近年のCD再発、特に紙ジャケのリリースがすごいね。ラッシュだね。もう紙ジャケということがありがたいんだかなんだかわからないものもいっぱい出てる。 9月には、「じゃがたら」のほとんどの作品も紙で出るけど、後期の元々CDでしか発売されなかった作品まで紙になるのはどうなんだ? メジャーデビューアルバム『それから』はひっそりとアナログがリリースされていたけどね。実は何枚かジャケットを提供したんだけど、いつまでたっても自社製品を保存しないようなメーカーが多い。9月発売のニューロック系再発もジャケをいくつか提供した。出来れば、スーナーズ/テレサ、トメ北川とかCDにしてほしいものだが。 そんな再発の中でもこれは凄いニュース。なんと「3/3(さんぶんのさん)」が遂にCDに! ボーナスでライブ音源も付いている。3/3については細かく説明しないが、アルバムは10枚プレスという幻のレコードで、中古市場に出る事はほとんどなかったが、昨年には海賊盤が出てしまっていた。 84年のことだったと思うけど、友人が高円寺北口のアパートに住んでいて、駅から近いのでしょっちゅう遊びに行っていた。ある日、アパート前の道路のゴミ捨て場で拾ってきたばかりというレコードを聴かせてもらった。「なんだこれ?かっこいいじゃん」とか言って、いかにも手作りの自主製作っぽいジャケットを眺めていたが、それが3/3だったのだ。「フリクションのレックとヒゲ、ミラーズのヒゴが70年代半ばにやっていたバンドだよな」「やっぱりジミヘンっぽい」なんて会話をしたが、それが大変なことだとは思わなかった。その頃はリアルタイムでおもしろいバンドがいっぱい近くにいたし、古い音楽に親しんでいても希少価値で必要以上にありがたがることはなかったのだ。 それから10数年後、お金に困った友人はそれをユニオンに売りにいったら買い取り価格「10万円」だったという。それが安いか高いかなんともいえないが、とにかく世の中に10枚しかないレコードだったのだ。それを高円寺のガード下の今はたこ焼き屋とか路面の飲み屋があるあたりの、北口側の道路に捨てた人物とは誰だったのだろう?
2007年08月20日(月) |
熱狂!GS図鑑 〜黒沢進に捧ぐ〜 大成功!! |
『熱狂!GS図鑑 〜黒沢進に捧ぐ〜』8月19日@下北沢 CLUB Que 本当にたくさんの人が来てくれました。 今回は出演者それぞれと事前に打ち合せをしリハーサルに立ち会わせてもらい、さらにいろんな偶然も重なり、今宵限りの特別な構成で大成功に終わった。これはもう黒沢さんが天から演出していたのだと思う。
それでは当日の模様を簡単にレポート。敬称略。
トップバッターは、この日のためにお願いして、再編成されたザ・ガリバーズ。山形からオリジナルボーカルの多勢正隆が参加する予定だったのが、ご家族の病気のため、急遽キャンセル。ベースの北久保誠がボーカルをとったが、これはこれで凄くよかったのだ。「パープルヘイズ」からはじまり、「ダークな瞳」「赤毛のメリー」も披露。元祖和製ガレージパンクに相応しい60'S 感覚の強いライブだった。この第3期ザ・ガリバーズはまた続けて行きたいとのこと。
2番手は、田渕純、バックは元はちみつぱいの渡辺勝ほかによるムード・アンサンブル東京(←命名者は俺)。黒沢さんとは縁が深かった勝さんは、この日はピアノではなく全編サイケなギターを弾いてくれた。田渕が歌ったのは、黒沢さんからアドバイスを受けた選曲「あなたに抱かれて死にたい」(ルビーズ)「哀愁のシルバーレイン」(レオビーツ)というムードGS曲に続き、ほとんど発狂状態の「お前のすべてを」(モップス)、黒沢フェイヴァリット曲「シェビデビでいこう」(プレイボーイ)。 続いて田渕に替わって渚ようこが登場。「新宿マドモアゼル」(チコとビーグルス)「朝まで待てない」(モップス)「アリゲーターブーガルー」をムードアンサンブルをバックに歌った。終演後、俺は渚に「一人GSをコンセプトにしたアルバムを作るべきだ」としつこく言い寄ったほど、この日の渚はハマっていた。
そして、元ザ・ダイナマイツの瀬川洋が、森園勝敏、金子マリ、湊雅史らとともに演奏。「ウォーキング・ザ・ドッグ」や「ムスタング・サリー」などをやったあと、客席にいたダイナマイツのベーシスト吉田博を呼び、コーラス担当にして、「恋はもうたくさん」「トンネル天国」をやったのだ。これには一段と盛り上がった。
そしてラストはザ・ファントムギフトの3人。チャーリー森田をリードボーカルにして「離したくない」(ヤンガーズ)「いい娘だね」(ジャックス)「テルミーモア」(テンプターズ)の後は、ゲストボーカルで田渕純がミリタリールックにサングラスで登場。「海と女の子」(早川義夫作品)を歌ったあと、ローリングストーンズというかオックスの「テルミー」。最後はやっぱり感極まって失神してしまった(笑)。田渕が関係者に運ばれていくのを無視するかのように、「お前の夢中さ」(カーナビーツ)をやって終了。アンコールは、スペンサーデイビスをインストにした「アイム・ア・マン」、「夜明けに消えた恋」(ブルーインパルス)で大団円。
約4時間という長丁場で、それぞれがまったくダレルところのない緊張感のあるステージだった。懐かしいだけではなく、いつでも熱狂できるカッコイイ音楽、そしてちょっぴりくだらない、それがカルトGSの真骨頂なのだと思う。この日、会場にいた150人以上の全員が黒沢さんに感謝していたに違いない。 そして当日、黒沢さんの妹の恵子さんからメッセージをいただいた。それを以下にアップしておきます。
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早いもので今日19日は兄の4回目の月命日です。この日に『〜黒沢進に捧ぐ〜』ライブイベントを行なっていただき本当に嬉しく思っております。 兄を亡くして辛く悲しい毎日ですが、その中においても、いろいろな方々の兄に関する記事やブログを拝見して、この4ヶ月間どんなに心をなぐさめられたか知れません。兄がこれほどまでに皆様から惜しまれる存在に思われていたとは、正直、考えてもおりませんでした。 兄が亡くなってからGSを何十年かぶりで聞きました。私自身、思いもよらずいろいろな曲を知ってたので、泣けて泣けてしょうがありませんでした。子供の頃、知らず知らずのうちに色々なGS(それもB級どころ)を聴かされていたんだと思うと可笑しいです。 兄は亡くなるのは早すぎましたが、それでもいろいろな方たちと知り合い、そして支えられ、好きなことが出来て、(辛くとも)楽しい人生を過ごせたと思います。 皆様、生前は本当にお世話になりありがとうございました。そして今日このようなライブイベントを開いてくださいまして本当に感謝しております。ありがとうございました。 黒沢恵子
2007年08月13日(月) |
NO MORE HEROES |
夜、新宿タワーレコードに行ってぶらぶらしていた。書籍売り場に行き、最近出ている「ローリングストーン日本版」、一応手に取ってめくってみたりするのだが、70年代に一時期出版されたそれと違って非常につまらない。まだ月刊プレイボーイの方がマシ。今月号の「日本のロックベスト100」みたいな特集なんか、音楽誌とは思えないほどどうしようもなさすぎて絶望的・・・ とか思いつつフロアを移ったら「まもなくストラングラーズのジャン・ジャック・バーネルのインストアライブが開催されます」とのアナウンスが聞こえてきた。なんという偶然と幸運。 以下、回想。
ストラングラーズといえば、初期パンク・バンドの中でも当時の日本では人気が高く、15歳の時に来日公演を観に行って大いに影響を受けたものである。アルバム「ノーモアヒーローズ」とか「ブラック&ホワイト」あたりはほんとよく聴いた。 79年2月、後楽園ホールでの初の来日公演。当時の外タレは座席指定のホールコンサートというものが通常であった。この時にストラングラーズは、大人しく座って鑑賞している煮え切らない日本の観客を煽動し、コンサートではなくギグっていうものを教えてくれたと思う。ギグって言葉が日本に入って来たのもこの頃だろう。「サムシングベターチェンジ」を3回やったり、ジャンが客席に降りて来てもシラケテ座ってるカップルを帰したりした。因にそのカップルの男は今井アレキサンドルっていう、ロンドン帰りが自慢のハーフで、今はなんかオブジェとかを作ってるアーティストになった奴だった。確か今井俊満画伯の息子だっだよな。(画伯は5年前に亡くなったがキャンティの最も古い常連だったという) 2回目の来日公演は同年の12月に行われ、後楽園球場に設置した特設テントで、当時では珍しい座席が無いスタンディング公演であった。これはメンバーの強い要望であったと聞くが、それまでは座席から離れてはいけないなどという非常に規制の厳しい外タレの来日コンサートの在り方を大きく変えた画期的な公演だった。俺は一番前で観ていたのだが、ラスト近くに観客が興奮して前に押し寄せ、次々とステージに上がってしまった。俺も客に押しつぶされないようにと、ステージの端に登った時に、スタッフに突き飛ばされて、すぐに客席に落ちてしまった。その時に、ジャンが叫んだのが聴こえた。 「WE ARE NOT BAY CITY ROLLERS!!」
初来日ではなかなか椅子から立てなかったのに、10ヶ月後の公演では椅子をとってスタンディングにしたとたんステージにあがってしまう日本の観客。まだパンクのライブ、あ、ギグの楽しみ方を知らなかったのだ。現代みたいにスポーツ感覚で楽しむだけみたいな、モッシュとかダイブなんてのもなかったし、ストラングラーズも「俺たちのギグを体験して何か考えて欲しい」的なポリティカルな姿勢が常にあった。とにかく、当時のストラングラーズには人生が変わってしまうほどショックを受けた日本人は多かったんじゃないかな。なのに近年の評価が低いのも変な話だよなあ。 以上、回想終わり。
まあそんなことを断片的に思い出しながら、初来日からは別人のように太ってしまったジャンを見つめていた。空手の型を披露してくれたり、2曲下手なギター弾き語りをしてくれて、やっぱり本物のジャンがいるんだなあ、と思いつつ、そういや、初代ギター&ボーカルのヒュー・コーンウェルってどうしてるんだっけ?。結局、プロモーションで来日して、インストアまでやっているのに新作は買わずに帰ってしまった。あんなに好きだったのに、もうしわけない。
阿久悠が亡くなった。 訃報を知る約1時間前、俺は劇画「悪魔のようなあいつ」の単行本を購入したのだ・・・これはいったいどういうことなんだろう?と自問自答してしまう。 数回、阿久先生とはお会いする機会があった。一度だけ食事にも同行させていただいた。 緊張のあまり、何を話したのかほとんど記憶にないのだが、モップスの「ベラよ急げ」は気に入っていると言うので、「海外のブート盤では「ハイク」というタイトルなんですよ」と言ったら、吃驚して「もう少し早くそのことを知っていれば本に書いたのになあ」とおっしゃっていたことを思いだす。合掌。
黒沢さんに捧げるライブ! なんと!カルトGSの最高峰、ガリバーズ再結成。 メンバー全員は無理ですが、中心人物が何人か揃うそうです。 田渕純はここだけの話、ファントムギフトをバックに「テルミー」を歌うという噂?? 失神か?? 個人的にはこの夏、最大のGSイベントだと思っています〜
そういえば先週、久しぶりに福岡に行ったら、たくさんあった中古レコード店が何軒も無くなっていてショックを受けました・・・。
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タイトル:熱狂! GS図鑑 〜黒沢進に捧ぐ〜
2007.8.19(日)@ 下北沢CLUB Que 03-3412-9979 OPEN18:00 /START18:30
出演: *ナポレオン山岸+サリー久保田+チャーリー森田(ex.ザ・ファントムギフト)
*渚ようこ
*瀬川洋(ex.ザ・ダイナイマイツ)[森園勝敏(四人囃子)+湊雅史ほか] (「恋はもうたくさん」「トンネル天国」)
*田渕純(ex.和田弘とマヒナスターズ)とムードアンサンブル東京 [渡辺勝(g/ex.はちみつぱい)+シューヘイ(g)+fujiqui(b)+POP鈴木(dr)+まひまひ(sax)]
*北久保誠とザ・ガリバーズ (カルトGS!「赤毛のメリー」「ダークな瞳」)
DJ:湯浅学/サミー前田
前売2800/当日3000(共にドリンク代別500)
チケット発売:Que店頭7/19〜、チケットぴあ・ローソンチケット共に7/1〜
*07年4月19日に急逝した日本の大衆音楽史の研究家「黒沢進」さんを偲んで、 交流のあった音楽家たちが集まる追悼イベントです。 60年代のGSのカルトな名曲を中心に一夜限りのセッションとなります。
2007年07月03日(火) |
田渕純&ザ50回転ズ |
前述のホットワックスは9月上旬の発売でした。
ザ50回転ズのワンマンライブ、29日は新宿ロフト、1日は大阪クラブクアトロにて行われ、どちらもチケットソールドアウトの満員盛況。 なぜか、アーバン・ムード歌謡の貴公子・田渕純が前座&MCで指名がかかり、新宿→心斎橋とツアーしてきました〜。 ザ50回転ズは、ラモーンズに強く影響を受けていることでしられているが、奴らの凄いところはあらゆる音楽性を内包しつつ、キャッチーで毒のあるエンターテイメントに仕上げているところ。イマドキの20代前半のバンドとは思えない昇華の力を持っている。なんか以前にも同じようなこと書いたかも。 アンコールでは、田渕をボーカルにしての「天王寺エレジー」。五木ひろしの「夜空」と村八分の「水たまり」を団子状にこねて、動物園前にたむろする労務者の酒臭い吐息をまぶして発酵させたような曲である(適当な例、作った本人たちはこんなこと考えてませんよ)。メジャーで活動していても、こうゆう規格外の濃厚なことをやってくれるのがイイよね。 ロフトは極端な酸欠で、演奏にも支障を招いたのは可哀想だったが、クアトロは最高の演奏であっというまの20数曲であった。しかし、クアトロにて600人以上の観客を前にして、ザ50回転をバックに歌う田渕純を観てたら、その昔、渚ようこさんがクレイジーケンバンドのゲスト歌手として呼ばれていた時期を思い出したのであった・・・。
ホットワックスの次号は、クニ河内とハプニングス・フォー特集です。 発売は、7月末くらいかな。
*6月5日 <遠藤賢司 還暦記念リサイタル> 渋谷アックス 鈴木茂、細野晴臣、林立夫というティンパンアレイのバッキングによる後半も感動的な演奏だったが、遠賢は大きい会場が似合う大巨人だと思う。関係者席には普段来ないような業界関係の方々がたくさんいましたが、湯浅さんや佐野史郎さんなどを見習って、なるべく毎回観に来いよ。本当に遠賢が好きならば。 ライブ終了後、田渕純君を連れてご挨拶、遠賢さんに『夜をまきもどせ』のCDを差し上げる。「夢よ叫べ」を田渕君が歌う日も近いでしょう。ずうずうしくも、細野晴臣さん、鈴木慶一さん、佐野史郎さん、湯川トーベン&湯川潮音父子にもCDを差し上げ、田渕君を紹介する。
*6月8〜9日 サロメの唇、田渕純 関西ツアー 友人が経営する京都の老舗ジャズバー「ろくでなし」で深夜おこなわれた田渕ライブが盛況! 拾得ではサロメの京子さんの関係者がたくさん来場。久しぶりに観たホットハニーバニーストンパーズが衝撃的だった。
*6月10日 <黒沢進さんの追悼の会> ロフトプラスワン 長時間に及ぶ、出演者多数のトークイベントで俺も黒沢さんの偉業について語る。黒沢さんが人生を投げうって続けた研究、その精神性は自意識過剰なオタクにゃわかるまい。「でもやるんだよ」って言葉は黒沢さんにもピッタリであるまいか。 観に来た友人から「なんでもっと映像をながさない?」と言われ自分もそうは思ったが、バタバタで時間が足りなかったみたいです。
*6月14〜15日 北海道の某所 食べ過ぎる
*6月17日 <サロメの唇デビューパーティー> 下北沢クラブ251 DJをBGM係として担当。 急遽、福岡からフィフティーズ・ハイティーンズが新メンバーで出演。 新しいオルガンには18歳の美少女。新しいギターには22歳の長身で細身のお姉さん(?)が加入。奇跡的な復活である。「魔女っ娘メグ」のカバーもよし! サイクロンズもすっかり新メンバーでまとまり、新曲もよい、この調子でいってほしいもの。 サロメは、今や人気も高く、貫禄のようなムードがある。バンドの演奏は、どこかしらバランスの悪さみたいなものがあるのだが、それもイイ感じに聴こえるのである。下世話にならずムードロックを極めて欲しい。
*6月19日 <黒沢進さんを忍ぶ> 高円寺円盤 恒例の湯浅学さんトーク会。途中から俺も参加。吉田明裕さん、レココレ寺田さんも参加。田渕も「夜をまきもどせ」歌唱。黒沢本出しますよ。
2007年06月08日(金) |
ロックライダー→拾得→ろくでなし |
明日から、大阪と京都に行って来ます。 日曜日は朝イチで戻って以下のイベントに参加します!
GS最前線番外「追悼!黒沢進を讃える史上最大のGSショウ」
6月10日(日)午前10時30分開場 午前11時開場 午後4時30分終演
(出演)出演:根本敬&湯浅学&船橋英雄(幻の名盤解放同盟)、土龍団(濱田高志、トニー吉田)サリー久保田(元ザ・ファントムギフト)、篠原章、町井ハジメ 歌唱 渚ようこ 、いちかたいとしまさ
その他告知外ゲストや、追悼メッセージなど予定
進行: サエキけんぞう、大森眸
新宿ロフトプラスワン TEL:03-3205-6864新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2F http://www.loft-prj.co.jp/
料金:前売・当日共 ¥3000
2007年06月03日(日) |
アーバンムード歌謡の貴公子 |
超満員の酸欠状態で無事終了しました!
<田渕 純 リサイタル新宿・夜をまきもどせ>
6月3日(日)新宿レッドクロス
第一部(カラオケ) * 司会の口上(本日の構成、本番中は禁煙、ドリンクカウンターとトイレの位置の説明など)、田渕紹介→イントロに乗って田渕純登場
1泣かないで 2夜の銀狐 3黒い花びら みなさんこんばんは 田渕純のリサイタルへようこそお越し下さいました ありがとうございます 今日は初めてのリサイタル、せいいっぱい心をこめて歌いますので よろしくお願いいたします いきなり3曲つづけて歌いました。 今日は2部構成になっておりまして、第一部をカラオケ、 第二部はナマバンドで歌わせていただきます えーそれでは、ずーと一人というのも心細いので、デュエットのお相手、 特別ゲストを紹介したいと思います、 サロメの唇から・・・橘京子さんです!(拍手〜京子さん登場) サロメの唇はすばらしいバンドでいつもお世話になっております。 よろしくお願いします (京子さん一言) では、デュエットといえばマヒナスターズの「誰よりも君を愛す」、行ってみたいと思います 4誰よりも君を愛す デユエット ありがとうございます それではもう一曲「国道18号線」です 5国道18号線 デュエット 橘京子さんでした 大きな拍手を!ありがとうございました! 6うなじ ありがとうございます 次が第一部の最後の曲です、この後少しの休憩を挟んで、 第二部はナマバンドでお送りします それでは第一部の最後、 フランク永井さんでおなじみ「有楽町で逢いましょう」 7有楽町で逢いましょう *司会が、しばらく休憩の旨をつげる
第2部 * イントロがはじまってから司会の紹介で田渕登場 (ムードアンサンブル東京のすばらしい演奏にのっていよいよはじまります田渕純オンステージ。盛大な拍手でおむかえください・・・)
1 インスト〜コモエスタ赤坂 2 ハワイの夜 ありがとうございます。 はじまりました第二部、非常に緊張しておりますが・・・ 「コモエスタ赤坂」「ハワイの夜」と続けてお送りしました。 今日のバンドさんは・・・ムードアンサンブル東京のみなさんです! (拍手) それではちょっと趣向を変えて・・・アメリカのポップスを歌いたいと思います・・・勝新太郎 さんも歌っていましたこの曲「サニー」 3 サニー 4 16トンズ 「サニー」そして古いアメリカのジャズソングから「16トンズ」お送りしました。 みなさん、実は今日は出来上がったばかりのCDが売っております(笑) まだお店では買えません。(手にもって見せる) やっとできました。 一時は出ないんじゃないか、とまでいわれたんですが(笑) このCDが田渕純のデビュー作品です。 曲だけではなく、ポエムなども入っていまして(笑) もちろんカラオケも入って、盛り沢山で1500円というお求めやすい価格です(笑) 終演後に私も出口で売らせていただきますので、よろしくお願いします それではCDのタイトル曲です。 5 夜をまきもどせ ありがとうございます 今、ザ50回転ズという若者にすごい人気のロックバンドがいるんですが、その50回転ズさん とは仲良くさせていただいてまして、次は彼らに贈って頂いた曲を歌いたいと思います。「天王 寺エレジー」 6 天王寺エレジー ありがとうございます。 みなさん・・・自分が今、歌手としてこのステージに立っているのも、マヒナスターズのリー ダー和田弘さんからお誘いを受けグループに入れていただいたことがきっかけでした。 そして和田さんと同様にもうひとり、自分の心の師である大衆音楽の研究家である黒沢進さんと いう方がいらっしゃいます。 自分は中学時代から黒沢さんの本を愛読し、GSをはじめとする日本のポピュラーミュージックの 歴史に強くひかれ、大変な影響をうけました。歌手活動をはじめてからもお世話になり、いろん な方を紹介していただいたり、本当にかわいがっていただきまして、最近では一緒にお酒を飲む ようになったりしていたのですが、 黒沢さんは惜しくも、ご病気で、4月19日にお亡くなり になってしまいました。 今日のリサイタルも来ていただけるはずだったのですが・・・、 本当に残念でなりません・・・。 次の曲は黒沢さんが一番好きだった曲です、とても明るい能天気なロックンロールなので、みな さん踊って下さい!この曲です!「シェビデビでいこう」 7 シェビデビでいこう〜メンバー紹介 本当に今日はありがとうございます・・・みなさまのおかげで自分はここまできました・・・心 から感謝します・・・ これからも・・いい歌が歌えるように(泣) もっともっとがんばりますので・・よろしくおねがいいたします・・・ 最後にこの曲を聴いてください。マアイウェエイ 8 マイウェイ アンコール 9 ハイそれまでよ(歌いながら登場) ありがとうございます。ムードアンサンブル東京のみなさんに大きな拍手を! 3月にお亡くなりになった植木等さんに敬意を表しましてクレージーキャッツの「ハイそれまで よ」でした。 それでは「田渕純リサイタル」本当にもうお別れの時間です。 聴いて下さい。「そっとおやすみ」 10 そっとおやすみ(ピアノ) ありがとうございます!田渕純でした! またお逢いしましょう。さようなら。
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