カーサン相当な冷え性で、手も足も指先はひんやりしている。足の冷えは段々上昇してきたような気もする。ふくらはぎ、腿あたりまでひんやり。
頭痛も肩こりも冷え性が元、冷え性の元は運動不足。わかっちゃいるのだ。
ところがこの頃カーサン上回る冷え性発見。夫だ。
北に引越したせいではない。東京にいるときも、床暖房をぼーぼーつけてカーサン何度目盛りを下げたか。今はホットカーペットの温度目盛りを「ダニアウト」まで上げる。ダニがアウトなほど熱くしないでほしい。お尻が焦げる。
まず靴下を履こう。そして一枚羽織れ。ウールとかフリースとか着なさい。それから暖房に頼れ。昨日の日経プラス「暖房を入れる前にする一工夫ランキング」を夫のおでこに貼りたい。
そんな夫が最近欲しがっているのが「綿入れ半纏」と「こたつ」。
こたつはカーサンも欲しいよ。足が暖まったらどんなに極楽でしょう。
でも、こたつって一度入ったら、二度と、一歩も、外に出たくなくなるでそ?それがこわい。
どうせ買うならカーサン丸いこたつがいいなあと思ったけど、足は4本だから結局四角と変わらないじゃないかとか、こたつ布団のバリエーションが四角に敵わないとか、じゃあ四角布団掛けてしまうか、でもそれじゃ丸いこたつ買う意味があるのかとか、ついつい思い巡らしてしまった。なんだ、買う気まんまんじゃないか。
少し気温が上がると「こたつなんか要らねえ」と強がってみるのだが、ねえ。寒いの嫌い。←結局冷え性
来月の誕生日プレゼントは綿入れ半纏だな。←1ヶ月待たせて冷やす鬼妻
いろんなこと。
・朝市。 実家母が来ていた金曜日、マンションで午前中断水。すばらしいタイミング。家にいられないので朝市に行ってみた。
実家母、主婦アドレナリンを大量に分泌したらしく、イカに始まりワカメ・のりの佃煮・塩辛、りんご、キャベツと重量感のある選択。歩いて持って帰るの、わかってる?
・うちにないもの。ちょっと上等なお菓子。 例えば、お友達が遊びにきたときに、こどもたちにはスナック菓子でいいけど、ママにはちょっとええもん出してみたい。単に昨日お邪魔したお宅で出してくれたお菓子が美味しかったのでそう思う。何が「例えば」だ。
デパートで買ったというより、お裾分けでいただいた的な風味がほしい。自分で書いていてもよくわからない。
・写真。 運動会の写真、プロが撮っていたのを選んで買うんだが、これがひどい。どこがプロじゃ。なにがじゃ。うちの古い一眼レフで撮った方がまだマシじゃ。
・めだか。 ひっそりと卵をつけているのを発見。今頃。
途端に同居している金魚が巨大に見える。金魚の口に、めだかの卵はぴったりサイズだ。ひとたまりもない。
金魚の成長を支えてしまっていたのだね。すまないことをした。
今から隔離もしたいが、娘が「はなちゃん(金魚の名前)はめだかのお母さんなんだよ」「ひとりにしたらかわいそう」と言う。
めだかブリーダーの夢を捨てられないカーサン。新しくめだか買ってきたいくらいだ。ちゃんと別の水槽で飼う。冬越しできるかな。室内だからダイジョウブかな。
・冬支度 灯油ストーブを買った。タイヤも冬用を買わないといけない。スノーブーツとかも必要になる?「スキーウェアで登園する子もいるよ」って。
灯油ストーブを使ったことがない。灯油を買うのか。しゅぽしゅぽするんだな?灯油の匂いに嫌気がさしたりするのだろうか。
・ちりとてちん おもしろい。「ちゃんと見たいな」と思う。
・歯医者 娘の歯医者に、カーサンも通おうと思う。限界が近づいている。予約してくる。
Vコン明けの日曜日は、夫の会社の芋煮会だった。kさんと飲みながら「明日なんかあったなー」「なんだっけなー」と頭をかきむしっていたのはコレだった。
こないだ野球大会に参加したばっかりじゃないか。ええ?
しかし芋煮会というイベント自体が初めてだ。集合場所にこんにゃくやら味噌やら分担材料をえっちら持っていったら、川の土手一面に広がる芋煮のひとたち。遅れてきたら土手で火を起こすこともできやしないね、という混雑ぶり。
隣りの団体はさんまを真っ黒に焼いているし、大学生っぽい集団はバレーボール始めちゃってるよ。爽やかな大学生活送ってるわねえ(←思いっきり他人事な目線)。
遮るものが一切無いから太陽光線浴びまくり。3ヶ月分くらい浴びた。光にゃ弱い。
スタンディングの夜を2日ばかり続けて過ごしたあとに、カーサンを日に当てるな。乾く。
乾きながらも、温まらない娘をなんとか焚きつけオコサマ集団に放り込む。奥様トークにも参加する。こういう社会性全開な会社イベント、あんまり今まで経験してこなかったからなあ。慣れないなあ。
夫は娘やオコサマ集団と遊ぶ方へ行ってしまい、カーサン放置。甲斐性なしの妻はぼーっと風景を見ていましたよ。所在ない。
「もう当分こういうのないよね?」と夫に確認したくなるのを抑えつつ(一応連夜のお楽しみ記憶でイーブンなはずだ)(え?イーブン?)帰りの車で無口になるカーサンであった。
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月曜日は定期検診。
いつもの先生ではなく、キャンプのときに会ったおもろい先生。実は会えるのを楽しみにしていた。
待ち時間中に、診察室を出入りする先生を見ていたら、なんだかキャンプのときのおもろいオーラは消え、真面目な顔して別人みたい。←当たり前です
でもいざ診察室に入って「キャンプの節は」と挨拶した途端「おおっ」と目を輝かせる先生。わはは、突然おもろいオーラ発散してますよ。
いつもよりかなり細かく状況尋ねられたり、カーサンの取った処置の理由を訊かれたりする。そして言葉に詰まるカーサン。ぐう。テケトーな判断を自覚して消え入りそうになる。
冷静にあれこれ話したあと「でもまあ、思った通りにゃーいかないもんなー」と先生が笑う。はー。こういうところでこちらは救われるのだ。
時間的に娘が低くなってきていて「オナカイタイ」と怪しい気配になり、「じゃモシモシしよっか」と聴診器を当てる先生。そうだ、この人小児科医だっけ(おいおい)。娘に話しかけるのもなんだか目が笑ってていいなあ。
要努力という検査結果を持って帰ってきたけど、なんだか明るい気分。いいんだか悪いんだか。
昼は幼稚園のバザー。陽当たりのいい場所で、延々わなげを仕切る。体力温存しておきたいのにー。
何故なら今夜は人生初Vコン。失礼があってはならない。だってそうでしょうそらそうだもの。
娘には「おかあさんのおともだちが、大好きなおともだちに会いにいくの。おかあさんもそれに付いていくの」とわけわからん説明。しかし納得する娘。前日のようなギャン泣き無しで別れ際を迎えました。←前日スガ前はギャン泣きだったのかよ。ええそうですよ。後味悪いことこのうえなし。
しかし「頼みます」と念を押していた当日に「ちょっとわりい」と出勤する夫。あーもーほんとに頼みます。影響無しだったからいいようなものの(以下自粛)。
ちょっとだけ会えたmさん、ブーツかっこよかったよ。
以下、初Vコン参戦は箇条書きで。 ・会場までのバスが何台も何台も駅前に。すげー。 ・みなさんメインのお荷物はコンパクト、他にもう1つ手提げを持つパターンが多いのね。用意周到なのね。 ・ばたばたとバスに乗り込み、食料や水分を確保し忘れた。ぬう、兵糧攻めか。 ・と思ったら、会場に着いてから時間がたっぷり。炭水化物をお腹におさめ、水分は自粛。 ・だってトイレも長蛇の列だもの。2個しかない個室のうち片方の床に水が溢れ、挑戦する勇者はいない模様。 ・しかし待ちきれない様子の後ろの女子2人が「片足上がればダイジョウブじゃん?」「いっちゃう?」と勇者な会話。 ・でも行かない。会話だけ勇者。いいよそれで。 ・ごめん、トイレの話長々と。
・長蛇の列に並んでるとき、会長の携帯が鳴り響く。ひえーと慌てふためいて携帯を探す会長。そのメロディはもちろんV様の…。冷静な会長の慌てふためきっぷりがかわええ〜。←暴露しちゃった、めんご(…めんご?) ・ついでにもうひとつ。会長のポーチはすっごくコンパクトなのに、どらポケのようになんでも入ってる。ええ、応援グッズも入ってる。信じられない。
・ワンマンで大きい会場に行ったことがない。J-WAVEライブとかで代々木に行ったことはあるけど、フェスって好きなアーティストがばらばらなファンが集うもの。今日みたいに1つの目的に向かって愛情を送っている空気は初めて。 ・客電が落ちると、会場のキラキラがきれい。見とれた。 ・揺れ方も振り方も一定の節度がおありのようで、なんかこう、礼儀正しい感じ。 ・歌詞をぶっとばした方もきちんと謝る礼儀正しさ。謝ったのなんかみたことないよ。え?誰って? ・特に健ちゃんの頭の下げ方はキレイで、見合いするならこの好青年にしなさい!と仲人したくなるくらい。
・始まった!と同時に「キャー!」。黄色い声ってよく言うけど、ほんとに黄色いんだなあ。これを思うとスガライブで飛ぶ声は、黄色くないなあ。ええと、黄土色…?野太い声も混じるしね…? ・なんか、会場中の女の子がかわいいなあ。ヲタとは思わないけどなあ。 ・そしてV様は「アイドル」なんだなあ。ファンと目が合うことを恐れていないもんね。え?スガといちいち比べるな? ・いいよー、この「ステキなおにいさん(或いはおとうと)たちと、少女たち」みたいな雰囲気。みんなかわええ。 ・「少女達」が慎ましやかに応援グッズを振る中、腰で乗る以外に方法を知らない女がひとり。すまねえ。
・ステージに楽器がない!そうなのか。不思議。 ・激しく踊って歌う6人を見てたら、なくてちょうどよいのだと知る。 ・でも健ちゃんの歌はバンドつきで聴いてみたい。どうぜフロントしか見ないでしょうけど。 ・いやー、すげーな!ずっと踊ってるよこのひとたち。タフだなあ。 ・そして笑顔。なんか洗われる。洗われてるぞオレ! ・↑前日のスガライブでつらかった肘打ちとか陣地争いとかを思い出している。スタンディング1人参戦は控えめに後ろにいるべきだったのかな。 ・はっ。いかんいかん、V様に集中するのよ。
・ときどき会長がそっと耳打ちしてくるコメントがすてき。 ・行きのバスで「6人の中では誰が?」と訊かれて言葉に詰まったが(←詰まるような人が参戦してよいものか)、近くで本物を見たらみんな好きになってしまった。だってみんなかっこいいんだもん。 ・というわけで、結局ひとりには絞れないまま。 ・「健は税金とかちゃんと払ってんのか?」というイノハラさんのツッコミが忘れられない。
・もうちょっとちゃんとテレビとかチェックしてみよう。 ・そんな決意でいいのか、初心者よ。
・こんなにエンタテイメントで客思いなステージを見慣れているのよね?スガライブはセンターマイクスタンド付近固定で視線送らないといけないの。だいじょぶかしら。nさんそこんとこフォローよろしく。
・帰りのバスに向かって会長軽やかな足取りでぐいぐい抜き去っていく。「ちょっとの遠慮が何十分という差になるのよ」金言じゃ。 ・会長とサシで飲めてうれしい。 ・でも飲んだのは3杯ともソフトドリンク。乾ききってました。 ・ものすごい満足感で帰宅しました。
・会長お奨めDVD見てみたいぞ。
・これ、レポじゃないんじゃない?
今夜はスガライブ、明日はついにVコンデビューという怒涛の夜の予定に加え、バザー準備+娘水族館遠足、バザー当日という昼夜の予定のぶつかりようは、一体何なのでしょう。
とにかく前に進むしかありません。夫にゴリ押ししまくり。 ※そしてVコン当日に休日出勤で中抜けする夫。まさに綱渡り。
娘の遠足は、翌日のバザー準備のため。担任の若い先生は不安全開だったが、園長先生にゴリっと押してみたら、付き添いナシ案が通った。うれしかった。
アシカショーが始まる頃にずいぶん低くなってぎょっとなったらしいが、当の娘はアシカに夢中で具合悪いとか気付かなかったらしい。帰宅してからも「がっかりするアシカ」の再現に余念がない。ありがとうアシカ、ありがとう園長先生。
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スガライブ。
初めての単独参戦。初めてのZeppSendai。初めてのオールスタンディング。
セットリストもレポも避けて避けて避けて、渾身の事前情報一切なし状態で臨んだのに、ライブ開始直前の会場内で、隣りのファン二人組みがネタバレしまくり。脱力。耳を塞ぎたいような、聞き耳立てたいような、ああ、やーめーてー。
整理番号が前の方だったので、2ブロック目のバー直後に立つ。スガさんのマイクまで直線で8人。タイミングによってはエフェクターを踏む足まで見える好位置。 ※そして両隣に山のように背の高いおねいさん。←あとでさんざん肘打ち攻撃に遭う
始まるまで、ドリンクどころじゃないですよ。また指先が真っ白、冷たくなっている。どうしてこうキンチョーするのか。ううむ。
まだ東京チームの最終日が残っているのでセットリストは書きません。参戦予定のkさんに「予習はどのCDを?」とご質問いただいたのですが、うーん、むつかしい…。カーサンのiTunesに入ってる「密室系」というプレイリストがぴったりなんだけど。←それじゃわかんねえよ
唯一危惧していた、MTWBでご尊顔を拝したギタリストが若い衆に代わっていて、カーサンほっ。すみませんすみません、どこまで失礼な発言なんでしょう。でもやっぱりミテクレも大事よ。ね?大事よね?
そしてハジけたポチ(キーボードのおにいちゃん)の姿を見ていたら、カーサンの抱えていた「バックがファミシュガじゃない哀しみ」がすぅっと薄くなった。よかった。
竜ちゃんときっしーのリズム隊はスピード感があってすごくよかった。あの曲(11月になったら書くね)のエンディングのドラムソロ、タカさんと同じ風味のオカズを叩いても、全然味わいが違っていて、それもほっとした。
いつまでもファミシュガを引き摺っていちゃいけないね、カーサン。新しいスガさんの門出に乾杯だ。
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ライブが終わって帰宅してから、もんのすごいさみしさに襲われたカーサン。
やっぱり今までのライブは、イコールお友達に会ってトークできるチャンスだったから。
あと、やっぱりカーサンの中でスガさんの音は東京の音だから。
特定の場所をイメージできてしまう作品が多いし、アウェー感を強く強く感じてしまい、ホームシックになってしまった。あ、イメージできてしまうのは、カーサンが勝手に確立しているものだから、念のため。
スガライブに行ったらさみしくなりそうだな、という事前の予想が大当たりしてしまった金曜日であった。
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