「STARLIGHT」発売 - 2015年03月17日(火) Hattrick’n 第一曲目からガツンと来るアルバムは、私にとって久々だ。 “斬られに来たのか今宵show time” 正しくこの「STARLIGHT」という目くるめくショータイムの始まりを告げる曲だ。 (Everybody is)Like a Starlight ”あの丘にもう一回 登って風を浴びて” YOSHII LOVINSON君が登った丘だろうか? いやそれだけじゃなく「SWEET CANDY RAIN」の少女やTHE YELLOW MONKEY 時代に歌われた色んな丘を思い浮かべた。 吉井和哉の辿って来た道のり、それらが全部グワーッと凝縮されて 「輝く吉井和哉が現れた!」そんな感じがした。 You Can Believe 懐かしさを覚えた。 2006年「BELIEVE」は、別れの歌だったけれど、 2015年は、”感じあう そう信じあう You Can Believe”と。 力強い。 紅くて咲こうとした恋の タイトル発表の時から期待していた。 良いねえ! ソロに為ってから封印していたTHE YELLOW MONKEY当時の 吉井和哉節が蘇ったのでは? ドラムとベースがゾクゾク来る。 TOKYO NORTH SIDE 山田孝之作詞なのだけれども、 この詞が吉井和哉のことを歌っているのじゃないかと 信じて仕舞うほど弩ハマりだ。 この歌を吉井和哉は、LIVEでどう演じるのだろう! 早く体感したくて堪らない。 迷信トゥゲザー これは、面白い!遊び心満点でしかも格好イイ。 Route69 私は、この曲を待っていたのだと思った! 哀愁のメロデイ。ピアノの音色、ギターの調べ、 ドラムとベース、全てが最高だ。 Step Up Rock 「アーグ・ポリス」に加入する頃の吉井和哉少年の姿が目に浮かぶ。 ”今夜も誰かのバースデー”って良いね。 STRONGER 本当に吉井和哉は、強くなったんだなあ。 等身大の自分を歌えるようになったのだなあ。 クリア 本当のことを言うと私は、先行シングル「クリア」が 発売された時、戸惑った。 サウンドは、新しく思えたし、明るく開かれた曲は、 好ましいと思えた。 けれど、いつもたとえそんなに好みではない曲であろうとも、 どこか必ずグッと来る歌詞があったのに、「クリア」は、 そうでは無かったからだ。 カップリング曲の「ボンボヤージ」の方は、 自分自身孫が産まれた事もあって、命の繋がり、旅立ちという テーマに深く共感したけれど、肝心のシングル曲に 自分が心動かされなかった事に少なからずショックを覚えていた。 だが、今日この「STARLIGHT」の最終曲として 「クリア」を聴いて、感触が変わった。 視界が晴れた。 新生「吉井和哉」誕生だ。 THE YELLOW MONKEY時代、YOSHIILOVINSON時代、改名してからの 吉井和哉ソロ、長年ファンを続けているうちに、 私の中でいつの間にか溜め続けてきた来た澱のようなものが 取り払われたような、爽快な想いがした。 クリアだ!
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