身体を失って空を散り散りに飛ぶ時がくるとても蒼くてとても爽快で貴方のことを思いだす貴方の横顔はいつまでも変わらず世界中が貴方を愛していた暖かな世界の中で貴方は自由に闊歩していた私はその姿が今でもすごく愛おしい腕のようなものを伸ばして空に近づく時白い月が一瞬見えて私は、風に変わる生まれ変わることなんて考えられないけれど自由になった魂は貴方を忘れない幸せな気持ちのまま風になる