ミュシャ展。 |
友達と上野へミュシャ展を見に行ってきた。この人の絵って、縦長の紙にきれいな女性が繊細に描かれたものばかりが有名で、他の絵って殆んど見たことがなく、油彩だったり習作だったり鉛筆画だったりも見ることが出来たので、かなり楽しめました。ただ、作品を見ていくうえで、結構多くの絵に共通されてるんだけど、繊細に描かれた女性とは別に、下の方に悪魔みたいな絵だったり、女性とは全く違った暗いイメージの絵が描かれてることが多かったんだけど、そのことに関して説明で触れられていることがなく、ちょっと残念…かも。
しかし、すごい混んでた。しっかり人酔いしちゃったし。あと、金箔を使った絵や豪華な装飾のされたネックレスなんかもあったけど、そういうのの前でおばさんたちが「あら、この金箔本物?売ればいくらするのかしら」とか「すごいわねー、このネックレス。いくらくらいの宝石とか金使ってるのかしら」とか、そういうこと話してることが多かった。そういうの聞くとちょっと残念になります。だってさ、それは金箔でも宝石でも金の価値でもなく、芸術的価値をつけるべきでしょう?なんでそこで使用された金箔や宝石、金の価値について語り合わなきゃいけないんだ。あと、「さっきの絵よりこっちの絵の方が好き。だってこっちの絵の女の人の方が美人じゃん」とかそういう会話も聞こえてくることが。だから…美人とかそういう問題じゃないだろうがー!!絵、全体を見て判断しようよ…とつっこみいれたくなってしまった。
そのあとは友達とみんなでご飯食べたり服見たりして過ごした。念願のパーカー購入!!安いのだけどね。でも春先になったらどんどん着たいなぁ。
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2005年03月03日(木)
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