いつの日か僕は救い出す。茨の園に囚われし君。薄い眠りの中で意識だけ僕のそばまで迷い出た君は、いつもいつもささやいていた。『ダイジョウブ、アナタナラデキル』それを信じて必ずや。いつの日にかまためぐり合えたなら。僕は、言おう。君に。『やっと、会えたね』