鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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今日は表彰式でした。 ちょうどダンナが上海から帰ってきているので、子供たちをお願いして、行ってきちゃいました。今年は 大賞 岡崎京子さん(『ヘルタースケルター』) 新生賞 もりもと崇さん(『難波鉦異本』) 短編賞 秋月りすさん(『OL進化論』) 特別賞 みなもと太郎さん(『風雲児たち』) というラインナップ。事故の後、リハビリの日々を送られているという岡崎さんは、家族の方が代理で出席されてました。そして、大ファンゆえ、私が今回ご本人のお顔を見るのを特に楽しみにしていた秋月りすさんは、残念ながら欠席……。実はサインをもらえるといいなぁ、と、密かにコミックスをカバンに忍ばせてただけに、ちょっとガッカリ。
去年は式典の後、祝賀会会場へ移動したんですが、今回は授賞式会場がそのまま祝賀会となるパターン。会場で知り合いになったお嬢さん(マンガ学会)と、会場をまわったりしたところ、思いもかけずナマ三谷幸喜氏を発見!なんだかとっても得した気分!?新撰組つながりってことなのかしらん??
前回は雰囲気に圧倒されて、何がなにやら……って感じでしたが、今回はTVチャンつながりのKさんや、bk1のSさんたちが出席されていたこともあって、会の雰囲気をエンジョイできたような気がします。加えて終わり間際には、PUTAOの時の担当・タロサにまで思いもかけず再会!まさかここでお会いするとは!!
授賞式もふくめて2時間ちょっとの会でしたが、ダンナが子供たちをみててくれたので、心おきなく楽しんできました。(ありがと〜♪>ダンナ)
2004年04月07日(水) |
上海日記その4(マッサージのこと) |
肩こり大王な私にとって、今回の上海でとっても楽しみにしてたのが、そう、マッサージ!ダンナの同僚の奥様に予約を入れてもらって、マッサージ&エステに行ってきました!
なんというか、マッサージはツボ押しではなくて、血行よくなりそー!という感じのソフトマッサージでした。1時間やって148元(約2000円)。安いっ!ちなみに足のツボ押しだと、同じく1時間で68元(1000円弱)。こちらは床屋さんでもマッサージをやってて、街を歩いてたら「足ツボ押し10元」というのがあった。10元=150円!中国語しか通じない地元のお店だったので、看板を見るだけでトライしませんでしたが、今度行ったらお願いしてみようかなぁ……。たとえイマイチでも、150円なら許せそうな気がしません?
ただ、予約を入れたところでは、あまり予約時のオーダーが伝わってなくて、追加のコースをすすめられたり、お願いしてた終了時間をオーバーしてしまったり、と「う〜ん」と思う部分も。中国語が出来ないのでネイティブの人に予約をお願いしたんだけど、筆談でも何でも、当日もう一度コースなどを先に確認するのが、後でトラブルにならないコツかも。
ところで、ついた早々に、あれこれ観光の予定を入れたら、マッサージ行かれないかも!となってしまい、がっかり〜した私。そうしたら翌日、机の上にこんな手紙が置いてありました。
「みゆとみなとのまっさーじや。 1かい1げんです。 やりたいひとはみゆのいるねんねのところ(註:寝室)にきてね。 でもおかねはくれるふりだよ。 やるひとはぱんついじょうお(註:以外?を)ぬいできてね。 ゆうやくお(註:予約を)してね」
なんだかとっても嬉しかったです(親バカネタですね、スイマセン!)。
※この日記を読んだダンナから、「148元は安くないよ!」と言われちゃいましたが、日本の感覚だとやっぱり安い!と思う私でありました(^^)。
2004年04月05日(月) |
上海日記その3(中国の食べ物のこと) |
中国語には苦戦(というか惨敗!?)したけれど、途中から筆談でなんとか乗り切り、市場で惣菜なども味わってきました。市場のおばちゃんも、初回に言葉が全然通じなくて時間がかかったせいか、それ以降顔を覚えてくれ、アイサツなどする仲(?)に。私のジェスチャーにも、よくつきあってくれました。中華街的焼き豚とかハツの塩漬け(これは子供たちもはまって、よく食べてました)とか、クセがありけど、安くておいしい。さすが中国!野菜売り場では「香菜」と書いた紙を見せて、これまたしっかり入手して、惣菜にたっぷり乗せて食べてました。
レストランは、やっぱり中国語が出来る人がいないとかなり大変です。初日に、ダンナの会社の人とその彼女さんと食事しましたが、これがおいしい!っていうのをアレコレすすめてもらって、たっぷり食べました♪途中ミナトが調子を崩して、あわや途中リタイヤ!?と思ったけど、なんとか最後までおいしくいただきました。豚肉の煮込み風料理(料理名がわからない……)は、箸でちぎれる柔らかさ!子供たちは前菜のキュウリをおかわりしてました。
あとはやっぱり飲茶がおいしい!豫園では、日本にも出店している南翔饅頭店や緑波何とかとかいうお店で飲茶食べました。緑波〜は南翔饅頭店のお向かいですが、ここは英語も通じるし、メニューも英語併記なのでオーダーしやすかったです。上海風焼きそばがンまかった!日本人好みの味でした。
駐在の方たちにも色々食事に連れて行ってもらいました。連れて行ってもらったシーフードのお店は、食材と調理法をいちいち指定しなきゃならないので、中国語がわからないと絶対チャレンジできなそう。でもこのパターンの店は、割と上海では多かったような……。貝柱?と思ったら、お豆腐だったりして、ちょっと精進料理に近いところもあるなぁと思いました。
ダンナの家庭教師の先生たちとは焼肉へ。鉄板焼きや火鍋(辛〜い鍋。子供づれでなければチャレンジしたかった〜)の店で、鉄板焼きをチョイスしました。タレが何種類も出てきて色んな味が楽しめます。チャーハンを頼んだら、麻婆丼風なものが出てきてびっくり。でも、辛くておいしいのです。
金串にさした焼き鳥(?)をあちこちで売っていて、私はよく食べてました。子供もけっこう気に入っていたのだけど、あとで香辛料をたっぷりつけるのは、肉の鮮度があまりよくないから……という話も聞いてしまって、子供にはダメだったかな?と反省。でも、おいしいので、私は気にせず食べてましたが。あと、南京路(ナンジンルーというのが向こうの読み方だとか。「LaLa」ファンとしては、ナンキンロードと読みたいところですが)では、冷麺風のこしのある麺に激辛スープのものが、1杯3元で売ってました。ヒーヒーいいながら立ち食いしたけど、けっこうやみつきになる味だったなぁ〜。
最後の夕食は、家族水入らずで中華店に。英語メニューがないので、漢字ですべて推察することに。私は前菜担当だったので、子供たち用にキュウリをオーダーしたかったのだけど、瓜と爪を見間違えて(爆)、キュウリの前菜を頼んだつもりで、鶏の爪(しかもすっごくナマナマしいヤツ)が出てきたり、なんてことも。実は私、ゲテモノ系も割と大丈夫で、羊の脳味噌なんかもノープロブレムで食べたりするんですが、これはっ、なんと言うか素材の味がそのまま活きてる感じで、ひとつ食べてギブアップしてしまいました。あーもったいな〜い!
今回は、子供も食べられそうなものを探すのがけっこう大変なので、あまり冒険はしなかったかも。(大人だけならもっとアヤシイ(?)店にもチャレンジしたかったな〜)
あと、中国ではあまり飲食物を「冷やす」という習慣がないようで(冷蔵庫があまり普及してなかったから、という話も聞きましたが)、「ビンダ(冷たい)」といわないと、ぬる〜いビールが出てきたりするらしい。
そうそう、南京路は日に一回は出向いてました。子供服のお店や食品、お茶屋などなどあって、観光スポットって感じです。で、南京路には吉野家もあって、牛丼も健在らしいのです。話のタネに一度くらい食べてくればよかったかしら?(笑)
2004年04月03日(土) |
上海日記その2(中国でお買い物のこと) |
「中国は物価が安い」 そう聞いてはいたけど、ホントにホントに安かった。 2元で地下鉄に乗れて、ビールは6本で12元(まぁ、これは一番安いヤツだけど)。ミニクロワッサン10個入り袋も8元で買えちゃう。(西洋系の食材は、中国の中では比較的高めかな?) あ、ちなみに1元=15円です。
ダンナの滞在するホテルの近くには、肉・魚介・野菜などなどを扱う市場があって、2日目からほぼ毎日通ったんだけど、1元2元でたっぷり野菜が買えてしまう。入り口近くの惣菜屋で買ったおかずに香菜をのせようと、メモに「香菜」と書いて持っていったのが効を奏して、無事入手できたんだけど、「いや独りで食べるんだし(ダンナは香草類は全くダメなの)、そんなにいりませ〜ん」ってくらいの量を買っても、たったの1元だったのだ!!日本で同じ量を買ったら、1000円くらいしそうだよ〜。 安いからバンバン買う、というよりは、すっかり中国レートに慣れてしまって、帰国してから「高い……」と野菜売り場の前で立ち尽くしてます。ずっと日本で生活している私でさえこうなんだから、中国からこちらへ来た人にとっては、この物価のギャップは慣れるまでが大変だろうなぁ……。
ところで私ときたら、化粧ポーチも忘れてきてしまい(基礎化粧品は別に持ってたので無事)、伊勢丹へ化粧品を買いに行くことになったのでした。でも、さすがに外国(含む日本製)ブランドのものは高い!普段、ルイールというマイナーブランドの化粧品を使っている私は、同じものはないから、どれを選ぼうかなぁとウロウロ(肌が弱い身としては、あまり冒険したくないのです)。 そのうちに資生堂のコーナーで、「AURPRES」というシリーズを発見。これは資生堂のノウハウで中国生産したシリーズなので、同じ売り場に並んでいた他のブランドの製品よりはダンゼン安い!リキッドタイプのファンデーションとアイブロウペンシル、口紅を買って、全部で3〜4000円くらいだったと思う。 売り子のお姉さんは、ちょうど中国へ来たばかりの日本人の女の子。研修のために、色々な店舗を回っているところだとか。彼女の話では、このシリーズは日本の資生堂ブランドでいうと、けっこう高価格高品質のシリーズの成分と同じものを、中国ならではの低価格で売っているそうで、逆に日本では一切手に入らないんだとか。「私も(日本の)友達へのお土産にしようと思ってるんですよ」と言ってました。社員である彼女でも、中国に来るまで、このシリーズのことは知らなかったそうな。これは、帰ってからも愛用してます。特に90元のアイブロウペンシルは、今まで使ってたものよりずっと使いやすい!!詰め替え(というのか?替え芯ですね)があるそうなので、次にダンナが帰ってくるときに買ってきてもらおうっと。 皆さまも中国へ行ったら、コスメをチェックしてみてくださいね!
2004年04月02日(金) |
上海日記(その1 出発まで) |
えらく久々の更新です。(更新は)まだかまだかとのぞいて下さってた方は、ありがとう&ごめんなさい! しかも、久々の日記がマンガとは全く関係なくて、再びごめん! 子供ふたり連れの珍道中、思い出すままにちょこちょことあれこれ書いてみますね。
まずは出発。当日は夜便。仕事が急きょ入ってしまい、10時に最寄駅で落ち合うことに。そんなワケで、子供たちを保育園へ送って、待ち合わせ場所へ。がっ!がっ!待てど暮らせど相手は現れず。前日連絡が入って、「明日から旅行なので、午前中30分だけなら……」ということで約束したのに〜(;_;)。結局45分待って、さすがにこれ以上は待てん!と帰宅。すっぽかされたのは初めてだけど、よりにもよって、それが海外旅行当日の今日に当たるとは……(この辺りから、どうも暗雲がたちこめてたのかも)。しばらくしたら電話が入ったのだけど、なんと携帯がとめられてて目覚ましが鳴らなかったとのこと。時間を気にしつつ、その後30分くらい電話で話し、やれやれ……。
荷物をササッとまとめて、お昼をかきこみ、ふたりをピックアップ。京成スカイライナーで、一路成田へGO!心配していた車内では、「お菓子〜!」「アメ〜!」と騒がれつつも、何とかクリア。で、ノースウエスト(NW)のチェックインカウンターへ行ったところ、「あれ?なんでこんなに混んでるの……?」そこだけ何だかものすご〜く並んでる。ワケがわからず列に加わるうちに、「あれ!?私スーツケースの鍵どうしたっけ……!!!!」 実は今回、子供ふたりを連れてスーツケース持って、はさすがに無理!と、初めて宅配をお願いしたのだ。昨日、あたふたと鍵かけて発送して……。その後どうしたっけ!?鞄にいれた記憶が全くない!!きゃー忘れたー!!!!あせりまくって、係の人に、「スーツケースの鍵作ってくれるところはありませんか!!」などと聞いているうちに、なんとNW機上海行きがキャンセルになったことがわかって、私の頭は完全パニックに! でも、チェックインまではまだまだかかりそう……。そんな時、やはり同じ便に乗るはずの、(多分)中国人ファミリーが、「お子さんここで見ててあげますよ」と言ってくれたので、スーツケースをかかえてフロアを疾走!無事かばん屋で合鍵を作ってもらえました。さすが成田。
NW機は結局この日は飛ばず、私たちは2時間後に出発のJAL機へ振り替えに。2時間後だし時間に余裕かと思いきや、第一ターミナル⇒第二への移動やら、チェックインやらで時間がかかり、30分前になんとか搭乗。 がっ!ここで私はまたしてもミスをしてました。子供と一緒の時には、チャイルドミールをリクエストしておくのが必須なのに、今回全くそのことに思い至らず、前の方の子が出してもらっているのをみて「ぬかった〜!!!」と大後悔。でも後の祭り(乗るまでにリクエストしないと、当然出してはもらえない)。ちなみにチャイルドミールは、大人より先に出してもらえるし、大人用の機内食はけっこう香辛料が効いてて、子供にはちょっと……という場合が多いので、小さい子と乗る時は絶対リクエストした方がよいです。 案の定、大人食にはふたりが食べられるものがあまりなく、もしものための菓子パンで、なんとかしのぐという情けなさ……。ごめんよ〜!!>ミユミナ
そんなこんなで、もう燃え尽き寸前で上海に到着。オットが迎えに来てくれていたので、よれよれになりながら車で滞在しているホテルへ。とにもかくにも、無事到着して、ホントによかったよ〜(実感!)。
後日談1:数日後、手持ちのカバンの中にスーツケースの鍵発見!!なんてこったい!!(爆)
後日談2:あんなにバタバタした仕事の方は、先方の都合でなんとボツに!!!インタビュー以外にも、参考資料を送ったりしていたので、なんなんだよ〜っって感じでした。
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