日記帳

2006年05月08日(月) ドライブ用MD

大きな声では言えないロングロングドライブでのこと。

娘は車窓からの風景で、充分ドライブが楽しめるタイプ(「あ、まんちょん」「あれもまんちょん」とマンションを数えたり「こいのぼりー」と興奮したり)なのだが、調子が悪いのと長時間すぎるのとで、さすがに後半はうんざりオーラを発散し始めた。そう言われましても。

乗っている車は街乗りで、スピードを出す高速ではラジオの音も聞こえにくい。
※運転している夫も、スピードを出すにつれ微妙な横揺れが増してハンドルを取られる感じがする、などと心許ない発言。頼むよ。頼みます。

スガPodを持参している安心感から、車の中で聴く用MD一切持ってこなかった。どうせ聴こえないでしょ、いらないでしょ、と思っていたんだが、違ったみたいだ。

なんか入らないかな、とラジオのチューニングをぐるぐる回してキャッチしたのが、たぶんNHKのBSかなんかで(有働アナの声がした)やっていたアニメソング特集。

懐かしい、歌えるアニメソングは夫とカーサンで大合唱>魔女っこメグちゃん♪シャランラ!とか。夫も目が覚めてよかろう。シャランラ。

娘もドラえもんあたりは歌えたんだが、一番大喜びしたのが「ぴゅんぴゅん丸」。ししし知らないよ。でも声は財津一郎だ。

「きーびすぃーっ!」「はーげすぃーっ!」「はーずかすぃーっ!」の決め台詞に手を叩いて大笑いしている。「ピアノ売ってちょーだい」をこれから見に行くのね(違う)、とカーサン感慨深い。いろんな意味で。
※帰り道も「また、おもちろいの、やってないかなあ」とかなり無念そうであった。夫と「きーびすぃーっ!」と叫んで誤魔化してみた。「ぴゅんぴゅん丸」はそうそう聴けるもんじゃないぞ娘よ。・・・レア音源?

当分ロングドライブの予定は無いけど、娘も喜ぶようなドライブ用MDを作っておいてもいいなあ、と思った。

ぽつぽつスガは挟むとして(大前提)、どんな曲を入れようかなあ。歌えるのがいいなあ。ええと、ミスチル、スピッツ、サザンあたりの定番と、最近の流行系も。

レンタルCDかなと思ったが、今はあれですか、ダウンロードすればいいんですかね。短冊のシングルCD借りる発想が古いですか。そうですか。



2006年05月02日(火) アラバキその3

翌日の行動についてもカーサン真っ白。りつこさんの旦那さん持参のガイドブックで、コドモらが喜びそうなところをチョイス。

確か動物園にしよう、という話になったのに、「イルカ見に行くんだよ」「そうだよねー」とコドモらが盛り上がっていて、カーサンひそかに地雷の覚悟をする。同じページの気仙沼あたりの水族館の写真を見てしまったコドモらであった。

さ、ここから娘が不調の坂を転がり始める。心配かけちゃうなあ。どうしたんだ一体。なんか手の平が熱い気がするが気のせいと夫に言われる。うーん。
※あとでチェックしたら1時間おきに血糖チェックしてた。いつもあんなに計ることないのよ。ほんとに。

帰り道、仲居さんが並ぶような温泉旅館を見て、ハンドル握った夫「殺人事件起きそうやな」と土曜ワイド劇場小芝居スタート。

「こういう人来ませんでしたか(刑事さん口調)」
「ええ、たしかに来ましたよ(素人女優口調)」
「どこへ行ったかご存知ありませんか(刑事と書いてデカ口調)」
「そこまではわかりかねます(素人大根口調)」
りつこさんが食いついてくれてうれしいカーサン。えがった。えがったよ。これがだだ滑りしたら目も当てられん。

さて、動物園でくいつきがよかったのは最初のウサギのゲージのみ。あとは白熊が見えないとか足が痛いとか、とにかく娘がぶーぶーうるしぇー。つられてゆいちゃんも不穏な雲行き。結局早めに退散することに。・・・。すまん。

娘の不調を心配してくれてるりつこさんたちと、とにかく昼ご飯を食べようと街に出て、ショッピングモール内でいぢわるみぃさんに再会。ああうれしいなあ。

娘もなにかと絶賛してくれるみぃさんがうれしくて、少し背中が伸びる。

またの再会を約束し、余った炭と地図その他をお返しし(非道)、ああもうほんとうにありがとう。しかし無茶はされませんよう(炭返した我々に言われたかないね・・・)。

いつもお金を入れてもらえない娘、動く乗り物に静かに興奮。ゆいちゃんと遊べるのがとにかくうれしい。

キャンディすくうマシーンをやりたいと言い張り、案の定静かに失敗し、若干凹むが、その後ドーナツで復活。食い気だよこのシトは。

夫は竹山ジャケットの前をぱたぱた言わせ、怪しいおじさんのようだがゆいちゃんには受けたようだ。好かれてうれしい37歳。

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レンタカーを返し、駅の待合室で新幹線時間待ち。

おみやげ見てくるわ、とひらりと出ていったりつこさんが帰ってこない。お、帰ってきたか・・・と思ったら両手に紙袋をいくつも提げて待合室前を素通り。どこ行ってもバイヤー魂炸裂するらしいりつこさん。旦那さんが「こんなに持っちゃって」とジェスチャーしてカーサンに目配せするように笑った。ええ人や・・・(きりがない)。

帰宅後のご飯として、駅弁でも買いますか、と駅弁売り場に行くと、そこには迷いに迷うりつこさんの旦那さんの姿が。

その後ろから「よし牛タン弁当だ」と心を決めるカーサン。旦那さんは鮭はらこ飯をチョイス。ちょうど数ぴったりで売り切れかな、と思ったら、旦那さんぱっと振り向いて「こ、こ、これ買うつもりでした?」と狼狽している。いえ。牛タンです。大丈夫。ええ人や・・・。

待合室に戻り買った駅弁をりつこさんに見せ「海鮮系にしちゃった♪」と嬉々として報告する旦那さん。「牛タンじゃないんだ・・・」と言ってしまったあとで「あ、全然がっかりしてないよ、がっかりしてないってば」と必死でフォローするりつこさん。ええ夫婦や・・・。明らかにがっかりしてました・・・ね?

新幹線の中はお疲れムード全開(除ゆいちゃん)、東京駅着いてからは全員最後の気力で移動。

娘は最寄り駅からカーサン担いで帰りました。荷物増えるから困るね。

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去年の沖縄オーキャンみたいなゆるさを想像していたけど、アラバキの会場は大きいし、移動距離は長いし、なかなかタフなフェスだった。子連れは無茶だ。と結論。これで夏だったらあなた。洒落になりませんよきっと。
※サクラはきれいだし、天気ももったし、すごくよかったんだけどねえ。

それにしても、2日間行動を共にしたりつこさんご夫婦に、カーサン底知れないパワーを感じたよ。そして興味も尽きない。おつきあいくださってほんとにありがとう。

いじわるみぃさんご一家も、ゆっくりまたお会いしたいなあ。ほんとにいい女でねえ。おっとヨダレが。

カーサンはスガさん堪能できたし、旅自体は楽しかったけど、けど、けど・・・。ま、笑うしかないか(反省の色無し)。



2006年05月01日(月) アラバキその2

大雑把な地図に翻弄されつつも、どうにかお宿に到着。おお、夫好みのお宿だよ。

ところでカーサン、スガさんが終わった時点で思考停止。ええと、この先どうするんでしたっけ。

お宿に着いてもぼーっとコドモらが駆け回ったり、塗り絵を始めるのを眺めている。ええと、なにかしなくちゃ。でもなにしたらいいかしら。

ぼやーっとしていたら、「まずはコーヒーでも飲みましょう。どれがいいですか?6種類から選んで」とりつこさんの旦那さん。ああ、どこまで出来たお人なんだ。じゃ、炭焼きコーヒー、とまず最初に選ぶ図々しいわたくし。

スガさん以降のことについて、全く何もシミュレーションしてきてなかったんだよなあ。会場に着くまで、そこまで、しか考えてなかった。頭の中真っ白。

コーヒーを頂いてもぼーっとしていたら、先にお風呂に入りましょうと旦那さんから提案が。ああ。そうですよね。そりゃそうだ。

恥じらいながら(銭湯ですら照れるカーサン)コドモらと4人で女風呂へ。

出てきたら雨。たぶんこの頃、雨女UAのステージだったんだな。スガ以上の雨パワーだったんだな。

男同士何を話しているのやら、どこを洗っているのやら、雨の中、軒下で鍵を持つ彼らを待つ。その間に、コドモらは先客使用済みの薪の燃えカスやら、濡れ落ち葉やらで遊び始めている。なんでも遊ぶねキミタチは。

ようやく旦那衆が出てきて、ゆっくり温泉に浸かれた彼らがうらやましい反面、少しは罪滅ぼし出来たかしら、と打算もしてみたりする。なんせカーサンのスガ熱に付き合って遠路はるばる・・・いかん、考え出すと沈む。

夕飯準備でいそいそ働く大人4人。まありつこさん夫婦の段取りのよいこと。キャンプ慣れしてるとちがうわー。我々へたれだわー>大きい炉に点火しようとして、点かないと投げ出す夫&点火したもののその炎の勢いにびびりまくるわたくし。

りつこさんの旦那さんは、雨のそぼ降る軒先で一人、淡々と火を起こし、寄るコドモらをいなし、「まずは鳥肉からね、火の通りが悪いから」と肉を焼き、日が暮れて暗くなると「暗くて焼け加減がわからない」と焼けた肉を窓越しに室内の我々に差出し、「うーん境目が生?」などと突き返され、また肉を焼き・・・。どこまでいい人なんだ。

焼き鳥もステーキもおいしかったー。「味付けがイマイチ」「塩して、おいしくなるから」とテーブルに付いてからもフォローがやまぬ。

夫の仕込んだ鮭のチャンチャン焼きが、まずまずの出来栄えだったのでちょっとほっとする。カーサンなんにも作ってましぇん>ああそうさ、オレの頭ん中はスガばっかりさ。
※そしてりつこさんはフットワーク軽くビールを買いに雨の中を走る。フェス会場で飲めなかったからね。いっとくれ、じゃんじゃんいっとくれ。

なんとかやきそばまで辿り着いた頃、コドモらが失速し始める。とりあえず2組だけ布団を敷いたら、ゆいちゃんがもぐりこんで寝る体制。

りつこさんの旦那さん、それを見守りつつ「ゆい、目で呼んでるな」と自ら寝かしつけにいく。目で呼ばれたことに気付くあたりがさすがだ。

娘もおっつけ眠り、夫が巻き添えをくって添い寝撃沈し、また復活し、あとはまったり大人の時間さ。

咳き込んだ娘がマーライオンしたのはご愛嬌。思えば体調がイマイチな娘であった。



2006年04月30日(日) アラバキその1

これ書いてるのは5/7なんだけど、ははは。さかのぼって書けるのがエンピツのよいところだ。

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4/30、アラバキに向かって出発。

新幹線のホームでりつこさん旦那さんゆいちゃんとちゃんと会えた。「よし、会えた」と心の中で1つガッツポーズ。

新幹線の席、6人で、3人掛けを2列取れた。なんの躊躇もなく座席を対面モードにひっくり返す夫。あなたのそういうところがうらやましい。

窓際からコドモ、奥さん、旦那さんの順に座る。ああ、膝がくっつきそう。初対面でこの近さはどうよ、と夫とりつこさんの旦那さんをちらちら横目でチェック。気になる。

すると旦那さんが「早く楽になっちゃいなよ」とりつこさんのわき腹を小突いている。?。「実は特急券を忘れて・・・」とりつこさん。なんてネタに事欠かない人なんだ。よく席がわかったなあ。と感心したら、ゆいちゃんの分の特急券は持っているという。何故大人の分だけ忘れるのか。さすがだ。

あったまるのに時間のかかる娘、マイリュックの中をかき回してべそをかき出した。なに?クレヨンを忘れた?ああもう。地雷がどこにあるかわからん。

ゆいちゃんは早速お弁当を食べ始めた。おかず先行でチャーハン残る。「味がない」とゆいちゃんからクレームのついたチャーハンを「どれどれ、味あるよ」とおいしそうにぺろりと平らげる旦那さん。ああ、噂どおりのええ人や・・・。

夫と旦那さんが大阪ローカルな話題で盛り上がり、なんと夫のいとこが旦那さんと同級生と発覚。旦那さんは全く大阪弁を感じさせない標準語イントネーションなんだが、「○○くん?」と復唱したとき、きっちり大阪のイントネーションだった。面白い。

娘があたたまりきらないうちに、仙台に到着。早いなー。

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そして、まず駅レンタカーを探してさまよう。まるっきり反対方向のびゅうぷらざに惑わされた。ちっ。急がないとスガさんに間に合わないかもしれないのよ。頭の中はそればっかり。

無事レンタカーカウンターに到着したら、きゃー、いぢわるみぃさんご一家が朝マックして待っていてくれた。なるほどいい女だ。noirさんの言ったとおりだ。「小股の切れ上がった」って言うんでしょうか。惚れるわー。

そしてこの人がティファニーをトイレに・・・、ティファニーをトイレに・・・、とそればかり考えていぢわるみぃさんの優しそうな旦那様に見とれる。包容力のオーラ。

ボウズ1号くんと2号くんはシャイな感じでこれがまた。是非次回ゆっくりとお話したいわ。遊びましょう。

山のような食材と、コドモに素敵な水筒(しかも氷入り)、炭に地図、もう至れり尽くせりですよ。何から何まですみません。

ばたばたあたふたと荷物を積んで、そそくさと出発になってしまった。失礼しました。

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当然のように運転席に座る夫。あなたのそういうところがうらやま(以下略)。助手席にはナビしてくれる旦那さん。2列目に奥さん二人、3列めにようやくあたたまってきたコドモ二人。

アラバキ会場までの道を、前夜叩き込まれた夫。高速に乗って、下に降りても、おや、全く渋滞していませんが。こんな時間にやってくるゆるいヤツらは少ないってか。

車を停めて、シャトルバスで会場に向かい、・・・おや。コドモ二人がもうくたびれているではありませんか。これはまずい・・・。

しかしスガさんが始まるまであと軽く1時間はある。心の中でガッツポーズもう1つ。間に合った。晴れてる。うれしい。

若者たちがわらわらと行き来する会場の中、まずは音量の小さそうな、かつ食べ物に近いエリアで休憩。シロップ掛け放題のカキ氷をコドモ二人に与えてエネルギー補充。

シロップ掛け放題ですからね、ゆいちゃんは全色かけましたか?なんかいい色に混ざってきました。娘は「おれんじ!」と1色に絞ったものの、それはマンゴーでしたよ。「おれんじ」と言い張ってましたが。

あいにく大人はお腹いっぱいで(駐車場で駅弁をかっこんだ)、おいしそうなシシカバブなんかを横目で見るのみ。こんなに屋台が充実してるなら、あの駅弁・・・、いや多くは語るまい。語るまいぞ。

スガさんが出るステージ方面に移動したとたん、旦那衆がコドモらを引き連れて去っていく。すみませんと手刀しつつ、ステージに向かって前進前進。前から5〜6列めを確保。

こっから長かったなー。サウンドチェックが延々続く。ふと隣りを見ると、りつこさんが立ったまま目をつぶっている。眠い。確かに眠いね。太陽に向かう位置だから、まぶしさで余計に目が開けていられない。

20分以上立ち尽くして、ようやくスガさん登場。

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黒い七分袖のシャツ、ジーンズ。なんスか腰のチェーンは。

アコギは黒と、たしか「高かった」と言ってたのと、2本。

とことこステージに出ようとして、ちょっとスタッフに止められる。ちょっと口を尖らして文句言ってるように見えた。もう出たいのに、だめって止められたね?さては。ぷぷぷ。待ってるお客さん思いってことで。

アラバキジングルが鳴り始まるにマイク前に立ってしまい、またジングルが長くて所在無いスガさん。

一言目は「ちょっと早いけどやります」だったような。
「バンドに逃げられまして。はっはっは。」笑ってますよ。「「スガシカオ」って看板みて観に来たひと、ごめんなさい」いえいえ。いいんですよ(←偉そう)。
※いつもスガさんの後ろでドラム叩いてる沼澤さんは、シアターブルックでアラバキ会場にいたのだ。風味堂でキーボードの森さん来てるかな、と思ったら、なんでも骨折されてたそうです。お大事に。

まずはつかみの「JUNE」。

スパニッシュな感じのギターフレーズ入れて「アシンメトリー」。

「古い曲やります」と「黄金の月」。

「どういうわけか、下品な新曲が売れ行きがよくて」と笑って「19才」「奇跡」。

「いや、無理があったわ」とぼやく。「19才」より「奇跡」が難しいよね。アコギ1本じゃ。でも「19才」えがったよ?

「な、なんか人が増えてきた」って増える客にびびってますMCも。

「市内のホテルに泊まってる・・ですよ。隣りがNEWSファンのおばちゃんでさ。一晩中NEWSですよ。曲覚えっちゃったぃ・・・」とまたぼやき、「そんなこと言っちゃったんで」と「夜空ノムコウ」。

「あー、気持ちいい。楽しい」「ステージから湖が見えるんだよねえ」とすっかりくつろいでいるスガさん。前髪が風であおられて、おでこ見えちゃってかわいーぞコラ。

「最近気に入っててよく演ります」と「アーケード」。
※「短いですけど、次で最後の曲」というMCに会場から「えー!」という声があがると「いいともじゃないんだから」と突っ込んでいた。

全部で30分くらい。短い。短すぎる。

===

「黄金」と「アーケード」で涙腺をやられて恥ずかしいカーサン、りつこさんと目で笑いあいつつ、旦那衆とコドモらを探す。いたいた。後方で、ほんとにすみません。

遠くからエゴラッピンが聞こえてきたり、スガさんが去ったステージでは次のチャボバンドのサウンドチェックが入っている。聴きたいけど、土屋公平好きだけど、ぐああー!ここがヒキ時だ!撤収だ!

結局スガ一曲につき1000円以上・・・などと単価を計算してますます申し訳なくなってくる>旦那衆&コドモら。た、楽しくないよね?何しにきたんだって感じッスよね?
※夫に聞いたら「ゆいちゃんがワラの家作ってた」と微笑まれた。ぐうう。

さ、気持ち切り替えてお宿へゴー!だ。
※娘なんかアラバキ会場に入ったときから「早くおへやにはいりたい」とかつぶやいていた。嗚呼。

長いので続く。



2006年04月27日(木) 突撃と思い込み

週初めのことを今頃書く。

娘のお弁当が始まったその初日に、noirさんめがけて突撃ランチ。新緑美しいオフィス街でお会いするnoirさんは、また男前っぷりが数段アップで破壊力を増していた。

隣りのテーブルではヅカマダムがヅカDVDを手に、なにやらディープな会話を展開中。こちらはこちらで、魔法の言葉を囁いたり、風船しぼませたりふくらましたり忙しい。時間限定デートも濃くて楽しいね。

カーサン持参しなくては、と思ってたのに、前回遊びに来てもらったときの忘れ物をけろりと忘れた。フジキュウまでの人質(モノ質)ということで。ごめん。

アラバキは日にち設定をもっと考えればよかったのに、とカーサン反省するところが巨大なので、なんだか余計にnoirさんに会いたかった。ああ、こんなところで全世界に告白してどうする。

スガくんから投げキッスもお預かりしてるし、次回は愛が炸裂することを信じてます。

===

思い込みって、自分がひっかかってるっていう自覚がないのが厄介で、自覚した途端に穴掘って埋まりたくなりませんか。私はなります。

しつこいようですがアラバキですよ。

昨晩になって夫が「明日は何時出発だっけ?」ととぼけたことを訊く。あさってだけど?と答えたら「間に合うの?」「なんでそうしたの?」と驚いている。なんで驚くんだ。切符変更しに駅に行ったのキミだろ!(←逆ギレ)ああ、ああ、そうさ、カーサンまつがったよ!(←太字にしたいね・・・やっくんだけどね・・・)

そうだよ、2泊にしてもよかったんだよねえ。そしたら参加できる人がもっと増えたかもしれないし、かの地でお会いする彼女とも時間がたくさん取れたかもしれない。

というわけで、カーサンの頭ん中では宇野重吉、もとい八木重吉が膝を抱えて体育座り中。わたしのまちがいだった、わたしのまちがいだった、こうして草にすわればそれがわかる。


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