現在気の毒なほど三国志の武将のことで頭が一杯の私ですが、その内容(?)自体はずっと前から認識していまして、三国志に出会ってすぐに脳内が武将に席巻されたその時以来、何年かおきにふとしたきっかけで私生活が武将に占拠される(意味不明)と言うことを繰り返しており、最近のこの狂乱状態も、何度目かの大きな武将ブームと言ったところなのであります。 それで、何やら以前のマイ三国志ブームのおりに、非常に恐ろしい物を入手しておりまして、それをつい数日前うっかり発見してしまったのですよ。
それは、真・三國無双2も出しているKOEIが、何年も前に出していた、三国志のCDドラマとかいうもので、三国志の主要な武将たちを生贄(贄?)に、三国志の世界を面白おかしく楽しもうという趣向のギャグCDという代物でありました。 で、キャストのラインナップが多少古くてほほえましいのですが、劉備が古屋徹であったり周瑜が速水奨だったり曹操が銀河万丈だったり孔明が今は亡き塩沢兼人だったりと、とりあえず理不尽に豪華なことになっております。
さらに、内容が非常に末期的なことになっており、いっそ痛快なほどなのですが、 なんか、ブックレットに、そのCDにおける三国志の人物相関図というのが載っており、曹操→徐庶の部分に「玄徳から無理矢理奪った」とか書いてあって目も当てられません。確かにそうなんだけど…(え?)。さらに、曹操→関羽の部分には、 「熱烈な片想い(まさに純愛!)」とか書いてある…。目が回りそうです。確かに間違ってはいないけど…(え?)。 そして、CD本編では、張飛(声・玄田哲章)と関羽(声・堀秀行)が趙雲(声・草尾毅)の寝起きをレポートしていたり、周瑜のシャワーシーンを孔明がスクープしたりと、やりたい放題にも程がありました。KOEIって一体どういう会社だったんだ…。いやCDの出来自体はすごくいいと思うんですけど。いろいろと非常に面白かったですし。
それにしても、このような嗜好性の高いCDを学生の身分だった頃、少ない小遣いをやりくりして買っていた昔の自分がまず空恐ろしかったです。むしろそのブレイブを讃えてやりたい。私が讃えなくて誰が讃えるというのですか。
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2002年03月22日(金)/三国球児見参(児?)。 |
先日の無双バスケ妄想で呂布に対し失礼なことを考えて以来、無双2設定で、他のスポーツを適用した場合の可能性をいろいろ考えては、白昼堂々薄ら笑うのが、現在のマイブームです。いや夜隠に乗じて薄ら笑っても駄目ですが。気味が悪い。
例えば野球なんかだと、孔明が練習用のバッティングマシーンとかを発明する様が容易に想像できます。そういった調子で、生来の発明好きが高じて、さまざまな特訓マシーンを制作しまくる孔明。連弩の技術を応用した機械が、次々と矢を放ちます。矢? そして、孔明のマシーンにかけられてはひどい目に合う蜀の選手陣。選手ってアナタ。マシーンへの不満を孔明ではなく趙雲に訴える馬超と張飛。真面目に受け応える趙雲。「このような理不尽に耐えてこそ、実力がつくのでしょう」とかなんとか。そして、なんとなく蜀は貧乏そうであり、人手も足りない感じなので、孔明が選手や監督や顧問の先生など(部活?)いろんなことを兼任していそうで苦労がしのばれます。そして、女子マネージャーがいません。呉には三人も女子がいるのに…。世の中は不公平ですね。
こんな感じで、ひとしきり薄ら笑った結果、どうも私にとって、蜀チームの惨状が最も想像しやすく失礼なことを考えがちな傾向に気付いたのですが、それはひとえに何でもかんでも自分でやらないと気の済まぬ性格の上、発明大好きという孔明の存在によるものと思われます。いやこういう認識がそもそも失礼ですが。なんか孔明ファンに怒られそうです。すみません。 まあ、蜀軍がどんなスポーツをやるにせよ、女子がいないため孔明がマネージャーもやっているのですが、「ビームを放つマネージャーなどさんざん」という苦情に応じ、いずれ女子マネージャーを発明するのではなかろうか。そしてまたしても一騒動が巻き起こり、より一層さんざんな目にあう蜀の選手達。 …薄ら可哀想(私が)。
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2002年03月21日(木)/保護したい人が沢山いる。 |
まるっきり武将だらけで、日記に他のことがほとんど書かれることがない昨今です。少しは慎めという感じですが、自分ではどうすることもできません(開き直るな)。 さて、一口に武将と申しましても、当日記で最近語られているものには、主に、真・三國無双2における武将と、北方謙三著「三国志」における武将の二種類があるのでした。昨日のかわいそうな呂布は無双2の呂布であり、黒ずくめのかっこいい方ではないのでご了承下さい。三国志をご存じない方には、何が何やらという感じなのでしょうか。しかし、無双2の呂布と北方三国志の呂布は全然違うのですよ。況や陸遜をや。別に、可愛いから萌えたので好きであるとかそういう訳じゃないんです。違うんです。たまたま可愛かったんです。いや可愛いのは好きですが。違うんだ…。
ところで、この前の北方三国志10巻感想で、ぶちまけ忘れていたのですが(変な言葉)、何やら沙摩柯が登場しやがり、特に巻末付近での台頭著しいため大変に警戒を強めております。何故ならこやつに甘寧が殺られるからであります。好きなんですよ甘寧。というか呉将はたいてい好きですが。 それで、甘寧と仲の良い呂蒙も、北方三国志においては、相当あっさりめの描写で何げなく死んでしまっていたので、甘寧も下手をすると、気付いたら散華していたなんてことになりかねず心配です。死ぬのならそれなりの描写でもって死んで欲しいです。でも死なないで欲しいです。でも死んでしまいます。ああ、もういっそ本の中に入って甘寧の身柄を保護したいぜ…!(錯乱)まだ11巻を読んでもいないのに、勝手に心配したり悲しんだりで大忙しです。少しは落ち着きたい。
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2002年03月20日(水)/スポーツマンであると言う前に武人である。 |
今のところ、件の無双2の設定資料集に、呂布の身の丈が2メートルだと書いてあるらしいということくらいしかわからず、入手への思いは募るばかりの今日この頃です。全然どうでもいいようなものに思いを募らせるのはいつものことです。というか、KOEIのサイトで無双2の音楽CDと一緒に資料集も注文しました。そのサイトで会員登録をしてまで…! 病膏肓に入りすぎ。
それにしても、2メートルって随分巨大ですねえ。まあ呂布だからやむを得ないのか(失礼)。そんなにでかいのなら、もういっそのことバスケットボールでも始めればいいと思います。日頃戦場で大勢の兵士を軽くひねり殺しまくっている彼にかかれば、バスケなどは何ほどのこともないでしょう。強そうです。あのでかいバスケのボールを片手で握りつぶすなど朝飯前。つぶしてどうする。 そして、赤兎馬の使用はやはりファウルだと思われるので注意が必要です。いや、規定には「馬やその他の動物に騎乗した場合はファウルとなる」だとか、そんな事は書いていなさそうだから実は大丈夫なのか? そんなバカな。では、人を斬ったりした場合はどうなのか…? 武将ともなると、スポーツ一つをやるにしても話が物騒になってくるので困ったものです。
あと、陸遜は小さくて素早いので、スラムダンクで言うと、宮城リョータのようなポジションになるのだろうと思います。彼はわりあいに腹黒そうなので、フェイントとかも上手にやりそうです。審判に気取られずにファウルするなんて裏技も得意そう。そして意味もなく回転し相手を翻弄。味方も翻弄されそうですが。
そうか…バスケか…(何)。
///// その後の追記 ////// 無双バスケについてもう少しじっくり考えてみたのですが、やはり、魏、呉、蜀の三つのチームと、その他陣営チームを加え4チームあるのだと思います。チームって…ちょっと…大丈夫ですか私。 それで貂蝉は、スラムダンクで言うと、やはり晴子さんのような役割を担うとよいでしょう。いつも応援してくれる貂蝉に熱い思いを寄せる呂布。しかし、呂布にモテモテの貂蝉は、呂布と同チームの天才ルーキーである董卓にお熱でちっとも脈なしなのです。ワー!呂布かわいそう〜!(私もかわいそうです)
ちなみに、蜀には女子がいないので、せっかく強いチームなのに女子マネージャーがいません。しょうがないので孔明が選手とマネージャーを兼任。…気の毒に…。 ……あああ。仕事しないと…。ほんと気の毒ですよ。私が。
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三國無双2設定資料集がもう出ているのだそうですが、未だ入手できておらず。なんだ水くさい。出てるなら出てるって言ってくれYO! (どうやって) 噂によると何やら連中の年齢設定やら身長やらも判明する愉快な逸品である模様。そして、各人前面図、側面図、背面図が網羅されており、非常に便利でもある模様。呂布は2メートル。でかいぞ!陸遜は17才。若いぞ!もうだめだ!(何が?)しかし、身長とか載せているあたり、誰に向けて発信しているのですか? わりと特殊な用途において必要とされる情報のような気が。気のせいですか。いや、設定資料なんだから仕方ないのか(何が?)。 とにかく気になってどうしようもなく、矢も盾もたまりません。こんな時に限って本屋にも行けぬ状況なのが全く呪わしい。先月など全然ヒマであり、売った油でアラブの豪商になれるほどだったのに。油を売りすぎた報いなのでしょうか。好きで売っていたわけじゃないんですが…。
ところでこれを書いている今は、もうすぐお昼というところです。 売るような油は何処にもないはずなんだがなあ。 ああ、早く本屋に行きたいなあ。
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2002年03月18日(月)/七転び零起き(転びっぱなし)。 |
この日記は、会社が忙しくなってくると更新が滞る仕組みであり、つまり現在はせっぱつまり中というわけであります。そして、この文も会社で書いています。ああああ。私が自分の首を絞めてゆく様子をとくとご覧あれ。
ライジングが終了してしまってからも、ジャンプは立読みしているのですが、なんか正直言って相当どうでもよくなってきたというか…。目当ての作品がないってだけでこれほど張り合いがなくなるものなんでしょうか。ワンピースとかジャガーは相変わらず面白いんですが。どんな形でもいいので、早く央氏が復活してくれないものでしょうかねえ。ジャンプでなくても喜んでついて行くのですが。たとえ「りぼん」であろうとも。
目下私を悩ませている、「北方三国志文庫版刊行分を全部読んでしまって続きがよみたくてしょうがない問題」(長い)については、結局ちょっと遠くて休日にしか行けぬN市図書館には行けずじまいで、やむなく10巻が出るまで我慢して待ちました。しかし、陸遜的には前夜祭であったため(昨日の日記参照)、読めば読むほど生殺しの状態に。単行本版の11巻を求めようにも、近くて帰りにも寄れるM市図書館すら、現在仕事がアレなために平日に赴くことが叶いません。あああああ。こんな時何を呪えばいいのだ(物騒)。さりとてどうしようもないので、無理矢理にでも無双2をやるほかはないのでした。「やるほかはない」ってアンタ。睡眠時間を削ってまで。他にも燃えないゴミをまとめるとかいろいろあるだろうに。
こんなふうにふんだりけったりである最近の私なのですが、そんな時、無双2の司馬懿の事を思い出すと少しは慰められます。彼は、およそ肉弾戦に不向きな軍師という役割であり、それを物語るかのように、裾の長い活動的でない服をお召しになり、全く武器の用を為すとも見えぬ黒い羽扇で攻撃という、とても頼りない装備であるにもかかわらず、本人はけっこうやる気満々で戦場を一生懸命走りまわったり、ビームを放ったりしているのです。 そんな様子を見ていると、なんかこう…私も頑張ろうって気になるような心持ちがします(曖昧)。なにしろ羽扇でいかにも剣呑なでかい剣を持った人と互角につばぜり合いをするのだから、ただ者とは思えない。だって羽ですよ? そのへんは知略でどうにかしているのでしょうか。どうにかするにも限度があると思います。
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やっと北方三国志10巻が出たので、速攻で入手の上読了。現在仕事が忙しく日記を書くのもままなりませんが、何か言わずにはおれぬので、読んだ後の私の生の声をろくに吟味もせずにぶちまけておきます。
うあああ!!張飛ーッ!なんということだ。 せめて豚料理を馬超に教えておいて欲しかった。 おのれ張昭め!実はかなり好きだけど 今回ばかりはコンチクショー! 馬超は、何だか立ち去りそうな気配? 何となく無理がありそうだけどお幸せに!←? あと曹操がいちいち格好良すぎるので それを受け止める方の身にもなって欲しい。心憎し。
よく考えてみたら、 関羽死亡〜夷陵の戦いの間は以下の如く 大きい事件が頻繁に起こっていたのだった。
1.関羽死亡(219年) 2.曹操死亡(220年) 3.禅譲により曹丕が帝になり、後漢滅亡(220年) 4.張飛死亡(221年) 5.夷陵の戦い(222年)
それゆえ、2、3、4あたりは、端折るわけにもゆかず、むしろじっくり書くことを期待されるところであり、もちろん大変素晴らしく書かれており必要以上に感動したが、そのような事情により陸遜の放火(語弊)は次巻以降に持ち越しであり、 要するに私にとって10巻はまったくの前夜祭だった。 10巻最後付近のほどなく火を放ちそうな展開にドッキドキ☆ しかし、あれだけいろいろ事件が起こっていながら前夜祭はないだろう自分よ。でも、10巻で放火が見られるとばかり思って舞い上がっていたんだよ…愚かだった自分。先走りがちだった自分。 結論としては、次巻までどうせ待てぬので早く図書館に行きたいな。
…なんか、ポエムチック? とても正気の沙汰とは思えないです。まあいつものことですが。
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