ウェブ日記
2012年08月03日(金) 春夏秋冬
春夏秋冬

先週の土曜、畑へ行く途中軽トラックのラジオで泉谷しげるの「春夏秋冬」のカバー --ちなみにアンダーグラフというグループのライブ演奏だった-- を偶々聞いたのがきっかけで、 翌朝オリジナル--ライブ録音--をmp3ファイルでダウンロード、 歌詞を覚えながら歌った。

♪今日で全てが終わるさ…

その直後このエンピツのサイトが落ちているのを知って、 歌の力は恐ろしいと思った。

この曲を最初に聞いたのは確か20年以上前のフジテレビの深夜番組。 エンディングとして聞いたのだが、 U2のような編曲で格好良かったので印象に残った。 次に聞いたのはカントリー風の編曲で歌の印象が随分変わるのに驚いた。 ケルト音楽のように単純で力強い曲と詩的で彼らしい偽善の無い歌詞が好き。 滅多に歌わないカラオケの十八番にしよう。


2012年07月31日(火) エンピツ復活
エンピツ復活

28日辺りからこの日記のサーバが落ちたままだったけど、 今やっと復旧したみたい。 急いで日記をバックアップ。 サーバが落ちている間2ちゃんねるの「さるさる日記」&「エンピツ」スレッドをずっと見ていたのだが、 投稿者の穏やかで優しい発言を見て、 このウェブ日記サービスを長年利用していて良かったと思った。


2012年07月27日(金) オリンピック始まっているんですか
オリンピック始まっているんですか

オリンピックはまだ開催されていない国か、 発展途上の国か、 独裁国家で開催すべき--オリンピックを催した独裁国家は大体10年前後で崩壊するジンクスがある--だろう。 大体英国は英連邦のスポーツ大会を開いているからそれで十分じゃないかな? 個人的にはクリケットもあるならオリンピックに多少は関心を持つのだけど。


2012年07月24日(火) 梅雨入り梅雨明けで思うこと2つ
梅雨入り梅雨明けで思うこと2つ

梅雨入りも梅雨明けも気象庁が決めるのだが、 気象データから具体的にどうやって決めるのかウェブサイトを見ても分からない。 ブラックボックス?

梅雨のある原因の一つは世界一大きな大陸が日本のそばにあるからだが、 そうしたら昔大陸が一つだったときはどこかに長大な梅雨前線があったのだろうか? 逆に地球の陸地が細かく分かれていたら梅雨は発生しないことになるのだろうか?


2012年07月21日(土) 学研の「学習」から学んだこと
学研の「学習」から学んだこと

子供の教育に熱心だった母のおかげで学研の学習雑誌は「学習」と「科学」両方を毎月読めた。 私は理科に興味があったので後者をよく読んではいたが、 今振り返ると今の私により深い影響を与えたのは「学習」の方である。

シュリーマンのトロイ遺跡発掘の特集記事では「伝説を馬鹿にしてはいけない」の文句があまりに印象的だったので、 記事を読んだ後今まで伝説を馬鹿にしたことが無い。

附録の日本史の小冊子にも興味深い記述があった。 白村江の戦いに敗れるまで日本は朝鮮に何度も出兵していた。 その一方日本の造船技術は12世紀--11か13世紀だったかも--まで貧弱だったので遠洋航海ができなかったと書かれていたので驚いた。 これが元で古代九州には大和朝廷とは別の国があったと私は確信している。

他に印象に残っているのは裏表紙に毎月載っていた電力会社(の連合会、たぶん)の広告の文句で、 それは「電気はためられない」。 だから、今流行りの太陽光発電で余剰電力は電力会社に売れると言われても、 電力の安定供給が妨げられるからかえって迷惑なのでは、とつい思ってしまう。 ちなみにマスコットキャラクターは青い服を着た「ピカール君」だった。

あと、夏休みの別冊に今読み直したい読み物特集があったのだが、 残念ながら当時の私は国語や読書に興味が無かった--それが原因で某有名中学の入試に落ちた--。 それでも「龍馬の姉」という伝記物やインダス文明--モヘンジョダロ--に関するドキュメンタリーを興味深く読んだ。

こうして振り返ると子供の学習雑誌は読者のその後の人生に大きな影響を与えるものであることを再確認せずにはいられない。


2012年07月18日(水) 節電ってそんなにいいのか?
節電ってそんなにいいのか?

昨日の朝刊1面の隅には経済産業省の「節電のお願い。」の広告が。 スーパーの折り込みチラシの文句は「食生活で節電対策」。 直接の原因は政府の愚策による原発停止なのだけど、 何かおかしくないか? 電力が自給できれば、無駄使いはしないけど好きなだけ電力を使えるではないか。

一人一日当り消費する電力はおよそ3 kWh、つまり10.8 MJ。 一人一日当り消費する食物がおよそ8.4 MJだからその3割増しくらいだ。 一人一年当りの消費電力は365 x 10.8 = 3942 MJ。 米等の穀物がキロ当り15 MJだから穀物換算で262.8 kg。 米はヘクタール当り6トン、平米当り0.6 kg収穫できるので、 作物を電気エネルギーに変換できさえすれば、 262.8÷0.6 = 438平米の農地で一人一年分の電力はまかなえることになる。

一方普及はこれからだけど、 電気自動車(日産リーフ)のバッテリーは24 kWhだから4人家族3日分の電力が溜められる。 それなら適当な作物--例えば食用には向いていない芋--をアルコールに変えたり十分乾かして燃やして火力発電したりして電気を大容量のバッテリーにこまめに充電しておけば、電力の自給が可能だ。

エネルギー用(発電用)の作物を作る農地と醗酵装置(プラント?)か作物を干す敷地と小さな発電所と大容量のバッテリーを組み合わせて自家発電システムが作れたら、 例えば田舎の別荘地やホテルやカフェレストランで需要があるのでは?

こんな決して夢物語ではない実現可能なアイデアを思いついてから改めて節電キャンペーンを振り返ると、 節電は日本の産業や経済を、理由は不明だが弱める運動に見えてならないのだ。


2012年07月15日(日) 近頃の経営者はどうして視野が狭いのか
近頃の経営者はどうして視野が狭いのか

ある証券会社が先月末から証券税制の軽減税率延長を求めるためネットで署名を募っている。 標語は「日本経済はあなたの署名で動きだす」だそうで、 社長のブログによると軽減税率の延長で株価を上げ、 それが日本経済を救って経済、株価とも「前進」するという。

一方同じブログで彼が消費税増税に賛成しているのに驚いた。 何と、消費税を上げると税収が増え、デフレが後退すると書いている。 いえデフレ下で増税すると税収は減るし景気はさらに落ち込みます。

呆れたものである。 この社長は彼自身の会社を設立する前外資系証券会社で数十億円稼いだそうだが、 そのような有能な人物がこのようなトンチンカンな発言をするのに失望した。 日本経済をさらに失速させる消費税増税に反対の署名を募るのが先だろう。

この社長に限らず、最近の成功した大企業の社長や経営者は国全体のことを考えない人ばかりに見える。 自分の会社だけ、自分の業界だけ儲かればそれで良いのだろうか? 彼らは既に充分成功していてこのデフレの国で生活に不安を全く覚えないラッキーな身分になったのだから、 次は国全体のビジネスチャンスや富を増やして国民全体を豊かにする傍ら、 自分達もその増えたものの恩恵に預かって酬われる発想が出て来ないのか?


ハッピーパイパー
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