日記帳

2006年11月01日(水) 自己嫌悪

ずっと鼻水と咳が続いている娘。今日は半年ぶりの眼科と、ついでの定期検診です。これに備えて昨日は少しゆっくりさせたかったのだが、なかなかそうもいかない。幼稚園ママ友の頼みでお友達を我が家にお預かりだったのだ。確かに昨日の後半は、娘失速気味だったなあ、と今頃思う。

朝起きたときは平熱だったけど、病院に着いたら38度5分まで上昇。ここでなにもかもぶっちぎってすんなり帰ればよかったのに、せっかく来たからブツだけでも貰えないものか、とカーサン欲を出した。これがいけない。

総合受付の看護士さん経由で、事情と希望をいつもかかる科につないでもらったら、なんですか、主治医は午後からの出勤で、不在時対応専門の医師から「小児科を受診しろ」という指示が。

「希望のブツが貰えないなら、もう今すぐ連れて帰りたいんですけど」
「でも小児科受診してくださいとのことなんです」
小児科受診したら出して貰えるのかしら、というわけのわからない暗示にかかってしまうカーサン。

科が違うから、初診受付の手続きして移動して問診表書いて、出生時体重だの既往症だの予防接種歴だの本籍だの、なんか違ーう!熱でフラフラしながら身長体重頭囲胸囲を測られる娘を見ていて、なんでこんなことしてるんだか、と頭の中がカーッとなってしまった。

カーッとなって暗示が解けた途端、小児科の先生に噛み付く(迷惑)。私の希望はこれこれで、ここで叶わないなら、一体どこにねじこめばいいんですか。冷静じゃないね。小児科の先生には済まなかった。

さっきの看護士さんは親切で優しかったけど、カーサンの希望を汲み取ることは出来なかった。医師なら出来るんじゃないの。病院内ヒエラルキーを感じて、そんな風に思ってしまった。

結局科が違えばどんなに連絡を取ってくれても患者の事情は通じない、大病院バンザイなのであった。

つまるところ、あそこで欲を出したカーサンが悪いんだけどね・・・。何が最優先なのか、ちょっとでもブレたのがいけなかったよ。もう二度とこんなたらい回し的なモノを、娘に受けさせるものか。受けてたまるかってんだ(鼻息)。←全部キャンセルして後日眼科といつもの外来に予約を入れ直す、ただそれだけのことであった。ブツにはまだ余裕があるのだから。あほかオレ。



2006年10月31日(火) ランチでデート

りつこさんと池袋でランチ。

キンカ堂という池袋屈指の手芸の殿堂(本当にそんなサブタイトルな店なのよ)で落ち合うことに。吉祥寺のユザワヤデートを思い出す。今日も会った途端解散する我々・・・。棚が高くて迷路のような売り場で、お互いの位置を目視確認しつつそれぞれ自分の買い物に邁進する。これぞ「いいのかそれで」デートだ。わはは。いいのかそれで。

そしてカーサンのカゴの中に値札が付いてない商品があったり、違うフロアの商品が入っていたり、さらにケチくさく割引券を使おうとしたせいでレジのおばちゃんがうろたえる。助けを求めておばちゃんがレジからいなくなる。私の後ろに列が出来る。列の先頭はりつこさんだったりする。そして「慣れてないおばちゃんってことね」などと暴言を(以下略)。

百貨店に戻って、自然食バイキングのお店へ。ここ、いつも大行列なんですよ。今日は空いてるのね。ってまだ11時だった。まあいい。食べよう。

品数が多くてお皿が美しくなくなるほど盛ってしまう。きっとそれがこのお店のルールなんだきっとそうだ。そして一生懸命食べ終わった途端に「お下げしまーす」と爽やかにお皿を片付けられて、心許なくなる二人。「具があれば下げられないよ」とデザートで制限時間いっぱい粘った。よくやった(達成感)。

久しぶりだねと言って、たくさんしゃべって、たくさん笑えて嬉しかったー。エロ整体師の話をしてるとき、奥のテーブルのおばちゃんとたびたび目が合ったのは何故かしら。忘れよう。

そしてかわいいおみやげまで頂いてしまった。大切にするね。くっ、お祝いを準備しとけばよかった(握りこぶし)。



2006年10月29日(日) 週末

土曜日、夫が「家にずっといるのは精神衛生上よろしくない」などと言い出して森林公園へ。カーサン夫が言い出した時点で頭痛の予感がしていた。が、言い出したら聞かないからなあ夫。QPと頭痛薬でドーピングしてから出発。気休めでもいいの。

前回の森林公園は大阪の義父母と一緒で、あれはあれで楽しかったなあ。もっと寒い時期だったから空いていて。一番手前の駐車場に停めたばっかりに、ものすごく歩く羽目になったんだ。などとおもむろに思い出す。今回は遊具に近い駐車場に停めよう。

お揃いのカラー帽子に体操着という遠足チームもいたりして、遊具周りはかなり混雑している。既に腰の引けている娘。鼻水も止まってないし、エンジンかからないよなあ。

ここじゃベビー過ぎるか、とアスレチックに移動したら怖がり全開。いまいちノリが悪いのう。

再びお子様向け遊具へ戻ったが、やはり盛り上がらない娘。ま、体調からしてこんなもんだろうと思ってたけどね。治ってきたのはオトーサンだけだもんね。

ノリの悪い母子に業を煮やしたのか「トランポリンに行こう!行くぞ!」と1人盛り上がる夫。「バスに乗るんだってー」とたらりんと呆けていたら、近くに日本語の達者な外国の青年がいらっしゃる。娘と同じくらいの女の子の手を持ってぶーんと振り回して、あらいいわねー、楽しそう・・・あら?嫌がってる?「イヤだ?イヤだった?」と青年はあくまで優しくて、ちょっと困ってるかんじ。お嬢ちゃん腕が痛かったのかしら。この時点でまだ全然気づいてないカーサン。

混み混みのバスに乗り、トランポリンに到着。ひとしきり夫と跳ねていた娘に呼ばれ、夫と跳ねるの交替。ああ、視界が揺れる。ず、頭痛が・・・。

そのとき「さばさーん!」と呼ぶ声が。あ?あ?こんなところで魚の名前で呼ぶ人は・・・、酒飲みさんだわ!(と平気で「酒飲みさん!」と叫ぶ私・・・)奇遇ね!ってか、あの青年は酒飲みさんのお連れね!ってことはニンちゃんね!もう「!」ばっかり。いやー驚いた。

「シラフのあたしは貴重よ〜」と女神のように微笑む酒飲みさんが剥いてくれたりんごは断り、青年が差し出してくれたみかんは何故か有り難く頂いて「人を見るのね〜」って酒飲みさん、りんご剥いたナイフ早く仕舞って頂戴・・・。いやいやいや、頭痛にトランポリンはいけませんぜ。かなりぼーっとしてたのよ(言い訳)。

シャボン玉でそこらのお子様たちを呼び寄せ離さない酒飲みさん。お子様の親御さんが「すみません、ありがとうございました」とお子様を連れにきても、お子様はシャボン玉に釘付け。にっこり微笑みながらシャボン玉を吹きまくる酒飲みさん。素敵だ。

ニンちゃんはトランポリン、夫と娘は草っぱらへ、酒飲みさんは一服しに行くと言う。青年と二人ピクニックシートに残されたカーサンに「世間話でもしてて〜」って酒飲みさん・・・。ちょ待って・・・。

ニンちゃんが跳ねながら「早くこっちきてよー!」と青年を呼んでくださったので(「ヨバレテシマイマシタ」日本語完璧)心臓が口から出ないで済んだ。滅多に無い国際交流の機会を生かしきれないオレ。いや日本語でいいんだって。

巨大な蚊を避けながら帰りのバスに乗り、酒飲みさんご一行とお別れし、スガさん聴きながら家に帰った。車で「PARADE」聴くの初めてさ。娘が「奇跡」は歌ってた。ほほう。

そして頭痛で撃沈。冷えが体に入っちゃった感じでね・・・。もうカーサンの1ヶ月には「生理中」と「生理前」の2種類しかないんじゃないの・・・。

こないだnoirさんちにお邪魔したときにも自覚したんだけど、あたくしマダムたちの本名を殆ど存じ上げないのであった。「あんた酒飲みさんって連呼してたけどさ」と夫に指摘されました。いいのー。あたしさばだし。いいのー。



2006年10月23日(月) ●だらけだなー

●先々週の土曜、早朝外来。
コントロールの指標となる数値が、転院後初めて7%台まで下がって快哉を叫ぶ。かいさーい!前回より0.5%下がった。ま、それでもまだコントロール優等生とは言えないレベルなんだけど、今までの数字と比べれば良い結果であることは間違いない。

測定回数を減らして、かつこの結果、に主治医は大変満足そう。「お母さん褒めてあげて」と夫は肩をばんばん叩かれていたが、褒められるのはカーサンだけではないのだ。そう、娘よ娘。一定量の朝食を毎日食べてくれる。「オナカイタイ」連発しない。これ大きい。

連発しなくなったのには、幼稚園の担任の先生のおかげもある。こないだ悩んでたとき、結局カーサン彼女に感謝の手紙を書いた。先生も感謝・・というか評価が欲しかったんだと思う。手紙は有効だった。娘と彼女の間に生まれそうだった溝を、最小限に留めることが出来たと信じている。

だから、褒められるのは、担任の先生もなの。カーサン1人じゃないのだ。みんなの力なのだ。あ、オトーサンもね(取って付けたように)。

●先週木曜日、遠足。
カーサン抜きで、電車に乗っていもほりへ。不安炸裂な娘は「何故今年役員をしないのだ」と口を尖らせていた(役員さんは遠足に付き添う)が、掘ってきたらスイートポテトを作ろうという約束で前向きに。低血糖も起こさず、無事任務を全うしてきた。よしよし。

こうやって少しずつ経験を積み上げていって、持病関連の不安を軽減できたらいいな。「小学校へ1人で行くなんて無理」と、娘が未来の不安でいっぱいなのは相変わらずだが、まずは明日のことをこなしていこうぜ。

●土曜日、参観日。
娘の学年はミニ運動会だったので、カーサン張り切る。夫はまだ咳をしている。玉入れが終わったら夫に褒められた。エヘン。

ミニ運動会、3種目を終えて自由遊びとなり、わらわらと園庭に散る子ども達。おや、夫を見失った、ときょろきょろしていたら、子ども用の竹馬に乗る得意げなチェックのシャツが・・・。夫・・・。
※その後カーサンも竹馬にトライするも挫折。出来ると思い込んでけど、出来なかったんだっけか。それすら思い出せなかったので「はだしでないと無理」と言い訳し、娘がはだしになりたがって全力で阻止する羽目に(娘も風邪続行中)。

●最近カーサンの作り物熱がたいそう高まっている。いつまで続くやら。



2006年10月11日(水) 愛称

娘の仲良し、HちゃんとMちゃん。3人の間で、名前に「ちん」を付けて呼ぶのが流行っている。娘は「うかちん」ね。「ちゃん」の変形なんでしょうね。

昨日の明け方、娘ちょいと具合が悪くなり、幼稚園は休ませてしまえとハナから決めて寝坊。睡眠大事よ。それにしても登園時間に目が覚める母子・・・。

何時間か前の具合の悪さが嘘のように「ようちえんは?」と目をこすりながら尋ねてくる娘に、今日は休もう、明日は行けるから、今日はお医者さんに行こう、と話すと目にうるうると涙をためて言いました。「Hちんとあそびたかった・・・」。ふむ。

今朝Hちゃんママに会ったので、そんなことを伝えると、「そういえばこないだ、「うかちーん!」てHが呼びかけたら、うかちゃん「何ちーん」って返事してたわ」と大笑い。

「何?」の語尾に「ちん」を付けた。それほどアレか、気に入ってんのか。

そして「うかとー、HちんとMちんはー、なかよしコンビなんだよ!」コンビ・・・。


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