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くもりのち晴れ
美雨
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2009年02月11日(水)
で、読んでいる本は


『卵の緒』の瀬尾まいこさん、いいですねぇ。さらさら〜と読めてほんわかとした気分になるお話が多いような気がしますが、そんな中で『温室デイズ』がずしりときました。



以下ネタバレです。



「いじめは楽しい」
「でもむなしい」
ことを知った主人公は
いじめられても立ち向かい続ける。

ドロップアウトする子には沢山の逃げ道が用意されているのに、その場で頑張ろうとする子には何もフォローがない。
教師も見て見ぬフリ。


それでも彼女はその場から逃げない。


一方、ドロップアウトした友人は、彼女なりにある試みを…




というお話です。

小中高生と先生方に読んでもらいたいですね。



2009年01月30日(金)
百鬼夜行抄


はまってます。
今市子さんのマンガ、『百鬼夜行抄(ひゃっきやこうしょう)』。

タイトル通り、恐いお話です。
が、恐いだけじゃなくて、なんというか、弱くて矛盾に満ちている人間を愛おしく思うようなお話が多くて、じんわりきます。

祖霊信仰のお話なども出てきて、「おお!これは『闇の守り人』にも通じるなぁ」などとひとりで興奮してました。

民俗学って、そういうことを学ぶんですね?

柳田国男の『遠野物語』の話が出てくるのですが、実は読んだことがなかったので(恥)読んでみたいです。



子どもにも、やたらと昔話を読み聞かせしていたりして(^▽^;



2008年09月07日(日)
ふしぎな本



いしいしんじ『ぶらんこ乗り』を読みました。

ふしぎなものがたりでした。

正直、「え〜と、だから何?」と思わなくもなかったのですが、こういう世界が味わえるのが読書の醍醐味なのかなと。

『麦踏みクーツェ』も読んでみました。

好きな人はたまらなく好きなんだろうなと思います。



瀬尾まいこさんの『卵の緒』も、読みました。

よかったです。


好きな人に、おいしいものをつくってあげたくなる本でした。

こういう本をみんなが読んで、やさしい気持ちになるといいですね。


いじめ&スクールセクハラ&家庭崩壊などを題材にした本を読んで、眉間にシワが寄っていたところだったので、ほっとしました。

北風と太陽みたいに、きびしいことばかりより、あたたかいことで気持ちをほぐした方がいいかもなどとも思いました。

どっちも大事なのでしょうが。