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くもりのち晴れ
美雨
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2004年11月23日(火)
マザコン?


何故、助産婦さんの発言にあんなに憤ったのか考えてみた。

私は、ある年齢の女性に対して、「すべてをわかって受け入れてくれる母親」を求めるようだ。
それが得られないと切れるみたい。
それと、見捨てられたような気持ちになるよう。

昔カウンセリングを受けた50代の女性に対して、激しく敵対心を抱いたのも同じ気持ちからなんだろう。


マザコンなのかしら?





2004年11月22日(月)
ムカムカ


ムカムカ、イライラした気持ちを引きずっていたら、体調を崩した。
なのでここに吐きださせていただきます。

先日助産婦さんのところに検診に行ったとき、「仕事をはじめたけど、夫が家事を手伝ってくれるので助かる」と言ったら、「あらあら。家事は女がするものよ。あなたがしなきゃ」と言われたのだ。

そんなんふたりの勝手でしょ。なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないのよ。
あからさまにこんなこと言うなんて、いまどきめずらしいよね。

「○○は××すべき」って考え方は大嫌い。
あなたの主義を押しつけないで。

でも、お義母さんには同じミスをすまいと心に誓いました。



もひとつ。
妊娠してすぐ腰が痛くなった私。最近激痛が走るようになったので、妊婦でも施術してもらえるという整体施術院を訪ねました。
結局、肩ならいいけど腰はダメってことで施術してもらえなかったのですが、そのおやじ、私の腰の歪み具合をみて、「これは帝王切開になるかもなぁ〜」などとほざきやがったのです。
治せないんだったらよけいなこと言うなボケ!

悔しいので、「腰の歪みを自分で治す本」を図書館で借りてきました。
自分で治してやるもんねーだ。



と、ひとしきり愚痴ったら、なんだか元気が出てきました♪お付き合い感謝です。




2004年11月14日(日)
臓器提供意思カード


「あ、これに署名して」
とマサトに渡されたのは臓器提供意思カード。
家族の署名欄を指していた。

脳死や臓器移植になんとなくうさんくさいものを感じる私は、心臓停止後の角膜にだけ○をしているカードを持っている。

でもマサトは、脳死および心臓停止後のすべての臓器の提供に○をしていた。


しばらく考えてみた。

父がホスピスで死んだとき、その身体は私たち家族がきれいにして、服を着せた。
あたたかい父の身体が、だんだん冷たくなっていくのを感じた。
通夜から葬式、そして火葬場まで、私たちはずっと父と一緒にいた。

臓器提供をしたら、それができないということではないか?
「心臓が停止しました」「それでは」と私はマサトから引き離されてしまうのではないか?
いや、それどころか、脳死だったらまだ呼吸がある状態で、マサトは連れていかれるんじゃないか?


そんなのはイヤだ。


だから署名は拒否した。

「うん、わかった。どうせ美雨の承諾がなければ臓器提供できないから安心していいよ」
「でも、俺が死んでも他の人の身体の中で俺の臓器が生きてるっていいと思わない?」
「せっかく死ぬんなら人の役に立ちたいなぁ」

マサトの言うことはよくわかる。
私も自分のことだったらそう思う。
でもイヤ。

「あなたの死体は、他人じゃなくて家族のためにつかってください」
「死んで人の役に立つより、生きて100人の人の役に立つ方が大事だと思う」



マサトが臓器移植が必要な身になったら、移植を待つだろう。
でも提供するのはイヤなんて、矛盾している?

でも家族の死は家族のものだ。