっこう落ち着いた感じだったかな?
生で聞く「アンサンブル・プラネタ」はCDよりもずっと肉厚で情熱的な響きでした。CDはちょっと上品にまとまってるというか、さらさらっとした(悪くいうと薄い)感じ。
カッチーニの「アベ・マリア」はやっぱりかなり難しい曲なのね。リードがなぜか暗い音色になったりして、苦労してる様子がみえました。それでも魅力的な曲だったけど。
あとはねー、うーん「ソルヴェイグの歌」「ガンジス川に陽は昇り」「夜もすがら」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「モルダウ」「タイム・フォー・アス」なんかが好きでした。あ、CDではイマイチなアレンジと思った「サリー・ガーデン」もライブだとけっこう好きだったわ。
とにかく、上品で柔らかな音楽…眠くなるかも…という予想を裏切り、誰がどう歌うのかが気になってドキドキして目も耳も開きっぱなしでした。

会場で調子に乗ってCDを購入し、その場でサインしてもらいましたー!!
5人ともけっこう気さくで可愛らしい感じ(特に伊藤さんは写真よりもずっと可愛い雰囲気だった)で嬉しかったんですが、私がちょうどサインしてもらっている時に私の後ろで花束を渡そうとしきりにアピールしてる人がいて、プラネタのメンバーがそっちに気をとられて目を合わせられなかったのが残念でした。おいおい、今は私がお話とかしてもらう番なんじゃ、ちょっと待てやーと思いました。
私の前後に並んでいたおば様たちは顔が割れてる風で「いつも応援ありがとうございます」って言われてました。アルバムたくさん買われてるんでしょうか。
ファンや知り合いの扱い方って難しいとこです。

HMVで買うかどうか迷って、結局今回買った(サイン入り)アルバム『コラール』、ヘビーローテーション必須だわ。秋の夜長に合いますなぁ。


2005年10月25日(火) アカペラ公園の後、ぐるぐる

仕事中に、いろんなことを思い出しました。
そういえば大学時代に演奏会マネージャーでイベントスタッフだったので、アカペラ公園スタッフをちょっと手伝って妙にウキウキしたんだな、とか。

なんで演奏会マネージャーになったのかというと、高校時代に合唱部のパートリーダーで無遅刻・無欠席、完璧な音取りを目指して頑張りすぎて自分もつらかったし、パート内で反感を買ったので、もうパトリはイヤだと思ったからでした。

高校時代は険悪なムードのときちょうど修学旅行と重なって、同じグループだった途中入部した合唱部の子には口も聞いてもらえなかった。
あの頃は自分が先頭きって頑張らなきゃいけないと思いこんでた。頑張ればみんな付いてきてくれると。要するに合唱馬鹿だったのね。でも「いろいろ他にも大事なことがあるからそんなに合唱ばかりに打ち込めない」って言われてしまって。練習に出もしない人が勝手なこと言うなよ、とむきになってますます頑張ってたなぁ。
結局「人それぞれ大事に思うものは違う」ということがあの時分かったのでよかったと思う。痛いけど、いい経験でした。ある日、ふと、「いろいろ忙しいのに練習出てて大丈夫?合唱部楽しい?」って声かけたことがきっかけで劇的に仲直りしたのよ。気になったら「気にしてるよ」ってことを素直に口に出して伝えるべし、ということもこの時学びました。
彼女は今でも必ず年賀状をくれるんです。嬉しいことです。

小さい合唱部なのになんで和気藹々とできなかったのかなぁと考えてみると、指揮者だった友人がかなり能力のある人で、音楽も学業も身の回りのこともかなり完璧にこなしていたから、自分は彼女に追いつこうといつもバタバタもがいてたのかなぁと思う。
かなり違うタイプの人だったから、追いつくのは所詮無理だったの。自分はけっこう甘えたくてのんびりしてるタイプなのにずいぶん無理してたなぁ。
今は自分ができる範囲のことを、自分なりやり方でしよう、と思えるようになった。そしてむしろ自分の弱さを喜んで差し出すことができるようになったと思うのです。

そんなこんなが全部、今回のアカペラ公園前の練習の日々と重なって、「あぁ、あの時の影響だなぁ」としみじみ思ってしまったのです。
なんだか今日は思い出がぐるぐるまわる。でも過去の痛い思い出を振り返って、今はちょっと変われたかなと思えるので嬉しいです。


2005年10月23日(日) 初出場

そんなわけで歌ってまいりました。アカペラ公園。
去年はお客として聞いてました。自分が出る側にまわってみると、うわー客多いなぁという感じ。去年はゲストのQTさんがいたから、もっとお客多かったんだろうけどね。
スタッフとし1時間お手伝いをしたり、歌い手として(2回)歌ったりしてあっと言う間の1日でした。皆で仕事を分担しあって、本当に手作りのイベントなんだね。
「歌い手が、ただ自分の思いをぶちまける」「仲間どうして聞きあって盛り上がる」という姿勢にかんしてはマイナス印象があったんだけど、自分たちで運営して、出演して、客として聞いて、というイベントがあってもいいんじゃない?と今は思う。自分らはまんまとそれに乗って歌わせてもらってきたし。
上手くてもそうでなくても持ち時間4分って、潔くていいルールだね。

昨日とはうって変わってテンション高く頑張れた。晴れた日に、野外でやるイベントって面白い。やっぱり歌うの大好き。


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