腹の具合があまり良くないため、正露丸を飲んだりしています。なにか悪いものを食べたか飲んだかしたのであろうと思われます。しかし何が原因であったか考えようにも、心当たりがありすぎて特定が難しい。一応気をつけていたつもりなのですが。気をつけているのに心当たりが沢山とは何事だ。
ともかく、こういうときには粥が良いだろうということで、缶詰で売られている粥を買い求めました。黒米粥とあり、大変身体に良さそうです。しかし、食べてみたら、あ…甘い…。材料が黒米なだけに暗褐色をしており、なんだか汁粉を食べているような気分に。おやつじゃないのに。というか私は甘いもの苦手で汁粉とか食べると冗談抜きで気分が悪くなるのですよ。いや粥なんですが。粥なのに。「落ち着け。これは汁粉ではない。正真正銘粥だ。考えるんじゃない、感じるんだ。」とか思って頑張ったのですが、自分はだませなかった。思うに、一生懸命粥だと考えていたのに、感じてみたら甘かったのが敗因か…?もうわけがわからぬ。助けて。
ほかにも、ペットボトルの緑茶やウーロン茶が売られているのはいいのですが、なぜか執拗に糖が入れられておりうかつに飲むと大変です。杭州は龍井茶という緑茶の産地で、皆ガンガンその龍井茶を飲んでいますが、それには何も加えずふつうに飲んでいるではないですか。何故。さらに、パンも甘いです。菓子パンなら別にかまわないのですが、普通の食パンが甘いです。为什么你们想那么加上糖?(訳:あなたがたはどうしてそんなに糖を加えたいのですか。(語学留学生らしさを醸し出すため中国語で表現。))助けて。
こちらに来て以来、食べ物はたいていおいしいと感じているのですが、たまにこんな甘い罠があり難儀しています。甘いもの苦手な人にはちょっと厳しい環境ですなあ…。
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そういうわけで、さっそく電視(テレビ)ばかり見ています。私は日本ではテレビをほとんど見なかったので珍しいことです。数多くのチャンネルでドラマが放映されていてとても楽しいです。日本にいたころ射雕英雄伝などを見た経験から、中国の古装片は随分と愉快なものだと思っていたものでしたが、こちらではどうも電視劇の一大ジャンルとなっているらしく、そんなのばっかりやっています。好きなので楽しく見られるのですが、あまり沢山あるとなんかさっぱり区別がつかぬ。
それでも、変なかぶり物等でつきぬけてしまっているものは、やはり色濃い印象を残すものです。斉天大聖2とかいうやつなどは、西遊記をベースにした物語らしいのですが、伝奇物であるというのをいいことにやりたい放題でした。全員特殊メイクかよ。我が目を疑います。ほんとに。 それで、二郎神君が出てきたのはまあ良いのですが、いやあの哮天犬がですね、なぜ人型なのですか。…擬人化? 孫悟空や猪八戒などよりよほど人間じみています。他のキャラはさんざん人間離れさせておいていて、犬だけは人型にするとは何事なのか。
昨日の記述の如く適当なチャンネルめぐりをしていた時、うっかり目に止まったのを少し見ただけであるし、言葉も良く分からぬ状態なので、何か私のあずかり知らぬ事情があるのかもしれませんね。
なによりも愉快なので詳しい情報を得るべく、もう少しじっくり見てみたいのですが、何時から何チャンネルでやっていたんでしたっけ…? ダメだこりゃ。
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チャンネルが増えた。ヤッタ YATTA!
ケーブルテレビにするとチャンネルが増えるらしいです。 私の部屋は、デフォルトの状態だとチャンネルは7つほどでしたが、これが一挙に63チャンネルに。多いな。 ともあれ、中国はテレビのチャンネルが沢山なのも魅力なので、これで自分の部屋でも満喫できるようになって嬉しい限りです。どうも言葉が良く分からないので内容もそれほど詳細な部分まで理解できるわけではないため、じっくり一つの番組を見ることができず、63あるチャンネルをひたすらぐるぐる回し続けるだけになってしまいがちです。それでも楽しい。
こちらの放送は、日本のTV放送と比べるとCMが挟まる回数が少ないようです。しかしその分、いったんCMがはじまるとやたら長いような気が。しかもCMの種類自体はそんなに多くない…?
そのため、始めのうちはCMも楽しんでいたのが次第に飽きてきてしまい、CMが始まると別のチャンネルに回す習慣が身につきつつあります。そしてまた、チャンネルをぐるぐるまわすことになるのでした。そして気が付くと、もともと自分が見ていた番組がどのチャンネルでやっていたのか分からなくなるのでした。落ち着いて観ろ。
どうもシャンプーの宣伝がやたら多いような気がします。あとはマクドナルドとケンタッキーとかお茶とか洗剤とか歯磨き粉とか携帯電話とかでしょうか。消費者金融のCMはありません。当然といえば当然な気もしますが、最初はちょっと新鮮でした。
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毎週太極拳の選択授業があるというので参加。老師は素敵な眼鏡っ子のくせして、すばやい武術の動きなどをガンガン披露してくれます。眼鏡と武術の華麗なる融合。そうしたら、実は最初に来た老師は臨時の人であり、次週からは別の老師がやって来ました。やはり眼鏡っ子でした。眼鏡と武術の華麗なる融合その2。というか初っ端から代理だったのかよ。しかし、眼鏡と武術の二つが満喫できるなどまさしく天佑であります。意外に豊富なのか眼鏡武術家は。
真の老師はさりげなく李連杰とか霍元甲を話題に上らせたりして大変素晴らしいです。手にしていた武術のテキスト(?)には李の若き頃の写真が載っておりそれを皆に見せる老師だったが、反応していたのは私だけでした。生徒が女子ばっかりだから仕方ないんですよ…。なんだかすみませんね真眼鏡老師。
しかしそんな本に載っているということは、武術界的に今なおやはり李は重要な感じなのでしょうか。ちょっと興味深いですね。
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2006年03月31日(金)/現在日本にいません。 |
や…やっとつながった…!世界につながった…!! 表題に示したとおり、私は現在中国の浙江省杭州市におります。そして本日やっとネットが開通したのです。ようやく日本と連絡が取れますよ。やれやれ。 ハリーさん、鈴木さん、日本はどうですか? 杭州はなんだか屋内は寒いのに屋外は暖かい不思議なところです。何故だ。
こちらに来てまだ10日ほどですが、すでに大陸のおおらかさを思わせるいろいろなことが起こっており愉快なので報告したいです。本日はとりあえず生存報告まで。
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中国の語学留学生は、たいてい大学の寮に入ることになっているのですが、私が申し込んだときにはすでに満室であったため、学校付近のアパートに暮らすことになりました。実は、私は大学も職場も実家から通える場所にあったため、ずっと実家暮らしでありこれまで一人暮らしをした経験がありません。生まれて初めての一人暮らしが海外でのそれだというのは、よく考えるとわりと豪胆な感じですが、私の場合はいろいろとフォローしてくださる人(私に二胡を教えてくれる先生。以下S老師)が得られたのでそれほど大変でもなく中国暮らしを満喫しているのでした。
まあ、来て早々温水器の水管が壊れて水漏れしたり、電灯をつけすぎたら洗面所の電灯が破裂した挙句電気がつかなくなり、驚きつつも途方にくれていたら実はブレーカーが落ちていただけであったり、しかしそうであってもブレーカーが落ちるときはどこかを道連れにするのが不思議でありつつ恐ろしかったり、杭州に来てすぐでまだ布団ぐらいしかない時にS老師が用事で一週間ほど不在となり、外部との連絡手段が一切ないまま放置状態となり途方にくれたり、こっちの人のアグレッシブな交通方法に翻弄されて命の危機を感じて途方にくれたり、いろいろありましたが、今となってはいい思い出です。
私は元来どちらかというと単独行動派なので、一人住まいも思いのほか快適です。誰の邪魔も入らないというのは素晴らしい。困りごとが無くとりあえず健康だからこそなのかもしれませんが。しかし、これまでずっと猫と暮らしていたため、猫なしの生活というのも生まれて初めてなのであり、ときおり痛烈な猫不足を感じることがあります。ああ、猫はいい。我が家の猫らは元気にしているだろうか。
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唐突ですが、中国浙江省の杭州にやってきました。しばらくここで暮らします。現在なぜ自分がそのようになったかを記すと以下のような感じです。
昨年末、これまでだいぶ働いたのでまあこのへんでいいだろうと勤めていた会社を退職することに決め、これまでの残業などである程度貯金があったのでこうなったらもう最低1年以上は働かないでボンヤリ過ごしてやろうと目論んでいたところ、どうせヒマになるなら中国で二胡と中国語を習っては?との意見により、わりとスムーズに話が進み、3月22日から杭州で語学留学しつつ二胡を教わり中。この日記にはそういえば全然書いていませんでしたが、二胡は日本にいるときから5年ほど習っていました。
細かい部分でニュアンスは異なりますが大体こんな感じ。何かあっさりしていますね。実際かなり幸運な感じに話が進み、あれよという間にここにいます。物事が決まるときというのは案外いつもこんな感じなのかもしれません。
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