先週出張で提出したプログラムを提出先でテスト中のため、不具合等があった時の対応のために連絡待ち状態の本日は、今にも何らかの未曾有の大惨事が発生して、困惑の電話がかかってきやしないかと、電話の音がするたびにビクビクしながら追いつめられた獣のような目をして過ごした一日であった。結局何事も無かったようなのでひとまずは安堵である。 それにしても、今日はいつにもまして眠く、戦々恐々としているわりには意識を失いがちで、緊張しているのだか弛緩しているのだか自分でもわからないやぶれかぶれな状態だった。本人は真剣に前線で戦っている(何と?)気分なのに、結果的には何も起こっていないのがいかにも自分らしい。まあ、問題があるよりはずっといいことだが何か損した気分になるのはどうしたことだろう。
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映画公開でかなりハリポタっぽい今年の冬ですが、実は何食わぬ顔で私も夏ぐらいに読んでいました。そして、自分のサイトでは全くそんなそぶりを見せないまま、勝手に一人で猛烈に盛り上がりました。何かもう、さまざまに萌えた(嫌な表現)っていうか、発芽するやいなや、みるみるうちに世界樹級に何かが成長を遂げて驚いているそばから、別の世界樹が生えてきて、いわば世界樹の林が完成というか、バオバブの樹っていうか、結局何が言いたいのかわかりません。錯乱しています。
で、どういった世界樹が育ったかと申しますと、まずはマルフォイです(全然意味が分からない文)。よりにもよって何故。まあ、ニール(関連記事)とかレムス(日記(12月15日)参照)とかを気にしている時点で、もう仕方がないというかむしろ妥当な気もします。そして、当然スネイプ先生にもひどく感銘を受けました。そんな私なので、もしホグワーツに入学できるならば、是非ともスリザリンに入寮したい。そして、まともに関わるとひどい目にあいそうなので(ヒドイ)遠巻きに見守りたい。狡猾ウォッチングならお任せいただきたいものだ(そんな役目はない)。他には、双子なども標的です(不穏)。というかウィーズリー家は全体的に世界樹が育ちました。
時節柄(何が)、冬コミケではハリポタも探そうという腹なのですが、ついでに夏ぐらいに描いた落描きが出てきたので、公開処刑。 初めて描いたハリポタキャラがミリセント・ブルストロードだなんて私も因果な。 今日は、一介のスリザリン者(おこがましい)として、巳年が終わらぬうちにハリポタカミングアウトできて良かったです。良いクリスマスでした。そんなクリスマスですか。
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2001年12月21日(金)/あろうことか、三周年。 |
そういえば、このサイトが3周年です。何てことだ。更新してもしなくても、閉じてないってだけで、年数だけは蓄積されるので如何ともしがたいですな。 今後も更新はなくとも、閉めるつもりは毛頭ないので、思い出したときにでもよろしくしてくださると幸いです。 引っ越さない分、来年は今年よりは幾分ましになると信じたい…。
東京への出張のついでに本屋に行った。そんなわけで目録。またですか。
風姿花伝 世阿弥著 岩波文庫 神秘主義 ジェフリー・パリンダー著 中川正生訳 講談社学術文庫 戦争概論 ジョミニ著 佐藤徳太郎訳 中公文庫 玻璃物語 双蛇宮著 国書刊行会 花の知恵 モーリス・メーテルリンク著 高尾歩訳 工作舎 中国科学幻想文学館<上> 武田雅哉 林久之著 大修館書店 無頭人 ジョルジュ・バタイユ他 兼子正勝 中沢信一 鈴木創士訳 現代思潮社 マクルーハン テレンス・ゴードン文 スーザン・ウィルマース絵 宮澤淳一訳 ちくま学芸文庫
「マクルーハン」は、かなり良い。表紙も中身も良い。もし私が本を作るならこんな風にしたい。「玻璃物語」も期待できそうだ。帯に「ダンテ、ワーグナー、モロー、泉鏡花、谷崎潤一郎の血を継ぐ超大型新人 双蛇宮が世に問う耽美の書」などと非常に胡乱なことが書かれており大喜びだ。タンビってどんな背徳が繰り広げられているのやら。「風姿花伝」は本当に読む気があるのか自分でも不明。 ボーナス支給に気を良くして、本を比較的沢山入手していた昨今だが、だいぶ気が済んできた。と同時に、冬の有明祭りへの気合もなんか薄れてきたので少々困っている。何も困ることはないだろうに。難儀なことだ(他人事?)。
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会社で、年末年始休みの緊急連絡先を記入することを要求され、行動予定の欄に、何も考えずに29、30日に「外出」、その他の日は「自宅」と書き入れて提出した。 その後、その行動予定があからさまに冬の有明即売会仕様であるように感じられ、人に感づかれたらと思うと、いてもたってもいられなかったがどうしようもなかった。実際半ばそのとおりであるのも否めないのでどうしようもない。
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実は、日曜などにまたもやいろいろと本を買っていたので、まとめて目録を作成することにする。
滑稽 古代中国の異人たち 大室幹夫著 岩波現代文庫 挑発としての文学史 H.Rヤウス著/轡田収訳 岩波現代文庫 中国的思考 蜂屋邦夫著 講談社学術文庫 トマス・アクィナス 稲垣良典著 講談社学術文庫 上田敏全訳詩集 山内義雄・矢野峰人編 岩波文庫 純粋な自然の贈与 中沢新一著 せりか書房
サマルカンド年代記 マミン・マアルーフ著/牟田口義郎著 ちくま学芸文庫
不在の騎士 イタロ・カルヴィーノ著/米川良夫訳 国書刊行会 ユルスナール・セレクション4 M・ユルスナール著/岩崎力・多田智満子・吉田加奈子訳 白水社
最近本棚の残り容量が少なくなってきたので、そろそろ収納のための方策を考えなければならぬ。二階の物があまり重すぎると大地震の時に大変な目に遭うと、父親に真剣な目で詰め寄られたばかりなのでさすがに真面目に考えなくては。地震でなくとも本で二階の床が抜けたりしたら目も当てられない。それもちょっとかっこいいとか思う自分を否定できない所なんかが、私が親不孝たる所以なのだ。すまない父よ。
ところで、日記に目録を記していると、何だかすごく本を買い過ぎのような気になってくるから不思議だ。まあ、同年代(二十代後半)の女性の平均からすると多いかも知れぬとは思うが、ボーナスが出たことでちょっと気前よくなっているとはいえ、別にいつもと同じなので妙な気がする。でも、たまには本屋に行くのを控えるのも一興かも知れないので、次の給料が出るまでは自粛しようかと自らに提案してみたが、給料日は来週であることに気づいた。じゃあいいや。即刻先の提案は却下だ。意志薄弱。
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2001年12月18日(火)/自分のことすらわかりません。 |
先月ダラダラいじっていたプログラムを今月末にリリースするということがいきなり判明し、降って湧いたように今週出張することが決まった。年末のこの忙しいときに新バージョンリリースとは客先の人も酔狂な。新年早々新機能をつけて嬉しい感じにしたいってことなのだろうか。多少面倒だがまあ良かろう(偉そう)。 しかし、私などは、ちょっと出張して「ブツはこれで、これとこれをどこそこに入れれば動きます。何かあったら連絡を。じゃあそういう事で」とか言ってれば事足りるが、実際に導入する人は大変だ。年末休みが多少削られるんじゃあるまいか? せめて下手な不具合などを出して彼らと私の余計な仕事が増えぬようにしないと…などと思いつつ、つらつらとソースコードを見返していたら…こいつはいけない。ぎょうさんありよった(何者)。不具合が。 というか、根本的に間違っており震撼。プログラムにaバージョンとa'バージョンがあるとして、私が修正すべきなのはaの方だったが、思いっきりa'の方をなおしていたのであった。あ、危ねえ〜! 気づいて良かった。あっさり直ったのも良かった。ああ驚いた。当時は何の疑いもなく修正していたのが不思議でたまらない。そして、こういう不思議なことばかり引き起こしがちな自分もなおさら不思議でたまらない。
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慣習に従い、通勤中の電車内でジャンプを読むが、ライジングインパクトでまたもやリーベル周辺があんな風だったので、笑顔が浮かびそうであるのをどうすることも出来ず、静かにジャンプを閉じた。不審に思われると具合が悪いのでやむを得ぬ。 しかし、その日一日、自分にとって全く看過すべからざる展開になっているであろう例の数ページを思い起こしては、もういっそのことすみやかに帰宅し、誰もいないところで思う存分のたうちまわりたいという衝動に苛まれ続けた。このような日に仕事など、苦行でしかありえぬ。神は何故私にこのような試練を与え給うのか(大仰)。もちろん帰宅後存分に笑顔になり往生。
それにしても、リーベルが登場すると飛躍的に点描が増えるので、全くいたたまれない(菩提)。今回のはほとんどプラタが放ったやつだが、畢竟それはリーベルに起因するものであり、点描発生源としての彼の潜在能力の高さに改めて驚かされることとなった。自らが発するだけではなく、他人が発生させる触媒にもなりうるとは。 せっかくこんなにたまらないのであるから、今週は感想を書きたいが、こんな時に限って何やら忙しくなってきた。極めて遺憾だ。っていうか半ば書いてしまっているが。いけないいけない。
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