日記帳

2007年09月13日(木) 先週のこと・じじばば来宅

はー。隊長、体調が戻ってきました。←このようなコテコテな台詞を吐けるほどに。

幼稚園の「じじばばの集い」というイベントがありまして、これに合わせてカーサンの実家じじばばが東京から来宅したのだ。台風と共に。

その来宅日に体調最悪ピークを迎え、とりあえずの薬が欲しくて近所の内科に行ったら、やー待つこと待つこと。なんかね、風邪ごときでかかるお医者ではなかったようだ。
※大人向けのお医者さん情報には大変疎い我が家であった。

1時間以上待って、さらに採血までされてしまった。娘で見慣れている採血だが、やっぱりアレ痛いね。いつも見ている針より太かったし←大人なんだから当たり前です。

カーサン待ち時間中ベッドに倒れこんでいたので「採血したら貧血起きませんか?ベッドで横になります?」と親切な看護婦さん。いいえ、結構です。娘ので見慣れてるもん。ふっ。見ているのと自分でするのとは全然違いますな。

ていうかね。もうじじばば仙台駅に着いちゃうから。非常に焦っているわけです。←彼らに携帯で連絡取るという選択肢に気付かない我々…いや心配掛けたくないってのもあってですね。そうそう。それだ。

そんな中今度は幼稚園から呼び出し。重なるときには重なるもんだ。

夫に午前休取らせて、てんやわんや。←夫が
※夫は「会社絡みのイベント」で風邪が悪化したと思っているので大変献身的であった。ほほほ。

幼稚園には夫が向かい、へろっへろでカーサン歩いて帰宅、何事も無かったかのようにじじばばをお迎えした。←嘘。瞬時に見抜かれた。

彼らが駅弁広げ始める頃、夫は薬局に院外処方を出しに行き。気の毒ざます。ええ。さすがに。

そんなスタートでじじばば来宅。

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翌日に予定されていた幼稚園の集いイベントは台風で翌日に延期。あーれー。家に軟禁状態の母子アンドじじばば。せっかく来たのにねえ。

娘はじじばば相手に高飛車炸裂。完全に甘く見られておる。カーサン見かねてびしっと〆るがしまらない。自主的に彼らが甘いのが原因だぞ。トゥーマッチスイートなんだよ。

その翌日、台風一過の炎天下で集いイベント。ここのところほぼ連日呼び出しくらってるカーサン、ハナっから職員室で待機させてもらった。歩くのかなわん。じじばばはクーラー設備の無い園舎で蒸し焼き状態。え?職員室にはクーラーあるんですのよ。ほほほ。

で、じじばばの体力も尽きたその翌日、休日モードの夫が大サービスして観光名所3箇所にごあんなーい。全員の目が窪んでいたのは気のせいか。

そしてこういうとき、夫ってどうしてゆっくり歩けないんだろう。ずんずん先に行ってしまうので「もう引き返しましょう」とか「暑いから無茶」とか、そういう意思疎通が図れなくて困る。非常に困る。どこまでも先に行ってしまう荒療治派よ。

娘の不穏も盛り上がり、帰りの新幹線より1時間以上早い時間に解散〜。るるる〜。「娘が心配」「これ以上振り回しちゃいけないわ」って実家ばば。90%本心だと思うけど、なんか混じってるのがわかるわ。それは疲労。

ま、解散後、彼らは街を歩いて楽しんだようなのでヨシとしよう。その週末は街がジャズフェスで、大変賑わっていたのだ。カーサンも実は楽しみにしていたのだが、娘の不穏炸裂っぷりにあきらめた。

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今までずっと近くに住んでいたので、実家じじばばがカーサン宅に泊まるのは今回が初めて。カーサン宅に限らず、彼らは親戚の家に泊まるという経験すら、過去にほとんど無いと言う(除実家ばばの実家←ややこしいぜ・アンド佛関係)。常に泊める側だったのだ。

…かなり新鮮だったようです。よかったよかった。

そしてマダム仙台支部長には教えてメールを送ってアドバイスをいただきまして、ありがとうございましたっ。びしっ(敬礼)。



2007年09月02日(日) 無言妻

10月の東京スガライブ、北の妖精さんにまで協力していただいてチケット取ったのに、行けなくなってしまった。しょぼーん。

「行けなくなった」じゃないだろう。「「行けない」とわかった」こっちが正確なのでは。

楽勝と思っていたことが、段取りを確かめてみたらあれもこれもダメだった。実際的な想像力が足りなかったのだ。カーサンアホだった。

段取りに含まれる「夫の協力」という一事項に関して、カーサン落胆激しく、落胆通り越して失望に近く、一日口を利かなかった。陰険。

だって説明するのも馬鹿馬鹿しいって、自分でもわかってるんだもんなー。でも心の支えにまでしていたイベントをフイにする決意をしたその日に、一因の当事者その人に、ニコニコできるほどカーサン人間できていない。修行の足りない妻を伴侶に選ぶと、夫は不幸だのう。他人事か。

ちょうど風邪を引いて、喉が痛くて声が出ないというのもあったんだけどね。でも目も合わさないから、風邪だけじゃないよね。

それでも、もともと本日予定していた夫の会社絡みのイベントにはちゃんと(「ちゃんと」?)参加した。無言で。

あーあ、あまりにおバカさんな自分に嫌気がさすわ、ほんと。



2007年08月29日(水) 最終日

今日で夏休み終わり。

1回しか入らなかったビニールプールを畳み、押入れに仕舞う。どうか来年までカビませんように。

秋雨前線のおかげで、しばらく曇りや雨が続くらしい。ものすごくどんよりした空模様だけど、雨は降らないと天気予報が言う。信じよう。自転車で街に出る。

郵便局と2つの銀行で通帳記帳しまくって、用事が終わってしまった。なんとなく街中に向かい、駅前の百貨店地下でおにぎりを買い、街中の公園で食べる。こんなところでおにぎり食べてる人あんまりいない。変な母子だったかな。

引越す前に比べて、この地にはのびのびした喫煙者が多い気がする。おおらかというのか。カーサンたちが座ったベンチは灰皿が近かったから仕方ないけど、おにぎり風上で煙を吐くおじさんを、ついちらっと見てしまった。おじさん、あっというまにもみ消して立ち去った。ご、ごめんよ。ここは喫煙可なのにね。

公園(というか広場)ではいつも物産展めいたテントが並んでいて、今日は石巻の海のものがいい匂いを放っていた。「つぶやき」ののぼりも発見。つぶ、焼いてますたしかに。

おにぎりだけじゃ物足りなくて、豚バラの串焼き(←テント内唯一の陸のもの)に心惹かれるカーサン。なんとなく買い損なってしまったけど、ありゃ食べればよかった。あー。

「今日でなつやすみ終わりかー」と、ぐんと背が伸びた(気がする)娘がつぶやく。そうだよ。あなたにはどんな夏だったのかしら。「もっとプール行きたかった」そうか。それはまた来年な。

カーサンはね、除湿機を買った夏だった(涙)。当分でずっぱりになる予感>除湿機。



2007年08月24日(金) もう振り返ってしまえ

8月の末には、幼稚園の2学期が始まる。娘の夏休みもあと1週間を切った。

今年の夏休みは、忙しかったなあ。ばたばたとしているうちに終わってしまう気がする。

でもカーサンにとっては、大事な夏休みになった。今までで一番記憶に残る夏休みかもしれない。

休みに入る直前、今振り返ってみたら、カーサンけっこうギリギリだった。気弱になって、自信が持てなくて、後悔ばかりしていた。

東京に戻って、以前の幼稚園ママ友やマダムたちの懐かしい顔を見て(見れなかった友もいるけど・・・Sちゃん・・・(涙))、カーサンにとって「一生の宝」認定の豆本をもらって、自分がちゃんとつながっていることを感じた。引越してから2ヶ月、根無し草の気分で心許ない日々だったのだ(たったの2ヶ月じゃねえか・・・)。

カーサンの自信の無さは、娘のコントロールにも影響して悪循環。これは病院のキャンプで、荒療治的に対決できた。かなりショック療法に近いものがあったけど。他の患者家族と話す、ということで、ひとつ吹っ切れた感じがする。

大阪義父母の来宅もカーサンにつながりをくれたし(←どのクチで言うか)、幼稚園のキャンプではとっかかりになりそうなママ友ができた。娘とは違う種類だけど、やはり持病のある女の子がもう1人いて、ママが付き添いで来ていた。

そのママが娘の測定器具を見て「懐かしい」とつぶやいたのでびっくり。なんと彼女は元ナース、そんな唐突なカミングアウトから、いろいろなことを話して、なんかこう、お互い「同志」みたいな気持ちというのかなあ。仲良くなってしまった。

持病は案外、ご縁の素になったりする。

そういうわけで、幼稚園最後の夏休み、引越して初めての夏休み、きっとずっと忘れられない。



2007年08月23日(木) 夏休み後半

病院のキャンプが終わってから、脱力感と暑さでへろへろと1週間過ごしてしまった。

へろへろしてる間に、16日から5泊6日で大阪義父母が来宅。

カーサンの方の実家父母に比べて6〜7歳若いだけのはずなのだが、大阪組は実にパワフル、エネルギッシュだ。なんせ青春18きっぷで大阪からやってくる。朝7時に出て、夜24時ぎりぎりにいらっさった。

翌日から1泊で近場の温泉へ。夜中にカサカサ音がすると思ったら、義父が娘の補食であるビスコをつまみにビールを飲んでいて仰天した。大事な補食なんですけど、という怒りと、ビビビビスコでビール飲めるんだ、という驚きと、そうさな、6:4くらい?

滞在中は義父の行動についてカリカリすることが多くて大層くたびれたが、義父母帰宅後「大阪に着きました、ありがとうなあ」という義母の済まなさそうな、感極まったような声を受話器越しに聴いたら「ま、いっか」と思ってしまう。学習しないカーサンである。
※そしてまた義父母揃って来宅の機会には、カリカリするのだ・・・。わかってる・・・。

義父母が大阪に発った翌日、幼稚園の1泊保育キャンプ。義父母を見送ってから、慌しく着替えを入れる巾着を縫ったりする。へろっと虚脱していた1週間に済ませておけばよいものを。

幼稚園のキャンプは、病院の2泊3日に比べればラクチンであった。だいたいこういう感じになるだろう、という予想がついたのと、気候が一気に涼しくなってくれたおかげだ。

夜、娘はお友達のように1人で寝付くことが出来ず、カーサン手首を貸す羽目になった。手首をにぎにぎしないと眠れないのは困ったもんだ。・・・本当にその場にカーサンがいなかったら、1人で寝付けたのだろうか。「タラレバ」考えても仕方ないけど、つい考えてしまう。

今回は同行せざるを得なかったんだから、ええい、考えるな。←まだうじうじ考えている模様

寝入りばなの3分ほどだけ添い寝して、あとはカーサン幼稚園から割り当てられた部屋に戻って寝た。2段ベッド×8の16人部屋を独り占め。ちょっと怖かったけど熟睡さ。耳栓要らずだった。

目覚めたとき、娘はカーサンが自分のベッドにいなかったもんだから「うかはひとりでねれた」と鼻の穴ふくらましていた。都合のいい記憶じゃのう。ま、そうやって自信をつけていってくれたまえ。

周りにコンビニ1つない場所に行くときは、山ほど補食を持っていくこと。上履きといってもルームシューズじゃなくてスリッポン程度の靴を用意すること。

この夏、二度のキャンプで学んだのは、そんなところみたいだ。


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