あまりにもPV参加の余韻が強すぎて、ぼんやりと、どこか麻痺したような感覚のまま時間が過ぎていく。湯あたりというか、熱中症というか、とにかく使い物になりません>自分。
何をしていても上の空。そんな調子で、一学期を締める保護者会やら、実家でのお迎え火やら、ついでに一泊して(年長さんの一泊保育で休園だったのだ)親孝行(どの口で言うか)やら、そんな近頃でございます。
もう少し視野を拡大したいものだ・・・。そんな危機感すら覚えるスガ沼の恐ろしさ。足をとられてもがいてます。
なんちゃってねー。ほんとはそれすら楽しくて幸せなくせにねー。ほほほ。
2005年07月09日(土) |
PV撮影参加(興奮モードにて失礼) |
一週間ほど前、スガさんのオフィシャルサイトに募集の告知が出た。なんと8月に出る新曲「奇跡」のPV撮影に参加できるチャンスとのこと。
拘束時間が12時から19時と長くて、一瞬応募をためらったが、指をくわえたままじゃ悔しすぎる。ええい、なるようになれ、とクリッククリック。
そしてなるようになった。
本日意気揚々と向かった先は新木場のライブハウス「スタジオアゲハ」。前々回のツアーでは、ここでライブやってたよねスガさん。カーサンにとっては初めての場所だ。
だいたいこういう撮影とかって、着ていく服の指定があるもんだ。今回は「疾走感あふれるライブの”熱”を表現したいため、「夏」をイメージさせるようなキャミソール、タンクトップ等、開放感のある服装」「色は黒を基本に、茶色・グレー等、シックな色目」「シルバーアクセサリー等お持ちでしたら、多めに着用」ときたもんだ。悪いが読んだ瞬間吹き出した。 ※疾走感ないまま、黒の半そでTシャツで参加しました。
集合時間のライブハウス前は、なるほど黒い目のキャミ集団で長蛇の列。500人くらい集めたらしい。若いお姉ちゃんの肩や二の腕に圧倒されつつ入場。わが身を振りかえったら負けだ。考えるな自分。
中に入ると、ステージまでの距離がそれはもう近い。本当は「!」を100万個付けたいくらい近い。この近さは貴重だ(涙)。
ほぼ予定通り13時過ぎにスガさんらメンバー登場。今日はバックがファミシュガじゃない。唯一、森さんがいただけ。
そしてスガさんの「歌詞がうろ覚えだぜ!」で始まった撮影、全部で8〜10テイクくらい撮っただろうか。終わったのが17時過ぎ。
2テイクほど撮ってはカメラ位置その他が変更、スガさんたちはステージを下りて控え室に消えていく。ちょうど私たちが観ていた位置が、彼らの通り道のすぐそばだったので、出待ち入り待ちを5回くらいずつした気分になった。ああ、すぐそこにスガさんが。手が届きそうだよ(実はちょっと触っちゃった。指がしびれた・・・)。
撮影の合間合間に、サービス精神旺盛にしゃべってくれるスガさん。「僕からのお礼ってことで」と、新曲のカップリングニ曲「夏陰」「サナギ(リアレンジ)」を聴かせてくれた。こういう気遣いが嬉しいのよ。 ※3曲ともすごく好き。特に「奇跡」は甲子園とタイアップで不安(どういうことだ)だったけど、爽やかな中にスガさんらしさが充満していた気がする。
楽器から音は出ない、いわゆるアテフリだけど、観客側が盛り上がってみせるとすごく嬉しそうなスガさん。ああ、この笑顔にやられちゃうのよ。がんばっちゃおうって思うのよ。任せとけって思うのよ。
ああ、かっこよかった。応募してよかった。行けてよかった。
つきあってくれたSちゃん、長時間ありがとう。娘、留守番ありがとう。夫、娘を水族館に連れて行ってくれてありがとう。スガさん、こういう機会をくれてありがとう。
帰宅したら「シカタイ」(←会報みたいなもの)が届いていた。なんて素敵なんでしょう。三昧だー。三昧だー。
ほんとにほんとに楽しい一日だった。・・・スガさんは深夜まで撮影続行だそうですね。おつかれさまです。
水曜日の幼稚園お迎えのとき、担任のH先生が少し曇った表情で話しかけてきた。いつもこのタイミングで、子どもたちが園でどのように過ごしたかを教えてもらうのが常。
折り紙工作のときに、H先生がぎりぎりまで手助けしてあと一息ってとこまで来たにもかかわらず、 「できないできないー」「ひくいひくいー」「たべるたべるー」(補食するかという問いに答えた)、ところが、教室ではなく職員室へ行こうと促すと「ひくくないー」と翻す。 ※補食は他の園児さんの手前もあり、職員室で行うお約束。
・・・というやりとりがあったそうな。
「低い」を言い訳にしてはいけないと思い、職員室で食べさせました。おうちでもそのように躾けてください。とH先生。
がーん。と思ったのは、H先生の目に娘への不信感が顕わだったからだ。愚図って、ごねて、手伝ってあげたのにむげにして、挙句に持病を言い訳に使って。
手を触ってもひんやりと感じられなかった、汗はこの暑さなので判別できない、こういう場合、どう判断すればいいのか、と質問もされたが、「測ってみないと本当のところはわからない」としか答えられなかった。
そう、最近低血糖でも判別しにくいのだ。必ずしも冷や汗をかくわけではない。
前後の状況を聞いた感じでは、娘は嘘を言ったわけではなく、「園長先生の部屋(職員室)に行く」ことに抵抗があったか、低くて判断力に欠けていたか、どちらかのように思えた。
ただ、カーサンも言い切れなかったのだ。娘は嘘をつきません、と。
何回か「空腹」その他不快感を「低い」と言ったり、お菓子欲しさに訴えたこともある。測定器を持っている場合なら、疑わしいときにはすぐ測るので、すぐに白黒はっきりするんだけど・・・。
入園前の面接のときに、持病について説明したとき「甘やかさないようにしましょうね」と園長が言った。園側の持病への理解より先に、そういう方針を伝えられたことに多少ショックを受けた。
そういうことなんだろうなあ。
加えて午後の定期検診で「お母さん甘やかして」という主治医の指摘が重なって、実はカーサン結構凹んでいたのだ。よりによって同じ日に。ふう。
翌木曜の朝、もう1人の担任M先生が「昨日はその後大丈夫でしたか」と気遣ってくれた。「大丈夫でした」とだけ答えた。他に答えようがなかった。
そして今朝、H先生(一日おきに朝のお出迎えを担任ふたりで順番に交代する)が娘を迎えた後、周りを見ながら(他の保護者がいないことを確認)改まった感じで切り出してきた。
娘を信頼していないわけではないということ、そのうえで低くないときに補食させてしまうと、かえって高血糖になってよくないのではないかという質問を受けた。
すごく嬉しかった。
やっぱりあのとき、H先生少し感情的だったんだ。一日置いて、改めて考えてくれたんだ。
もっと病気のことを理解したいんです。知識が無くて申し訳なくて。とまっすぐな眼差しで。
カーサンしゃべりまくった。
低いときは正常な判断力が働かなくなること、園長先生の部屋と言われて娘が感じたであろうこと、家庭でも持病を言い訳にすることは許さない方針であること、「低い」「低くない」と発言がころころ反転するときは補食して欲しいこと(低血糖のリスクの方が高い)。
そして去年の今頃退院した娘が、今年こうして幼稚園で過ごしていられることに感謝していることを伝えた。
お迎えのあと、歯医者だったんだけど、向かう道すがらちょっとだけ涙が出た。ああおセンチカーサン。
娘が幼稚園で短冊に託した願いは「ぷーさんにあいたい」。
次回のTDLでは、ハニーハントがメンテ中ではないことを祈ろうではないか。
他の短冊は「○○になりたい」が圧倒的に多かったなあ。「マジレンジャー」とか「プリキュア」とか。1人渋かったのが「ウルトラの母になりたい」って男の子が。素敵だ。
笹を買ってくるガッツがなかったカーサンだけど、来年はちゃんとやろうかなあ。
だってお隣の玄関に飾ってあった笹に「おかあさんになりたい」っていう涙モノの短冊が。
娘と同じくらいの長男くんを筆頭に、年の近いお子さんが3人いて、週末はお父さんが怒鳴る声が絶えないの、お隣さん・・・。
午後から2ヶ月ぶりの定期検診。前回の反省を生かして、大江戸線への乗換えを断念し、途中駅からタクシーに乗った。お金払う値打ちあり。楽だった。
娘には「明日は病院だよ」と昨日予告したおいた。いきたくない、いやだ、と愚図った娘、病院の入り口直前で「採血のときに1人にしないでくれ」という意味のことを言った。明るく返事できることが嬉しい。大丈夫、一緒にいられるよ。
採血も採尿も難なくこなした。最初でつまづかなければ、うまくいくものなのらしい。
肝心の値は前回からほぼ横ばい。ちょっとがっかりしたが、転院して、幼稚園生活が始まって、体調が不安定だったこの2ヶ月を思えば上出来と思うことにしよう。
最近のお困りは、三食とおやつのバランスがとりにくいことと、食べるのが遅いこと。と主治医に持ちかけたら「ちゃんとお母さんの作ったご飯食べなきゃだめ!」といきなり娘にびしっと・・・途端に娘号泣。
「お母さん甘やかしてるね」とカーサンにもダメ出し。うーん、その娘の反応、彼女の性質を知っていれば納得というか当然というか、それが甘いってことなんだろうか。
「ええ甘いんです御免なさい」と頭を下げるくらいの自覚を持っていなくちゃ、この路線は継続できないんだろうな、たぶん。
「厳しく」と「寄り添う」は両立可能?そろそろ路線変更の時期なんだろうか。ちょっと考え中。
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