日記帳

2006年01月18日(水) 手紙

年賀状が来ないなあと残念に思っていた年上の友人から、封書でお手紙が届いた。住所違いで返送されてしまい、遅くなってごめんねと書いてあった。

封筒を開けたとたん、ふっとよい香りがした。鳩居堂の香りというか、匂い袋の香り。便箋がそういう便箋らしい。

彼女と知り合ったのは阪神大震災の直後の京都。一ヶ月間の寮生活で、同室になったりもした。

お手紙が届いたのが11年目のメモリアルデーその日で、なんだか符合みたいなものを感じてしまった。

彼女の字で彼女の言葉を読むと、声が聴こえてくるみたいで何回も読み返した。

手紙ってすごいなあ。





2006年01月17日(火) 謎と運動

ミシンショップの謎に首をかしげる昨日今日。

問い合わせメールには、とんちんかんながらも迅速に返信をよこしたというのに、ミシン屋のサイト上にあった申し込み用送信フォームから買いたい旨送ったら、うんともすんとも反応ナッシング。年中無休、24時間受付なのにー。謎だ。

一日に何回もメーラーを立ち上げてしまう。

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午前中、幼稚園ママと申し合わせてダンベル体操なるものに体験参加。カーサンへなちょこだからダンベル無しで。手ぶらであんなにきついのよ、負荷かけたらどうかなってしまいそう。

ダンベル体操といっても、イチニ・イチニ、というのじゃなくて、エアロビみたいなこう、なんていうの、そういう感じなんですよ。ぴょんぴょんステップしながら手も振ってみましょう、みたいなさ。

足だけで精一杯ざんすのよ。手をつけると明らかにぎくしゃくとおかしいんですよ。

マッチのすにーかーぶるーす♪ジーグザグザグ、ジグザグジグザグ、が出来なくて妙に愛らしくなる夫をネタにして、さんざ面白がってきたカーサンだが、夫と同レベルだねこりゃ。カーサンの後ろに位置していた人はさぞ面白かったろう。

今は血行がよくなってすっきりしてるけど、明日は筋肉痛なのかな。それとも頭痛かな。と暗い予想ばかり立ててしまう万年運動不足生活。続けて通ったらマシになるかしら。



2006年01月15日(日) ムーミン公園

土曜日に入った仮歯も軽やかに、久しぶりにドライブ。おとーさんと娘の二人でかつて遊びに行ったことのある、あけぼの公園に行ってきました。写真連発失礼します。

飯能市は入間川のそば、山の斜面にあるこの公園、テーマがムーミンなんですよ奥さん。入場無料。

坂を上ってレッツゴー。見えてきた見えてきた。



途中のコンビニで買ったおにぎり他で、まずは腹ごしらえ。前日の雨で地面が湿っているけど、暖かい陽気のおかげでピクニック気分。空は青いし、葉っぱの匂いはするし、いいかんじだ。
ぱくつく娘。


大きな建物は3つあって、まずは子ども劇場へ。上の写真で娘に隠れるように映ってる建物。時間を選べばおもちゃ手作り企画にも参加できるらしい。階下のトイレへのアプローチも素晴らしい。水面が近いって面白いねえ。わかりにくい説明で申し訳ない。

そして娘含め、オコサマが突進するのがムーミン屋敷。
こちらでございます。


階段やら小さい部屋やら、迷路のように入り組んだ内部、今の季節は暖炉で暖めてくれている。調度品も北欧の匂いがぷんぷんするものばかり。遊び心が炸裂したでっかいおもちゃみたいだ。

階段の手すりにかたつむりがいたり。


ドアにムーミンがいたり。


同じドアの裏にスナフキンがいたり。


カーサンと一周して、もう一度とせがんでおとーさんと一周して、まだ遊びたいという娘をひっぺがすようにして森の家という建物にも行ってみた。小さい図書館みたいだった。

森の家とは逆方向に小さい建物がもうひとつ。小川の上に橋で渡っていける。ひたすら往復している幸福そうな坊ちゃん(推定2歳未満)が、窓から顔を出してはにんまりしていた。

逆光で失礼。しかしまあなんとも美しい風景だったよ。


むしろオコサンより目を輝かせているおばあちゃんとかもお見かけした。山の斜面を上手に使って、小川のせせらぎが聞こえたり、夏には水遊びもできるとか。枯れた木々と青空っていうのもきれいだったけど、夏もいいかもしれないなあ。

往復の道もかつてないほど空いていて、快適なドライブであった。



2006年01月11日(水) 歯とミシン

「前歯の修復にはお金かけてください」と夫がうなだれる火曜日の夜。

休日診療所の歯医者さんに、こういうときの一般的な治療の流れを大まかに尋ねたところ、歯の土台を残すとなったら→神経を抜くか否かの判断・治療→仮歯を被せる→仮じゃない歯を被せる、で、最後の仮じゃない歯は保険外診療になるだろうとのこと←差し歯っていうのかしら?

周りの歯と色を似せる技術は保険外なんだって。カーサンの歯、グレーがかっていて割と特殊な色合いなんだって。

昨日改めて近所の歯医者に行き、神経を抜くという段階まで終了。土曜日には仮歯が入る予定。

ちなみに近所の歯医者さん、予約無しで飛び込んだ>迷惑な。「予約でいっぱいなんですよね」と明らかに困惑顔の受付嬢に、「歯が折れまして」とマスクを外した途端、「少々お待ちください、センセーイ・・・」って訊きに行ってくれた。口裂け女効果と呼ぼう。

今まで娘の前歯で通っていた、若干遠い歯医者さんも感じのよい先生だが、このご近所歯医者さんも雰囲気よさげだ。説明も丁寧だし、レントゲン撮るときに先生の指でネガ(って言う?)を押さえたまま、レントゲン室に二人向き合った状態で撮影。ちょっとびっくりー。

歯型を取って、一週間くらいで仮歯が入るという話だったのに、次回の予約を土曜日にねじこんでくれた。受付嬢がわたわたしていた。歯ッ欠け患者の気持ちをよくおわかりで。一日でも早く仮歯プリーズなカーサンの希望を汲み取ってくれたようで嬉しかった。

神経を抜いたので痛みはゼロ。ただ神経抜くと歯の色が変わるとか、長持ちしないとかって聞いたことがある。そういうものなんでしょうかねえ。ちょっとドキドキするね。

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治療費に糸目はつけないとお墨付きをもらっても、ミシンを買いたいという気持ちは萎えません。ちっともよ。

カーサンが不満なのはファスナー押さえが付かない構造であること、音が大きいこと、糸駒が使いにくいこと、パワーが無いこと、押さえがあまり上がらないこと。

プラス「縫い目がきれい」と「単純に欲しい」という憧れとがないまぜになって、これまで職業用が欲しいとひたすら思っていて実際に触ってまでみたけど、そうすると今のミシンも併用することになる。あんまり意味なくないか?

作るものは洋服よりも小物が多いと思う。長い距離は縫わないだろう。職業用のメリットがあまり活きないのではないか。

と考えた末、家庭用の上位機種(上位といっても今のミシンを考えたらたいがいの世のミシンは上位機種になる)、刺繍機能は要らない、フリーアームが欲しい、となるとJUKIのHZL−T400・・・。JUKIというネームで「憧れ」が満足するしー。

と夫につぶやくと、「家庭用?職業用じゃなかったの?」。わざわざシュプール(JUKIの職業用ミシン)を触りに行くよ、と妻に付き合わされたあの日曜日はなんだったんだ、という顔。「あとで職業用が欲しくなるんじゃないの」と妻の熟慮を一撃で吹き飛ばした。くっそー。

というわけで、まだまだ熟慮は続く。ああどこまでも。



2006年01月10日(火) 前歯折れるの巻

新年早々痛い話が続いて恐縮です。前歯が折れました。前歯が進んで自ら折れるわけがない。正確には「折った」のです。ええもちろん。

自転車で親子三人買い物に行った帰り道、夫の自転車には荷物も娘も積めない(要するに使えない)ので、いつも通りえっちら重い自転車を漕ぐカーサン。上り坂がきついのよ・・とぼやいたところ、夫が自分も自転車漕ぎつつカーサンの前カゴをつかんでぐいぐい引っ張った。

やめてやめて、絶対バランス崩すからーと叫んだのも空しくそのままゆっくりとしかし立て直し不可能なベクトルで転倒。道路の端の方で、倒れた先がたまたま工事中の鉄柵。自転車から手を離さず倒れたので、顔面で鉄柵にコンニチワー。かっちーん、と衝撃があって、口の中がざらざらになった。

後部座席の娘は足が痛いと泣いている。夫が助け起こして確かめたが、幸い傷には至っていない様子。ああよかった。せめてゆっくり倒れるために、最後まで自転車から手が離せなかったのだ。

そしてカーサン夫にぶち切れる。支えきれるわけないでしょうが。どうしてそんなこともわからないのだ。

年越し帰省の際、義弟(年上なんだけど弟・・・)が甥&娘と遊んでいて、甥長男と激突して長男下の歯がぐらつき歯茎に血がにじむという惨事があった。あのとき義母が怒ってたなあ。男の人ってなんでわからんのやろ。加減てもんを知らんねんから。

まさにその通りですおかあさま。あなたの息子も同類でした。なんでわからんのか。

落ちていた歯のかけらを拾い、休日診療の歯医者に持っていったが既に乾燥していて色が激違い。これはくっつけられないわ。
※もし丸ごと抜けたりした場合、牛乳に漬けて保存ですって奥さん。ご存知でしたか?

今日改めて近所の歯医者に行き、残った部分の神経を抜いて仮歯の準備。根元は残っているので折れた部分を差し歯みたいにすることになった。土曜日には仮歯が入る予定。それまではマスク星人だよ・・・。みっともねー。情けねー。

ひたすら夫は反省モードだが、未だにカーサンあの自転車倒れる瞬間が勝手に甦っては軽くご立腹。なんでわからんのかなあ。


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