鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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このところずっとかかりきりだった少女マンガ特集のお仕事が やぁっと終わりました。「この最終回がすごい!」の編集嬢と ご一緒したんですが、たいへんながら楽しかった! まずは少女マンガカタログに何を収録するかってところから ご相談。「これ入れるんならあれを入れた方がいいのでは?」 とか「これ忘れてた!どうしても入れたい!」とか、けっこう 好きなようにチョイスしちゃってます。
んで、その選んだものにあらすじをつけていくのだけど、これが ひと作品につき、90文字。限られた文字数で設定が近い話だと、 あらすじが似ちゃうんですよね〜。それと、一応読み返してから、 と思うと、そこはそれ、自分が面白い、と思って選んだ作品だけに、 つい(必要ないのに)全部読んでしまったりして。 『明日の王様』(谷地恵美子)なんか、ちょうどいいところ(8巻) がどっかに行っちゃってて、ただでさえ時間がないくせに、探し たりして……(結局出てこなかった。買ってないってことないんだ けどなぁ〜(;_;))。
それが終わったところで、週刊少女マンガ誌の総論を。けっこう (私にしては)文字数が多くて、「終わるのか〜!!>私」と ドキドキしてましたが、資料のFAXをやまもりもらって、最後には 自分の卒論までひっぱりだして(私の卒論は少女マンガについて、 だったのです)、なんとか書き終えました。
も〜お、全部終わった時には『黒のもんもん組』のとらじゃの 気分。おわった・おわった・おわったぁぁぁってヤツですね。 (これ、元ネタは『綿の国星』なんですが、私が思い浮かべる時には いつもとらじゃが狂喜乱舞しているの……)
ちなみにこの特集は3/1発売の雑誌「編集会議」に載るそうです。 見かけたらぜひ手にとってみてくださいませ。
2003年01月31日(金) |
この最終回がすごい! |
「いよいよ最終回」の第2弾が、メディアファクトリー社から明日 刊行予定です。タイトルはズバリ『この最終回がすごい!』。巻頭で 今回の目玉は『ジャングル大帝』の幻の最終回!しっかりカラーで 収録されているのがすごい!(だから「この最終回がすごい!」なのねと 見て納得)解説は、マンガ情報掲示板にも登場してくださる長谷 邦夫さんがなさってます。ちなみに、今回も少女マンガはひとつだけ。 ちょっとサミシイのですが、ラインナップは前回同様豪華ですよ。 その唯一の少女マンガとは『SWAN』です。
有吉先生には電話でインタビューをしましたが、エレガントな雰囲気の 方でしたよ〜。SWAN誕生秘話や、超ハードな執筆スケジュールの話、 ホントはこんな最終回にしたかった!などなど、「へぇ〜!!」と思う ようなお話を惜しげもなくしていただいて、感激!!
余談ですが、インタビュー中に、よりにもよって宅急便が来て大あせり。 え〜い、無視しちゃえ!と思ったのに、また、こーいう時に限ってひつこく 鳴らすのよねぇ。宅急便屋さんも。 そしたら先生に「あの、待ってますから出られたら?」と言っていただいて しまいました。すいませ〜ん!を連呼しつつ、ダッシュで受け取りましたが、 あせりすぎて戻ってきてしばらくはしどろもどろになってしまいました。 ハプニングに弱い私……。
売れ行きがよければ、きっと第3弾もあるはず。と言うわけで、皆様どうぞ 書店でみかけたら、手にとってくださいね〜!!よろしく。
母や妹たちが遊びに来たので、親戚も交えて新年会をやりました。一応私も手巻き寿司の用意などしてたものの、色々なお料理やお酒をいただいて、却ってご馳走になった感じでしたが。 多摩の辛口のお酒とか『美味しんぼ』にも登場した「萬寿鏡」(こんな字だったかな?)などもいただき、すっかりいい気分に。後片付けをダンナにまかせ、さっさと寝てしまったヒドイ私。おかげで夜中に目が覚めて、こんな時間に日記を書いてます。 ところで、美味しい日本酒を飲んだ後に読みたくなるのが、『夏子の酒』(尾瀬あきら)と『奈津の蔵』。しか〜し!我が家の『夏子〜』はただいま最終巻が行方不明中。日記をまめに書く、とともに「マンガの大整理」が最近の2大目標なんだけど、我が家には、本棚に並べるそばから、カバーをはがしていくチビっ子ギャングの存在が……。行方不明の1冊がみつかるには、まだまだ時間がかかりそうです。
久々……というのが恥ずかしいくらい、ご無沙汰の日記コーナー。今年こそは、もちょっとひんぱんに更新しようと思ってます。 というわけで、新年そうそうこの話題。実はうちの近所では「forMrs.」(秋田書店)が買えません。以前はコンビニで1軒置いてあるところがあったんだけど、いつの間にか姿を消してしまい、普通の本屋さんも含めてどこに行っても手に入らなくなってしまったの。渋谷のコミックステーションも×。新宿の紀ノ国屋にはあったけど、まさか毎月それを買うためだけにあそこへ行くのもなぁ……という感じで。 以前「SILKY」(白泉社)が同じパターンに陥って、マンガ専門店にお願いして入れてもらう、という手を使ったんだけど、その店も今は雑貨屋さんになってしまったし。人気のある雑誌はともかく、この手の雑誌って、欲しくても手に入らなくて発行部数が減り、そのうち廃刊……なんて悪循環におちいってしまうんじゃないかと、ひやひやしてます。 ちなみに「for Mrs.」で一番気になっている作品は、自閉症児を描いた『光とともに……』(戸部けいこ)。先月号はついに手に入らず、2日に実家へ行った時に手に入れた今月号を読んだら、なんと主人公の通う小学校の校長先生と担任の先生が異動になってしまっていてショック!担任の先生は、同僚と結婚したので、どちらかが異動、という展開だったので、覚悟はしてたんだけど、まさか校長先生まで……。暗雲ただよう展開に、やっぱり来月もどこかで絶対手にいれなくては!と決意したのでした。 この作品以外にも、荻丸雅子がペットボランティアの話を描いていたり、夢路行ののどかな田舎物語があったりと、読み出すとけっこう続きが気になる雑誌なのです。頼むからどこかのコンビニで扱ってくれないかな〜。いや、ホントに。
ずぅ〜っとほしいなぁと思っていたミュージカル映画のビデオをついに買うことが出来た♪『GODSPELL』という奴で、現代のNYにキリストが現れた!っていう設定のお話。『ジーザスクライスト』と同じくらいの時期に作られた映画じゃないかな?キリストを題材にした映画ってことでこの2本が同時上映された時に観て、『GODSPELL』のかっこよさにガーン!とやられたのだ!その後舞台の方も観る事が出来て、私の『GOSPELL』熱は上がる一方。世間的な認知度はイマイチわからないけれど、このミュージカルを知らない人でも、「DAY BY DAY」って曲は耳にしたことがある人が多いんじゃないかな?
で。つい最近『ライオンキング』のCDをインターネットで買ったときに、ふと思いついてこれを検索したら、CDもビデオも手に入る(しかも安い!)とわかって興奮してしまった。アメリカから直送ということで、字幕がないというのは盲点だったけど、ミュージカルだし、曲を映像つきで観られるだけでもいいやってことで、昨日届いたばかりだというのにもう2回も観てしまった。
舞台がNYということで、当然貿易センターがバーンと映るシーンもあって、その時だけは、映画とは関係なくしんみりした気分になってしまった。bk1でも書いたことだけど、成田美名子の『CIPHER』に登場する貿易センターを観た時の感慨と同じなんだけど、あの建物がなくなるなんて思いもしない頃に書かれたり映されたりしたものを観るのは切ない……。特に『CIPHER』は、ツインタワーがシヴァとサイファを象徴しているんだものなぁ。
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