先週辺りから、娘は3月〜4月はいろんなことが変わる時期らしいということが身をもってわかってきたようだ。
春休みになって、次に幼稚園に行くと今までのクラスじゃなくて、自分より小さい子が新しく入園してくる。やさしくしてあげるんだよ、と言うと「うん、ゆかもこわかった」と言う。1年くらい前のことは、まだまだ記憶に新しいのだな。
そして夜のおむつも取れるといいね、おむつが濡れなくなったらパンツにしてみよう、と提案したら、その翌朝から3日続けて乾いたおむつを見せて自慢げに笑う。ぬぬう、おぬし、意志で出していたのか。
おっかなびっくりパンツで寝かせたら、朝自分で起きてトイレに行っている。おお、間に合うのか。えらいこっちゃ。カーサンびっくり。
というわけで、かれこれ一週間ほどパンツ生活が続いている。
持病には補食という行為があって、寝る前や、寝たあとでも、低ければジュースを飲まなければならないので、カーサン夜のおむつは仕方ないやとあきらめていたのだがなあ。「持病だから」って理由を付けるのはナシ、と決めているくせに、実生活ではついついそんな風に考えてしまう。 ※関係ないんですが、ここ一週間ほど打っても打ってもウフフフフーー!ってなくらいにインスリンが効かない。ばんばん打ってばんばん測る、とにわかに方針転換して適量を探っているのだが、まだ上限が見えない。ぬかに釘、暖簾に腕押しって感じなんですよ。←はっ。※印で長々愚痴ってしまった。早く100台に乗せたい。ううう。覚書。
4月になって年中さんになったら、最初の自己紹介で持病について触れるべきか否か、と考えたり。言っといた方が結局楽なんだよな。ある意味「言い訳に出来る」っていうことで。
夜のおしっこもコントロールできるのだ(←関係ないね)、娘に尋ねてみようか。「言って欲しくない」と言われたら、またそのときどうするべきか考えよう。・・・えっと先送ってますかね?
土曜日についに仮歯が差し歯になって、日曜日はファームの試合を見て、という週末。
娘が野球好きとは知らなんだ。TVで甲子園中継を見ていたら「ゆかもやきゅうみたい」とお父さんを歓喜させる要望を出してきた。
実際観にいったら、ファームだってのにホームチームの応援席には「それでは皆様ーーーーっ!!」と叫ぶ応援団のファームもいて、娘はご立腹。
「うるちゃい」「こんなんじゃないんだの」へえへえ。
大好きな野球が観られるもんだから、お父さんうはうはで移動よ。アウェー側の応援席に座って、娘は試合なんて見てるんだか見てないんだか、足元の芝生と土を靴のつま先で分ける作業に没頭。楽しいならいい。
ルーキーの三塁手が、ぼてぼてのゴロをエラーするわ、ファールフライを捕りに行ってフェンスに激突転倒するわ、打席に立てばデッドボールはくらうわ、自打球は当てるわ、と目が離せない忙しさでカーサンすっかり彼に夢中になってしまった。がんばれルーキー。面白すぎるぞ。 ※守備練習中にはファーストへの返球がまたノーコンで、応援席に生ぬるーい微笑が広がったぞ。わはは。
ファームの試合って、とてもフィールドと近い。ファールグラウンドも狭いし、そして応援団もいないからとても静かだ。フィールドにいる選手たちの会話が聞こえるくらいに。
イレギュラーした速いゴロをうまくさばいたショートの選手に、味方のセカンドが「うまいねえ」とちょっかい出すのが聞こえるのだ。いいなあ、こういうの。
三塁コーチとかにかつての有名選手がいたりしてね。
見に来てるお客さんたちも、近所らしい人はふかふかの布団とか持ってきていて、クーラーボックスには缶ビールが入ってて、なんかもうだるだるなゆるーい雰囲気。
夫はこういうのが大好きだ。まず「無料」ってのが大阪人にはたまらんのではないかと踏んでいるのだが。一軍の試合はTVで観ればいいか・・・ってすっかり感化されているような。
2006年03月23日(木) |
まんじゅうこわいほんとにこわいんだ |
春休みに入った途端に風邪を引く。ピークは過ぎたかなという今日になってようやく耳鼻科に行き、処方された抗生剤を飲むべきか素人のくせに悩む。だってやや治りかけな気分なんだもん。でも飲んだ。なんだよもう。
娘も寝てから咳き込む夜が続いている。アレルギー鼻を遺伝させて本当にすまないねえ。
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さて、明日は実家父の誕生日である。3月生まれが集中しているマイ実家、12日だか24日だか、この年になって未だに実父の誕生日がわからないのもいかがなものか。 ※祖母が12日生まれだったのだ。1ダース、2ダースって感覚で余計に混乱する。私だけ?
ついに孫娘というリーサルウェポンに尋ねさせたのが先月>「じいじのたんじょうびはいつなんだの?」なんちて。すかさずカレンダーに書き込んだよ。来年以降も今年のカレンダーをアンチョコにして、忘れないようにしなくては。
先月の実家母の誕生日同様、娘に4歳児らしい絵を描かせるという姑息なプレゼントを用意したのが昨日のこと。
まるでそれを察したかのように、今日の夕方じじばばご来宅。
3月は実家家業カキイレドキにつき、鬼門のように避けてきたもんだから、ほぼ1ヶ月ぶりの再会だと感激する彼ら。愛だ・・。
そして先週末四国方面に旅行に行っていた彼ら、おみやげをものごっつどっさり持ってきてくれた。 ・各種柑橘類ひと山 ・あんこもの3種 ・郷土民芸もの数点 くだもの、お菓子、民芸もの、実家みやげ三種の神器ですよ。
未だに娘夫婦はサラリーマン世帯で、平日はほぼ夫不在という生活を実感してくれてはいないらしい。もうすぐ結婚10周年なんですがね。
せめてカワキものを混ぜられなかったか。あんこどうすんのよ。
実家父が「旅行先でのゴルフ」という誘惑を断ったここ数年、彼らは実に頻繁に旅行に行く。一緒に観光出来るのが実家母にとってはかなりの喜びらしい。そうかそうか、元気なうちにたくさん楽しんでおくれ、そりゃいいことだと微笑ましく思うものの、反面みやげ物に怯えているのも事実。
うちには「みやげもの箱」というダンボール箱が押入れにあって、その中を見れば全国の民芸ものを見渡すことができるくらいの勢いですよ。 ※「要らないもんはおみやげだろうがなんだろうが、片っ端から捨てるわよ〜」という迷いのない友人約一名が非常に羨ましい。
今回の出物は「お地蔵様」。陶器製、20センチくらい。全体にグレーね。つるっとした感じよ。
手にとってしばし絶句。どうすりゃいいのよ。すると笑顔満面の実家母から追い討ちが。 「お父さんはやめとけってウルサかったんだけど、あんまりかわいいから(はーと)」 カーサンつい「どこに置くの・・・」と吐息を漏らしたら、 「置物じゃないわよっ、貯金箱よっ」 あ、ほんとだ。お地蔵様の後頭部にお金を入れるクチが。あらまあ実用的。
なわけない。
自慢じゃないが、期待された反応を返せない正直モノなんですよ、カーサン。 包みを開けた瞬間、「わあっ」みたいな嬉しい反応が出来たことがない。ぱっと顔を輝かせて「ありがとうっ」とかって言えたらどんなにいいか。
どちらかというと「次?次はナンだ?」とびくびくしながら包みを開けてるんですよ。次も熱いオデンなの?という鶴太郎みたいな(古い古すぎる、しかもわかりにくい)、そんなオーラ、彼らには通じないらしいけどね>なんと親不孝な物言いでしょう。 ※しかもたいがい熱いオデンなんだよ・・・。
申し訳ないけど実家に飾ってくれとお願いした。頼む。お願いします。後生ですから。
なんていうのかなあ、年を追うごとに、「買う喜び」だけで突っ走る傾向が顕著ねえ。「貰う側の都合」はこの際脇に置いといて。
土鈴を集めるのが好きだった実家母。実家の収納棚が土鈴でいっぱいになった今、ほとばしるのは孫への愛のみとみた。いやー、受け取りきれるかな(不安)。
幼稚園の修了式。
「イッテキマツ!」と1人で駆けていき、式の開始では先生のあとに整列し、名前を呼ばれれば「ハイ」と返事し、つくしがうんたらいう歌を振り付きで熱唱し。かーちゃん嬉しいよ。
いろんなことが出来るようになったなあ。トイレも危うかったのに。泣いてばかりいたのに。
177回通った、と出席ブックや先生からのお手紙にあった。娘の年少生活、幼稚園の第一歩。カーサンは拍手を惜しまないぜ。
「誇らしい」という気持ちは、娘からのプレゼントだなあ。ありがとう。
2006年03月19日(日) |
さよならユニフォーム |
娘が生まれてからもしばらく続けていた夫の草野球。娘の発症と前後して、すっかりご無沙汰、タンスの肥やしと化していたユニフォームたちだが、先日会社の後輩氏に譲るとかで、ついに我が家をあとにした。
今ならば、或いは他人事であれば、「チミ野球なんかしてる場合か」と、ためらいなくカツを入れてしまうだろうなあ。乳児とカミサン置いて、週末に野球かよ、と。
「どうせまだ二人とも寝てる午前中のことだから、かまわないだろう?」と問われると、まあそうだけど・・・、と語尾を濁していたカーサン、ほんとうは嫌だったのだ。今頃言うな>自分。
ユニフォーム云々の以前で、かつ最近のことなんだけど(←わかりにくいな)、もう草野球はしないのか?と尋ねたことがある。逆に「行ってもいいわけ?」と質問返しされたが。
なんとなく、夫にひとつの区切りが来たような気がしている。もうそんな余力はないともいうし、娘が今ほど「おとうちゃんとあそぶ」ことを切望しているときはないともいう。
おとうさんも大変だ。
・・・あ、でも、久々に先輩にテニスに誘われたとか言ってたな。娘連れていってくるがいいさ。きっと楽しいよ(無責任)。
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