栞
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僕に熱い想いをください。
あふれる涙が止まらないうちに…。
そうしないと
二度とこんな想いが
出来ないような気がします。
いつか貴女と出逢う時
笑顔で逢いたい。
そのためにも今を
精一杯生きていきたい。
どんなに待ち続けても
ずっと信じていたい。
だから少しだけ
心の中を覗かせてください。
それだけでいいんです…。
優しい言葉… 心を癒してくれた声…
携帯にのびる手…
今さら…
あれから3ヶ月…まだ僕のことを覚えてますか?
カーテン越しに
オレンジ色に染まる月が
見え隠れしている。。。
思い切りカーテンを開けて
見ればいいのに
そんな勇気さえ
今の僕にはない…。
あの時君は僕に嘘をついた。
どうしてあんな嘘を…喜ぶとでも思った?
守れない約束ならしないでほしかった。
嘘で包まれた君なんて見たくないよ。
貴女の言葉ひとつひとつに
想い出をつくっていきたい。
受話器の向こうには
僕の知らない貴女の微笑みがある…。
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