日記帳

2005年10月31日(月) いもほり遠足

娘もカーサンも調子がイマイチ、天気も悪いとくれば、いっそ大雨で遠足が中止になってしまえばいいのに、と願うのが人情ってものではないだろうか。違うね?保護者としてそれは違うね?

日頃の行いがあまりに良いので、曇り空ながらも遠足は決行。途中から天気も上向きに転じたが、カーサンは上昇どころか下降下降。家に着くなりソファで撃沈。「おかーちゃーん、おきてー、ねないでー」と娘が懇願する声がくるまった布団越しに聞こえる。すまん。ほんとに頭痛のときはどうしようもないのだ。許せ。

遠足はお芋掘りで、バスで近場の農家と幼稚園を往復という楽チンな道中だったのだが、風邪が流行りつつある娘のクラスのバスの中はそこここでマーライオンが発生。頭痛で真っ青になっているおかあさんもいた。サバイバル芋掘り。

おかげさまで美味しいおいものおみそしるが出来た。ということにしておこう。



2005年10月30日(日) 脇シップ

ある朝起きたら、脇腹に激痛が。咳のしすぎでついに筋肉痛になったらしい。

かれこれ咳が出始めてから3週間。無いに等しい腹筋のくせに、こんなときだけ存在を主張するのが憎い。

真っ直ぐ立っていても痛い。ちょっとでも体をひねると痛い。くしゃみや咳が出ようものなら、ぴきーんと強烈に痛みが走る。なんなの。アタシが何をしたっていうの。

「ヘックション、痛い!」「ごほごほっ、痛い!」とたんびたんびに夫にアピールしていたら、「湿布でも貼っとけ」とサロンパスを差し出された。

こんなので治るわけないじゃない。肋骨折れてるかもしれないのよ。

などと鼻白みつつ、脇腹にぴた。冷たくて身を捩りそうになるが、それもまた痛いので息を詰めてしのぐ。右脇腹に4枚貼りました。

するとどうでしょう。痛みが消えてきたじゃありませんか。ちょっと悔しい。

皆さん、咳のしすぎの筋肉痛には脇シップですよ。四角くかぶれるのが玉にキズ。



2005年10月26日(水) スガネタです

「おはよーございます。
一足はやく沖縄入りして、リハーサルです。
羽田で朝からビールとカレー!!」

「昨日のオーキャンは、今までのキャンプの中でも歴史に残る充実したものになったのではないでしょうか?
詳しくは、シカタイで書きます。
明けて今日は、一日オフでみんなでビーチに散歩。沖縄さいこー(^^)v!」

「今日も朝からジーマー豆腐とビールとモズク酢・・・もう、お酒いいです・・・ずっと飲み続けました沖縄。」

以上、スガさんのオフィシャルサイトBBSへの本人投稿より。いつも写真付きの投稿で、実に楽しそうです。スガさんも沖縄に来たの、今回が生まれて初めてだったんだって。はしゃいでますね。かわいいですね(何かを丸出し)。

ちなみに月曜日のラジオは、明らかに酒ヤケした声で、酒の抜けきってないテンションで、妙にリラックスしたオンエアとなっておりました。その声がまたいいんだ(また丸出し)。

録音して火曜日に聴くのが習慣になっている。ちょうどその火曜日に、幼稚園役員関係で凹むことがあったので、イヤホンから聴こえてくる声に慰められた。

カーサンの琴線にばっちりぐっと触れまくる、そんな周波数を持つ男、スガシカオ。恐るべし。ほほほ。



2005年10月25日(火) 沖縄その2

日曜日。

夜中に寒くてトレーナーを重ね着しただの、がたがた震えが来ただの、40度近くまで発熱しちゃってさあ、と夫がにこやかに報告してくる朝。はかりしれない>荒療治派。

観光しなくてもいいから、ずっと部屋で休んでもいいから、と午前中娘と露天風呂に入ったり、コインランドリーで洗濯したり、とまったり過ごしていたら、「午後から水族館に行こう」と夫が言う。はかりしれん。

お宿から結構遠いんだ>水族館。沖縄に高速道路があるって初めて知りましたよ。

ジンベイザメやマンタより、娘は濃厚なストロベリーアイスクリームに夢中。水族館の外の遊具で大はしゃぎ。ま、親の思惑や入館料なんて、娘にはどうでもいいことですもんね。

お宿へ戻りがてら、夕飯を食べるところを探す。沖縄に行く前には、ガイドブックが食べるところの紹介ばかりでややうんざりしたものだが、これほど有難い情報はないね。

お宿のちょい手前で、リゾートホテルのそばの沖縄料理屋さんに決める。駐車場はどこだ、とうろうろしていたら、「オーガスタ」と大きく書いた画用紙を持ってたたずむお姉さんが。ここのホテルで打ち上げですか。いっそ参加してもいいですか。子連れですけども。

お店はホテルの手前に位置しているので、入り待ちするにはぴったりなんだが、あいにく店内に入ると窓から離れていてご一行が到着する瞬間をキャッチすることは出来なかった。当たり前です。

なんとなく決めた割にはこのお店が当たりで、黒豚やお豆腐その他を美味しく頂いた。お店の女性が親切で、写真まで撮ってくれるサービスっぷり。デザートはお二階へ移動する仕組みで、途中の階段には阪神選手のサインがいくつか飾ってあって夫が食い付いていた。二階でサーブしてくれた男性が竹之内似のイケメンで、カーサンもほくほく。おいおい。

月曜日。
お昼ごろの飛行機で東京に戻る。那覇でも羽田でもきょろきょろしたが、ファミシュガご一行様の姿を見かけることはなかった。

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初めての沖縄で驚いたこと。海と基地と高速道路と運転マナーと保育園。黒い戦闘機がびゅんびゅん上空を飛んでて、地元の人が運転する車はすげーロハスな(意味違うね)スピードで、家が四角くておばちゃんたちの髪型がかわいくて、保育園がいっぱいあって南国な花がいっぱい咲いてた。食べるところは無くても、保育園は必ず見かけたような気すらする。

今回は目的や体調からして観光するどころじゃなかったけれど、次回また来ることがあったら、ちゃんと名所にも行ってみたい。

父方の祖父は沖縄よりずっとずっと南方で戦死している。夫の母方の叔父は沖縄で戦死している。戦闘機を見上げながら、そんなことも頭をかすめた。

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あと、娘は初ライブだったわけなんだけど、野外で後ろの方の席だと耳が痛くなくていいかもしれない。会場では耳に綿を詰めてるお子様を何人も見かけたわ。

スガさんが始まったころに娘は夫の抱っこでうとうと眠り始め、最後の「セロリ」あたりで復活していた。まさやんで抱っこを交替。夫もまさやんは聴きたがっていたので。

帰宅してから「オーガスタキャンプ」で検索をかけたり、スガさんを「盛り上げ役に徹してたね」と評するあたり、夫も沖縄オーキャンを楽しんでくれたようだ。よかったよかった。

但し、風邪悪化というお釣りが付いてきたけどね。早く治そう>一家三人。

しゃべると咳き込むから、無口な旅だったわ。



2005年10月24日(月) 沖縄その1

金曜日から沖縄に行って、今日の夕方帰宅した。

出発前、カーサン風邪が長引いていたのに加え、夫も風邪を引き始め、娘も鼻水と咳が・・・。耳鼻科の先生に「飛行機に乗ったら急性中耳炎になるかも」と指摘されて行く気が90%萎えた。

が、そこは荒療治派の男>夫。沖縄行きを中止して家で悶々とするよりましだ!と断言。中耳炎になったら沖縄の耳鼻科に連れていこう、とまで。

カーサン自分の趣味(オーキャン)で沖縄行きを目論んだもんだから、そうやって夫に背中を押してもらわないと飛行機に乗れなかった。相変わらずずるいな>自分。

ノンシュガーの飴と、耳鼻科で貰った薬が頼りだ。鼻水を抑えれば耳にもいくらか優しいだろう。血糖値は乱高下で、測定しまくり追加打ちしまくりの沖縄4日間だったが、娘も夫も楽しかったと言ってくれた。ありがとう。中耳炎も避けられたようだ(明日耳鼻科で確認してきます)。

よいこのみなさんは、もちろん真似をしてはいけません。

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金曜日。

開催前日の会場を下見に行った。レンタカーだったので駐車場とか気になったのだ。ついでに砂浜も散歩。海が青い。衝撃的に青い。

なんだか大きい音が聞こえてくるなあ、とぼんやり思ってたら、この声はCOILではないか。リハやってるんだ。一気に興奮するカーサン。おかげで生理が来た(無関係)。

COILのあとはまさやんの声が聴こえてきた。娘が敷地内の公園で遊ぶ間に二曲堪能。スガさんの声は本番当日までお預けだ。

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土曜日。

午前中は宿泊したホテル近くの砂浜で遊ぶ。砂浜にカーサンを連れてきたら、拾うよ、拾いまくるよ、貝殻を。足元ばっかり見て、どこまでも移動していってしまう習性あり。

拾った貝殻が手の平でもぞもぞするなあ、と思ってよく見たらやどかりがいた。生まれて初めてのご対面。やどかり、小さくてかわいかった。

砂浜を引き上げる直前にグラスボートに乗った。軽く酔ったままオーキャン会場へ向かう。へろへろ〜。

観光客全開モードだったので、不注意にもカメラを持ったまま会場に入ろうとしてストップを食らう。非常食として買い溜めた食品も持ち込み不可で、カメラと共にコインロッカーへ。あほやー。

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会場内へ。

日比谷の野音を少し大きくしたくらいの、こじんまりとしたキャパ。モニタービジョンなんてありませんよ。一番後ろの芝生席だけど、肉眼でステージが見える距離。

二組ほどオープニングアクトがあったあと、COIL登場。なんかかっこいいぞー。なんだこのかっこよさは。

ソデに沼澤さんがずっと居た。そっちが気になって仕方ない。

そして要塞キーボードセットが出てきて、スガさん。おおっ会場内総立ち。うれしいのう。

・「JUNE」
・「僕の大ヒット曲の数々の中からハハハ」って乾いた笑い交じりのMCを挟んで「ヒットチャートをかけぬけろ」
・「夜空ノムコウ」
・「奇跡」
・「ストーリー」
・「青空」

途中、ドラムの沼澤さんが「いいじゃないですかあ」と言ってるのが聞こえた。私語の多いバンドだ。大好きだ。

元ちとせ。
すごい。すごすぎる。飲み込まれた。吸い込まれた。
おかえり、ちーちゃん。

まさやん。
最初ゲンタさんがいなくて、キタローさんと二人でスタート。風が強くて、ステージ上のシタールみたいな楽器が常に鳴っているのが聞こえて不思議な状態に。

「げんちゃーん」とわざとらしくソデに向かって叫び、出てきたのがちーちゃん。「元と書いて・・・」と笑いを取る。

最後の曲の前あたりでようやく登場したゲンタさん。嘘かほんとか、南米に行っていて、例の巨大ハリケーンをかいくぐって3日がかりで沖縄に来たそうな。楽しそうな人たちだ。曲数少なかった。「根無し草」がほんとに楽しそうだった。

杏子。元気いっぱい。コメント少なくてすみません。

そして杏子姉さんに「雨男」呼ばわりされてスガさん再登場。「イジメテミタイ」でエロく絡む。

全員出てきて、「セロリ」と「星のかけら」。

なんかねえ。娘を左手で抱っこしながら「星のかけら」で右手を振ってたら、「一回りしたなあ」としみじみしてしまった。

去年の5月だったっけか、初めてTVの収録で聴いたスガさんの声が「星のかけら」だった。あれから起きたことが、ぱーっと頭の中に湧いてきて、去年のオーキャンのこととか、今年のJ-WAVE LIVEのこととか、考えていた。

花火は上がらなかったけど、最後はみんながステージ上で手をつないでいつものカーテンコール的お辞儀。一緒に会場もバンザイして、アットホームでいい感じのライブだった。

カーサンこれで両腕筋肉痛。夫発熱。

明日に続く。


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