日記帳

2005年10月06日(木) 低気圧

先週末は横浜の海近くの公園で楽しくバーベキューしたり、週が明けてからは風邪でダウンしたりしていた。人生上がったり下がったり。

何とか回復してきた今日は、親子遠足で芋掘りに行く予定だったのだが延期。延期はともかく次回振り替えの予定が未定って何故なんだろう。毎年のことなんだから、やり方があるだろうに。と、娘と食べるはずだったおにぎりを、自宅の食卓でひとりぼそぼそと食べながらぼんやり考える。

娘、いつもより30分以上早く起きてきて、開口一番「おいもほりは?」それはそれは楽しみにしていたのに。

7時過ぎに連絡網が来て「行きます」、ええっ、こんなに雨降ってるのに?
8時頃連絡網が再び来て「延期です」、ええっ、晴れそうになってきたのに?お弁当作ったのに?

朝からことごとく予想が外れるなりゆきに、カーサン首を傾げてたらなんだかくたびれた。まだ風邪が残ってるってことにしとけ。

さて、毎週水曜日は午前保育。お友達と遊ぶことも多いが、昨日は遠足に向け母子ともに体力温存策を取りずっと家にいた。雨だったからどこにも出られず、徐々に空気が澱んでしまって娘のささいな嘘でキレる。

カーサンにとっては「ささいな」ではなく「ピンポイントで最もして欲しくない」嘘だったので、結局娘を泣かすまで怒った。あれは「叱った」ではなく、「怒った」だった。

こんなに怒っているんだ、それくらいその嘘は嫌なんだ、わかってくれ、伝わってくれ、と動機づけて自分の怒りを正当化したけど、いつものことだが「強いのはどっちだかわからせる」だけの効果しかなかったのでは>我が家は恐怖政治。

感情的にならずに叱るなんて、ふつふつと怒っているその時には出来ない。あとから「さっきはね」と改まって話すくらいしか。これじゃ遅いんでしょう?

まだ夫と結婚してなかった頃、喧嘩したりして気まずくなると「嘘でもいいから「ごめん」と言ってほしい」と要求したこともあった若き日のカーサンであったが、娘の「はい」「はい」という返事(これもカーサンが娘に要求したことで、娘は忠実に守っている)を聞きながら「本当にわかっているのかー」と更にキレそうになる。なんて理不尽なんでしょう。

カーサンの怒りの渦は激しくて、ラピュタの竜の巣のようだ。温帯低気圧になるまで、どうやってやり過ごしたらいいか、途方に暮れる今日この頃。



2005年09月30日(金) まとめ日記

●火曜日
幼稚園の運動会。娘の通っている園では「運動会」と呼ばない。なんかポリシーがあるらしい。ま、便宜上、ここでは運動会と呼ぶ。

実家じじばばが月末繁忙期だというのに朝から駆けつける。愛だ。終わってお昼を食べて、そそくさと帰っていった。いつになったら「娘の家」で落ち着いて過ごせるようになるのだろう。あ、もてなしの心が足りないのか。お昼ヒヤムギゆでただけだったし。

そうそう運動会よ。年少さんの体操服姿ってだけでかわいいのに、それが身長順に並んで準備体操で腰なんか振られた日にゃあーた。久方ぶりに一眼レフが活躍しましたよ。ちゃんと撮れただろうか。最近デジカメに頼りすぎだ。

各学年が2種目ずつ、未就園児ちゃんの参加種目が1つ、運動会は午前中にさっくり終了。点数をつけるでなし、赤白とか色分けするでなし、競技毎に順位を発表するのみ。のんびりしてていいけど。小学校になったら燃えるのかしら>カーサンが。

カーサンも親子競技でダンボール製のキャタピラに四つんばいで突進。前が見えないので斜めに突進。距離をロスしたぞ。来年は玉入れ程度になるらしい。年少の保護者だからって若くて体力あると思うなよ。

娘は「できないもん」とふてくされることもなく(大いに懸念していた)、まあまあにこやかに参加していた。よしよし。

途中、カーサン役員さんのお仕事で年少さんのトイレ係を仰せつかったのだが、そのときだけ娘グズグズまとわりついてきた。貫一お宮状態。

直前に園児休憩でオレンジジュースが配られたのと、低血糖を避けようと朝の注射を少なめにしたのが裏目に出て、多少高血糖になっていたせい・・・ということにして、たまたまタイミングよくそばにいたのだから、と追加打ちして事なきを得た。ふう。

オレンジジュースが配られることは事前のお知らせで知っていて、低血糖を避けるには丁度いいや、と担任の先生に何のコメントもしなかったのだが、かえって心配させてしまったらしい。反省。紙パックのオレンジジュース程度で具合が悪くなるなんて、あんまり思いつかないものなんだろう。こちらから喚起しとくべきだった。

写真の現像が楽しみだー。

●水曜日
ママさんバレー。前日のキャタピラ競技で体力を消耗したまま参加。

●木曜日
例のヨガと天秤にかけるべく、ダンベル体操に参加。体力消耗度に加速がつく。

前夜から娘が洟垂れになったので、小児科経由で登園させ、ダンベルに遅刻。遅刻してもあの消耗度。最初から参加していたらどうなっていたことやら。

前日のソフトバレーといい、この日のダンベルといい、運動した直後は体調がよくて満足するのだが、夜になってから必ず頭痛になるので困る。

偏頭痛なのか、血行がよくなったせいなのか、娘の風邪をもらったのか、季節のアレルギー系頭痛なのか、最近頭痛の原因カードが多すぎてどれだか自分で特定できない。これか、とテケトーに狙いを定めて対症的に薬を飲んで、すっぱり外したときの悲惨といったら目も当てられない。ロシアン頭痛薬。

夫に不調を訴えると「毒が出てんだろ、そのうちすっきりする」と却って頭痛を歓迎している風情なので軽くむかつく。阪神優勝で1人祝い酒な夫をリビングに残し、とっとと布団をかぶった。
※虎が優勝しそうな晩には早く帰宅できるってどういうことですかね。ぷりぷり。1人で飲んでろ。

今週は生理とも重なって、カーサン的には限界に挑戦的な日々だった。・・・大袈裟よね。

しかしアレだ、生理前後で最低一週間低調となると、1ヶ月の4分の1は体調が悪いのかとげんなりする。4ヶ月のうち1ヶ月はだめってこと?日数を集約して考えちゃだめだな。損した気分になる。



2005年09月26日(月) ほぼ日の罠

ほぼ日手帳を申し込んでしまった。思うツボツボツボ・・・。

記録をとるのが好きなんだと思う。学生の頃はノートを如何に美しく取るかに、授業中のエネルギーのほとんどを注いでいた。中身の充実というより、見た目重視の本末転倒型。特に世界史とドイツ語。

結婚してからは、ずっと家計簿をつけている。お金の使い方で、その日の過ごし方がだいたいわかる。通行料払ってれば高速に乗ったんだな、遠出したんだな、とか、出費ゼロなら体調不良かな、とか。

娘が発症してからは、血糖値の記録もつけるようになった。転院してからは、プラス注射の種類・量・食事の記録もつけている。たまーに苦になるときもあるが、おおむね面白がっている。傾向と対策を実地で確認できる作業なんて、生活の中にそうそうあるもんじゃない。←けしからんと思ってもメールはしないでね。

ネットではつぶやき、別館でもメモり、日記で吐き出し。

これ以上、これ以上、私は一体に何を記録するというのでしょう。手帳に何を書き込むのでしょう。

あ、スガさんのスケジュールは基本ね(どこまでも馬鹿)。ってそれも既にリビングのカレンダーに書き込んでるじゃないか。ほほほ。



2005年09月25日(日) 雨の横浜

三連休の真ん中、カーサン横浜へ山崎まさよしオーキャンに参加。

オーガスタの若手さん二組がオープニングアクトという告知だったので、本編開始一時間前に現地到着、腹ごしらえをして・・・と会場へ向かうその途中、聴こえてきたのは「JUNE」。スガさんだ。しかも一緒に行った友人の方が先に気付いた。

腹ごしらえも何も、とにかく会場に突っ込む。「奇跡」「アーケード」とギター一本で気持ちよさそうに歌うスガさん。SLSより声が伸びてる。よかった。と思ってる間に終了。・・・。

「たぶんもうすぐ雨も止んで、今日はいいライブになるよ」とステージを去っていったその後、雨が本格化。会場内は傘禁止なので、レインコートのみで待つこと数分、その間に雨風共に強くなってきて、あの、顔をあげられないくらいひどいんですが。レインコートの縫い目から雨が浸み込んできて、濡れた上に海風で寒くて震えが止まらないんですが。

ややしばらくして登場した山崎氏「ペンギンのように温まろうぜー」と一言。ほんとにね。ペンギンの大群ですよ。

すみません。3曲ともたずに一時戦線離脱しました。温かいラーメン食べて、着替えのジーンズを買いに走る。乾いた服って暖かい。

会場の外にいても、野外だから充分聴こえてくる。たまたま居合わせた人たちが、赤レンガ倉庫の屋根の下で雨宿りしながら聴いている。野外っていいなあ。

が、再度挑戦。傘を畳んで会場内へ戻る。席は最後部のブロックで、唯一椅子席だったんだけど、もう風がしのぎやすいところならどこでもいいや。通路に立つ人多数なので、そこに紛れる。

途中、タンカで運ばれる女性に遭遇。寒いし立ちっぱなしだし、気の毒に。顔色真っ白だった。サバイバル横浜。

山崎氏はピアノでも聴かせる。もちろんギターは神業級だし、ブルースハープも素晴らしい。のどもタフだ。3時間半、すごい。

「心拍数」とアンコールの「パンを焼く」がよかった。

大阪ではオーキャン恒例、福耳の「星のかけらを」があったそうなので、じっと待つ。ちょっとやましい気分。

そしてアンコールの「セロリ」途中で「お祝いにかけつけた仲間たち」として登場したのが、オープニングアクトの二組長沢知之・アナム&マキと、スキマスイッチ、COIL、スガさん。杏子姉さんがいない。福耳はないか・・・。

スガさんがひたすら手刀で謝っている。この雨男め。・・・かわいいじゃないか(馬鹿)。

そして「根無し草ラプソディ」。スガさんのハモリもはまっていてかっちょええ。

山崎氏へのサプライズで、ひとりずつ「おめでとう」コメントとお花贈呈。
※長沢くん「10年間おつかれさまでした」と言っておいしいところをかっさらう>「終わるんかい!」と山崎氏素早いツッコミ。

オーガスタはほんとに仲良しだなあ。アナマキも「泣きそうです」と頭をなでられてたし、COILは「オリコン一位おめでとう」「それはスキマや!」、スガさんは「八月のクリスマス」を宣伝しつつ、長話しそうになるのを途中で止めて、「オメデトー!」と照れ隠しのように甲高く叫んでハグし合い。うん、ハグはみんなしてた。

最後にオーガスタの名物社長ジャイアンが登場、「ここに来られなかった杏子、元ちとせ、あらきゆうこに野孤禅、親愛なるスタッフたち、そしてテレビの前の皆さんを代表して」と花束贈呈。会場のペンギンたちが「おめでとう!」とご唱和。

「もう一回言おう!」ってスガさんが「10周年!」会場ペンギン「おめでとう!」で、花火がドーン。

山崎氏の表情がなんともよかった。

スガさんのライブでは、ライブ中にカーサンショートしちゃって後日まで使い物にならないんだけど、山崎氏のライブは遠赤外線のようにじわりじわりと効いてくる感じ。さすがオーガスタの太陽だ。

10周年、おめでとう。スガさん、あと3年だね?



2005年09月19日(月) 野音

この連休は、半月ぶりにスガさんの露出が続く「録画連休」。

一発目は土曜日のap bank fes。ええ、この為だけに、フジ721のお支払いをしましたよ。うちの有線では別途お支払いしないと見られないチャンネルなのだ。

これはまだ録ったままで観ていない。お楽しみ。

二発目は日曜日の日比谷野音でのSLS。沖縄でのオーキャンがまだ未発表だったときに、コレと今週末の山崎まさよしオーキャン横浜を天秤にかけて蹴ったライブだ。

娘と夫が光化学スモッグ発令しかねない空模様の下、公園に行った隙にチェック。

ああ、スガさん楽しそうだね。野音ていうのは、特別な場所かもね。

と、カーサンがやられたのはその後、大トリのキヨシローだった。

中高の友人が当時キヨシローのファンだったが、カーサン特にコンサートに行ったこともない。でも、新宿や渋谷のライブハウスに行くのが楽しくてたまらなかった当時のカーサンにとって、野音はやはり特別なところだ。

そんなのがシンクロするんだか何なんだか、キヨシローで泣かされた。スガさんでは泣かなかったくせに。むしろハラハラしたよ・・・歌詞すっ飛ばしても、うまいこと誤魔化してたなあ>スガさん。

キヨシローが汗をぽたぽた落としていて、カーサンは涙ぐみつつ「ウォータープルーフな化粧品使ってるんだなあ」なんてアホなことを思っていた。

キヨシロー、チャボ、麗蘭、スライダース、シナロケ、鮎川さーん!・・・とイモヅルでしまいこんでいた80'S(なのか?)な引き出しがオープン。

野音てすごい所だねえ。何故蹴ったかなあ。

ちなみに三発目のラジオは録音し損ねた。あいたた。


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