日記帳

2005年08月26日(金) やられる日々

昨日から頭痛。夫夏季休暇中はさすがにPCに向かう時間も減る。今週月曜からの平常運転で、また画面に向かい過ぎたか・・と反省しつつ、幼稚園ママから借りた「ダヴィンチ・コード」上下巻を一気読み。ちっとも目の安静にはなっていない。
※「ダヴィンチ・コード」は薀蓄たっぷりのシドニィ・シェルダンって感じでした。

スガさんいいとも出演に気をとられて、J-WAVEの平井堅ちゃんライブ音源チェックを忘れる。今日は今日とて、幼稚園ママに誘われるままにお宅にお邪魔し、いいとものスキマチェックを忘れる。まさにシングルタスク。

そんなモウロクカーサンにとどめを刺すように、昨夜のTR2、スネオさんとスガさんの対談が、さあこれからってところでMD残量ゼロとなる。何やってんだよ>自分。

「変態と優等生の二本立て」とかなんとか、スネオさん相手にものすごく滑らかでナチュラルなスガさんだったのに。これからってとこでプツっと。

そのあとにスネオさんのJ-WAVEライブ音源があったはずなので、もうどうにもやりきれない。ファンサイトにラジオレポが投稿されるのをじっと待つことにする。そしたらnさん、お知らせしますね(もはや押し売り)。

やりきれないを解消しようと、買ってきたばかりの「ハチクロ」8巻を読む>大人なので、カルタ付きの方を購入。いい。とてつもなくいい。

いかん。骨の髄までやられとる。



2005年08月23日(火) とめどなく思い出すまま

しつこく昨日に追加。

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代々木の会場の周りにはアーティストグッズを売るテントが出ていた。一番人垣が出来ていて、テント自体も大きかったのがオレンジレンジ。ここで売っていたタオルを首にかけているファン多数。

ちなみにスガさんグッズテントは、端から二番目に若干ひっそりめに存在。売っていたのは、こないだのツアーグッズ数種類とスガマニアTシャツ。ええ、「sugamania」って胸に書いてあるの。サーモンピンクで、一瞬迷ったものの買わないファン、それは私。
※noirさんはカーネーションのいかしたTシャツをお召しだった。すげー素敵だった。うらやましかった。「sugamania」グッズの一連のテイストが・・・ぐぐぐ・・・。

私達のほかにもスガさんファンはいたのだが、誰も彼も遠巻きに眺めるばかり。売り場が空いているせいか、そのグッズの種類が少なくて近寄る必要性が無いからか。いや、スガファンは奥ゆかしいんですよ・・・と誰にとも無くつぶやき、見知らぬスガファンと微妙な空気を共有できた。ライブっていいですね。ほほほ。

しかし今になって、あのサーモンピンクがJ-WAVE LIVE限定色だったと知り、逃した魚は大きい気分になったりしている。あほやー。買っとけ買っとけ。

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帰りの山手線で、隣りに座ったのは二人連れの制服姿女子高生。オレンジレンジタオルを首に下げ、高揚してんだか普段からそうなのかわからんが、かなりのハイトーンで本日のライブについて熱く語り合っていた。あ、耳をやられていたんですかね。

「絶対○○(メンバーの名前)と目が合った」
「すごい近かったもん」
「うちら超目立ってたし」
「××のソロ最高」
「シャツの色がよかった」
「ほんとに好きなのは○○なのに、××の格好しか思い出せない」
「また行きたいね」
「っていうか絶対行くし」

彼女等と大差ない我が身を自覚。ファンっておもしろいね。



2005年08月22日(月) 2000+5

行ってまいりました、J−WAVE LIVE 2000+5!超長文につき失礼>これアップ出来るのか。

原宿駅の改札を出ると、ものすごい人の量。飲み物を確保しようと、自動販売機に長蛇の列。コンビニも客が入りきれずにドアの外まではみ出している。お、おじけづいてなんかいませんよ。大丈夫(←何が)。

海から帰ってきたばかりのnoirさんと無事落ち合い、道の向こうのドトールで食料と飲み物調達。まだ15時半だけどね、何時に終わるか見当もつかないからね。ゴスロリちゃんたちを踏まないように会場に向かう。

アリーナだっていうのにスタンド席から入場してしまい、一瞬びびる私達。どうにかアリーナにたどり着いた途端「なんだ、大丈夫だったね」「脅かしやがって!」くらいに鼻息を荒くしてみたりする。

席につくと、そこは前から6列目真正面。前は女の子二人連れ。いいロケーションじゃありませんか。喜ばしい反面、座ることは許されないかもという不安も若干よぎる。スガさんのときだけ立つってのは・・・だみ?だみなんだの?

ステージを挟んで左右に設置された大きいスクリーンに、出演アーティストのPVが流れる中、ステージではセッティングが着々と進んでいる。

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一人目は誰だろう。おお。森山直太朗。独特のテンションで斬り込み隊長の役目を果たす彼。舞台人ぽいオーラ。ミュージシャンていうだけじゃない感じ。まだまだピュアーな印象。音のバランスは素晴らしくよかった。声が映えてた。

「動」の面が相当激しい彼が、ピンスポの下で目を閉じてギターを抱えて「静」になってマイク前に立ったとき、ぐぐぐっと客席の集中力が高まったのがわかって驚いた。つかむってこういうことなのかもしれない。

あ、思い出してみたら、座っていられたのはこの森山くんのときだけだった。すみません。

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二番手スネオさん。おお!とnoirさんと元気よく立ったら、スネオさんと一直線。て、照れるなあ。

スネオさんは病み上がりのせいか元々なのか、華奢で小柄で抱きしめたら折れそう。「モッズを意識して」スーツ姿。玉虫色の裏地つき・夏用じゃないぜとオトナぶりを披露していた。ちなみに中は半そでシャツだった。クールビズ。

本当にきれいな声。そしてキレてるMC。なんなんだろう、このキレ加減は。置き去りでスネオさんが行ってしまう感じ。そんな中、さりげなくスガさんの名前も散りばめてみたりして、後ほどの楽屋インタビューで「トイレでとっちめられました」と告白していた。仲良しだなあ。

「じゃあ、さよなら」と言ってから最後の4曲目に入ったスネオさん。隣りでnoirさんが魂を抜かれている。私も度肝を抜かれっぱなし。まったくもって気をつけろ。美しいステージだった。お体お大事に。

「ワルツ」「テノヒラ」「フォーク」「空も忙しい」。


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次のステージセッティングの様子を見つつ遠いトイレへ旅立つnoirさん、さすが、ちゃんと休憩時間中に戻ってきた。そして三番目「ORANGE RANGE」!のコールを聞いてから席を立つ私。ほほほ。隣りのカップルにはヒンシュク買いまくり。トイレがらがら。ほほほ。

トイレに向かう間「音大きいな」と感じていたが、まさかこれほどとは。席に戻ってみると最早座るなんて許されないオーラが漂っている。わけわかんない感じで波に飲み込まれてみる。案外楽しい。しかし耳が痛い。歌詞は聞き取れずの大音量すぎ。ちとつらい。

「若いって素晴らしい」とうなづきあいつつ(ほんとか)ステージ上を眺める。中高生にゃたまらんだろうなあ。エネルギーエネルギーエネルギー。そんな8曲。

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次のセッティングを見つめる私達。真ん中にピックの張り付いたマイクスタンド、それを挟んで両脇に二本、右後方にピック付きがもう一本。キーボードセットも木目のオルガンぽいのが見える。間違いない、次はスガさんだ。オレンジレンジの後ですか。いいじゃないですか。

現れたのは、黄色いシャツ羽織って派手ジーンズのスガさん。案外立ってるお客さんが多くてほっとする。シカオちゃんコールも多い。J-WAVEはまだまだホームの雰囲気がある。

一曲目。しばらくギターをチューニングするかのようにいじり続け、どうしたかと思い始めた頃、暗転のままマイクに近づいた。「あれから、ぼくたちは・・・」って「夜空のムコウ」だ。おおおっ、わかりやすいを最優先したか。ツカミはオッケーか。あまりに意外で嬉しいやらとまどうやら。いや嬉しいすよ。

続いて「JUNE」(ギターチェンジのとき、ネックをマイクにぶつけて「ゴッ」と言わせ、手刀で「ゴメンゴメン」恐縮しまくるスガさん・・・かーいいー・・・)、「踊れるやついこう」と「秘密」「ストーリー」。

妖しい色合いの照明と、森さんのキーボードソロで踊らす踊らす。

そして森さんがオルガンを鳴らしてスガさんがMCに入る。それはもはや最近お約束となった宣教師降臨の合図。そして「奇跡」「夏陰」。

さあいよいよ「サナギ」が来る、と息を呑んだのも束の間、「またねー!」と明るく去っていくスガさん。えー。おいおいおい。

「奇跡」のプロモでJ-WAVEの番組に出たとき、「J-WAVE LIVEに来てくれるお客さんに公約」として「アノ曲をやります!」と語ったスガさん。ファンの間では「アノ曲」=「サナギ」(新曲マキシの三曲目)であろうという、勝手な憶測が飛び交っていて、私もそうであってほしいとそれはもう強く念じてきた。ああそれなのに。「夜空」のことだったのかな。「奇跡」じゃなかろう?

激しくテンションを落としてしまう私。勝手に期待して、お馬鹿さんだなあ。あっというますぎる。もっともっと聴きたいのに。
※そういや森山くんのとき、「では次が最後の曲」にええー!ヤダー!の客の声に反応して森山くんったら、「「ええ」とか「やだ」とか・・・、そんな子どもに育てた覚えはありませんっ」って。ふはは。

しかし「秘密」がこなれてきた。「JUNE」も。やっぱり最低でも1年くらいは時間が必要なのかな。というわけで(どういうわけで)今後の「奇跡」たちの成長に期待(←エラそうに)。

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ステージ上に「YUKI」と書かれたPAと同じくらいの大きさのボックスが置かれ、次はYUKIちゃんだとわかる。ボックスは小柄なYUKIちゃんが、キャパのでかさを意識しての「お立ち台」だった。

ジュディマリの頃、一度もライブに行かないまま解散してしまった彼女たち。密かに悔やんでいたのだ。こんなに近くで見れて嬉しいよ。

ああ、このコマネズミのような動き。客をあおるステージング。YUKIちゃんだなあ。「歓びの種」でぐっとくる。かなりぐっとくる。YUKIちゃん7曲。だんだん曲数が増えてくる。

「WAGON」「長い夢」「プリズム」「ドラマチック」「歓びの種」「JOY」「ハローグッバイ」。

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そしてトリはCHEMISTRY。「誰もケミストリー!とは叫ばないんだね」とひとり納得してnoirさんの腰を砕いてみる。

ところで、私達の隣のブロックに5〜6歳くらいの女の子がお母さんと来ていて、ライブが始まってからというもの、ずっとずっと彼女の動向が気になっていた。すでに直太朗の時点で座席のパイプ椅子に寝転んで「聴きたいのはコレじゃない」と全身でアピールしていた彼女。その後もずーっと生気なく、気の毒なほどだった彼女。

その彼女が立ち上がり、満面の笑みを湛え、J-WAVE LIVEのうちわを振り振り、ステージに集中して口ずさんですらいるじゃありませんか。ああよかった。おばちゃん心配したよ。ケミが大好きなんだね。よかったね、最後にたっぷり観れて。ちなみにどっちが好きなの。ちょっと気になる(向かって右の方に1000点)。

「わかりやすい曲をやります」と言って、ほんとにわかりやすい選曲で7曲、アンコール1曲。「誰が目当てで来たんですか」なんて堂々と尋ねちゃう若造たちに爪の垢を是非。

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ひでしーの楽屋インタビューで野球ネタから「どうせ「オマエはJ-POPの補欠」って言われたもん」とやや自虐的なスガさんが気になる。

こういうイベントで、客層からして「わかりやすい」を狙うのは演じる側の良心的なサービスだ。無論、スガさんにディナーショーを期待しちゃいない。彼がどこを目指そうと、ひたすら着いていくまでだし。

だけどさ、いっそ濃い濃いい濃いいいい!くらいのセットリストを代々木のステージでかましてほしかった。言うなれば「夜空」より「たいくつ/ゆううつ」を。わがまま言ってすみません。うーんうーん。なんか気難しいラーメン屋のおやじみたい>マイ言い草がね・・・。

始まったのが16時、終わってみたら21時。カーサン耳と足腰に来た。駅に向かう歩道橋の下り階段で膝が笑った(マジ)。まだ耳鳴りは続いている。

貴重な5時間をありがとう。「いっちょに行きたい」をなだめる車中で泣き寝入りした娘を夫に託して山手線に乗った。カーサンの夏休み、さいこー。

しかしもうちょっとnoirさんと語りたかった。ステージの間はSEの音が大きくて、耳もやられてて、ライブ終了後じゃ時間が遅すぎて。次回のお楽しみにとっておきます。



2005年08月20日(土) 秩父へ

帰省の翌日、夜になって夫がPCに向かっている。予感がする、予感がしますよ(火星人)。

「ここ行ってみない?」そらきた。どこですか。山ですか。秩父ですか。

夏休みのこの時期に、宿泊前日に余裕で予約できてしまう宿に(しかも二泊)一抹の不安を感じつつ出発。いやー遠い。埼玉県も広うござんす。

川遊びしたいので、娘にサンダルを買わねば。現地に近づいてから調達しようという夫の提案にのったおかげで、ホームセンターを何軒もはしごする羽目に。最後の最後で靴流通センターに遭遇、危ういところであった。ふひー。こんなんばっか。

お宿は荒川のかなーり上流で、もはや源流に近いと言ってもいいくらい。一旦川原に降りたものの、空気も水も冷たくて水遊びどころじゃない。お宿の人の話じゃ、日照時間がすこぶる短い土地なんだそうだ。納得。

お宿に着く手前、数キロ下流の道の駅周辺でも遊んでみたんだが、そちらの方が遊ぶにはよさげ。水がぬるいからか、なんかの稚魚らしき小魚がうようよ泳いでいたし。

というわけで、一日目は娘、ワンピースとパンツを二組濡らして終了。

二日目は最初から下流の方へ移動、水着とサンダルで武装して臨む娘。親二人は小魚捕獲に夢中>ちゃんと放してきました。

そうそう、下流に移動する途中で夫が急に車を停めた。「クワガタが落ちてる」と言って拾いに行き、ほんとにクワガタ拾ってきた。小魚を入れるつもりだったケースに入れてみる。

恥ずかしながら、カーサンこの手の虫系に疎遠でこの年まで来ちゃってねー。クワガタの闘争オーラに驚きましたよ。小さなプラケースの中で、透明な壁が敵になるのか、外から見つめるカーサン達を威嚇しているのか、すげーガッツ見せるのね。

お昼ごはんを食べたうどん屋でたまたま再会した、前夜同じ宿にご宿泊の、推定三歳男の子家族にクワガタを進呈した。いやうちじゃ飼えないし。それにキミ、やはり同じ宿の、他の小学生くんにクワガタ自慢されて悔しそうにしてたし。あのお兄ちゃんのクワガタよりでかかろう?>やなおばさん。

娘が「ハイ」と差し出すと、男の子よりむしろパパが顔を輝かして喜んでくれた。うどん屋の地元の兄ちゃんの見立てでは、ミヤマクワガタでもでっかい方だそうだ。めでたしめでたし。

なんで落ちてたんかねー、道路に。「こんな木くらいたやすいものじゃ」「長老、無茶だ!」「なんのこれしき」ぽとん。「長老ー!!」キキーッ(ブレーキね)車が停まり、拾われてしまう長老。嗚呼!なんてなー。

三日目は娘も疲れがたまったのか、短時間川原で遊んだだけで「おうち帰る」と言い出した。車中熟睡。・・・カーサンも。ふほほ。

危惧したお宿もお値段考えれば充分合格点だったし、温泉も入れたし。唐突な二泊三日は楽しうございました。



2005年08月17日(水) 帰省終了〜

12日から大阪に帰省し、昨晩帰宅した。大阪は覚悟していたような猛暑ではなく、曇ったり雨が降ったりで気温も低めで助かった。

そんな天候だったので、いつものお出かけ全開モードにはならず、家で甲子園や世界陸上や吉本新喜劇を見たりして、のんびり過ごした。「物足りなかったのでは」と義母からちょっぴり残念そうなメールをもらったが、とんでもございません。充分楽しうございました。

つぶやいた方で察しのよい方はお気づきかと思うが、今回カーサンとんでもない忘れ物をして肝を冷やした。どうしていいかわからない気持ちになるのではっきりと忘れ物のブツの固有名詞は避けるが、娘はコレで生きているんだなあと改めて思い知らされた。

忘れ物を取りに帰って、夫は新幹線ニ往復ですよ。4泊だし、と保険証関係を持たなかったのも大間違いだった。持参していれば、現地病院で確保することも出来たかもしれない。主治医に連絡して、そっちから手を廻してもらうことも考えたが、ううう、なにしろ忘れないことだよ>自分。

小学校以来、忘れ物女王である自覚はあった。「絶対忘れられないもの」が出来て早1年、今まで忘れなかったことがある意味不思議ですらあるんだが。いや、気の緩みなんだろうな。スガスガシカシカ浮かれてたからなんだろうな。

肝に銘じる帰省であった。


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