、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
土曜日は会社の後輩君の結婚披露宴でした。
この後輩君、7つ年上の職場の先輩と結婚しました。
披露宴が始まり、主賓挨拶、乾杯と続き、「ご歓談」が始まると、
友人たちとひな壇での記念撮影ってのが定番です。
私が座っていたのは来賓席だったので、他の人が撮影している様子を
食事の合間に見ていました。
新郎の友人たちってのは、まだ20代後半の人たちであって、
男女とも「若いのね」という程度の印象しかありませんでした。
一方、奥様のほう。ご友人たちは、同然ながら同い年なので、
皆さん30代も半ば過ぎです。
新郎新婦を囲んでいる姿を見ていると、皆さん全然雰囲気が違う。
「フルタイム」と「主婦」
「独身」と「既婚者子供なし」と「子供あり」
子供でも「小学生以下」と「中学生以上」
「キャリア志向」と「パート」
確認したわけではないので、想像の域を出ませんが、
その人から出てくる雰囲気は全然異なるものでした。
30代以降の顔は自分で作ったものといいます。
自分の属性に応じた雰囲気ってのは、どうしても出てしまうんですね。
ひな壇に並ぶ姿を見て、そんなことを思いました。
今回はたまたま女性の姿でしたが、男でも事情は一緒でしょうね。
なお、うちの奥さんは「生活感がない」といわれるのようですが、
多分それは、そういう生活をしているからでしょう・・・。
2005年09月02日(金) |
だから、わかんないって言われるんだよ |
asahi.comより。
オウム裁判の張本人、松本被告の裁判で、
東京地裁の判決(死刑)に不満を持った弁護団は、
東京高裁に、控訴したんですね。
で、控訴したときには「控訴趣意書」ってのを出すことになっている。
控訴趣意書の中身は、簡単に言えば
「1審判決のどの点が不満か」ということを書いて高裁に出すもので、
これを出して高裁の審理が始まります。
実際には、控訴をすると高裁が具体的に期日を指定して、
その日までに控訴趣意書を提出するように指示するのですが。。。
趣意書の提出期限は過ぎているのに、
松本被告の弁護団は、まだこれを出していないのです。
刑事訴訟法では、期日までに提出しないと、
即座に控訴棄却となります。要は、控訴審が行われないのです。
一方で、刑事訴訟規則には「遅延がやむを得ないと認められるときは、
期限内に出したものとして扱うことができる」という規定もあるんです。
これをふまえて、当該記事は、
いつまでたっても趣意書を提出しない弁護団を、
東京高裁が非難したコメントとして、以下のように書いてます。
・・・高裁は「今後たとえ提出しても『やむを得ない提出遅延』とは
認められない可能性が相当強まったことを否定しづらい」と
弁護団を牽制(けんせい)した。
「」内が、高裁のコメントです。
二重否定を簡単にしてしまうと、この文章は、
「今回のケースでは、やむをえない提出遅延とは認めないよ」=控訴棄却しちゃうよ。
・・・と言っているのですが、やはり正確ではありません。
どこが正確ではないのか。
試行錯誤しましたが、理由を上手くかけませんでした・・・。
こあらも法律やの端くれとして、この表現が意図することは
なんとなく読みとれます。この文体になれていますから。
でも、一般にはとてもわかりにくい表現ですよね。
だから、法律はわからないだのなんだのかんだの言われるんだろうな。
法律やさんは、二重否定大好きだし(笑)。
こちらの方が、断言するより、間違えたとき安全だから(爆)
2005年08月27日(土) |
東京ジオサイトプロジェクト |
<公式HP>
http://www.geo-site.jp/new/event.html
共同溝ってのがあります。
水道管や電気の管など、ライフラインの根幹である
ものの骨格となる線をおさめておくもの。
いま、東京の地下にどんどん溝を掘っていて、
今回虎ノ門から日比谷まで、1.5キロを掘りぬいたので
その掘りぬいたところを歩いてみましょうという
イベントが、今回のトンネルウォーク。
10時受け付け開始で、受け付け会場の日比谷公園に
ついたのは10:45ごろ。
その段階で、200人くらい並んでました。
結局、僕が受付をしてもらったのは、
1時間後の11:45でした。
支給品の手袋に、ヘルメットをかぶっていざ出発。
地上の入り口は、こんなに小さなところでした。
まぁ、実際の工事では日比谷側がゴールとなるので、
そんなに大きくないのでしょうが、
それにしても、ささやかなもんです。
しかし、ここから階段&エレベータで地下に降りると、
30メートルしたには、別世界がありました。
ここから、虎ノ門に向かって、1500メートルを歩きます。
地下30メートルは、地下水のせいかとても湿度が高く、
トンネルの壁は結露がびっしり。
シールド工法で掘られたトンネルは、壁の材質も
鉄だったり、コンクリだったり、鋳鉄だったりさまざま。
周りの土壌に合わせて、材質を変えているらしい。
道路の下を掘っているから、単にまっすぐ掘ればいいのかと
思いきや、そういうわけでもないらしい。
東京の地下には、「地下鉄」みたいに、地下の先住民がいるので、
それに一切影響がでないように計算して行かなくては
ならないとのこと。
だから、途中クネクネしている部分があった。
それにしても、1500メートルのトンネル。
実際の工事ではどうやって異動しているんだろうと思ったら、
ちゃんと、「鉄道」が走っており、それに乗って
移動することもできるらしい。
もちろん、トイレもあります。
電話もあります。
途中、工事関係者が「地底学芸員」の腕章をつけて
たっており、工事内容の説明をしてくれた。
(今、書いている内容はそこで聞いたこと。)
やっぱり、ここで仕事をしている人は、この現場が
大好きみたいで、話をしている顔はかっこよかったです。
自分の仕事への誇りってやつかな。
道路の下の見えないところで、こんな巨大な構造物が
あったなんて・・・建築の仕事って、面白いんだなぁと
ちょっとうらやましく思ったひと時でした。
社会科見学はいいものだ。
妻・しばこさんへ
あなたが寝てから、2時間後。
寝室の方から、
にゃにゃにゃにゃにゃ〜
と、聞こえてきました。
結婚して、11月で満4年。
かなり、なれてきたつもりですが、
夜中にいきなり聞こえると、
恐怖と笑いのない交ぜになった複雑な感情が、
私を襲います。
以上、お知らせでした。