しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2009年06月08日(月)  ネズミモチとマルベリー。

この季節に
ときどきどこかから香ってくるいい匂い。
ちょっと青臭くてちょっと甘い。
何の花なのかずっと気になっていたけど、
どうやらネズミモチという木の花っぽい。
白くて小さな花がたくさんついている。


何年も前だけど、
あの人が1か月間ぐらい
いなくなったことがあった。

そのときは
どうしちゃったのか全然わからなくて
(今でも謎だけど)、
どこに勤めているかも知らなかったし
(これは知ってるけど)、
「もう二度と会えないかもしれない」
と思った。

ちょうどネズミモチの花が香っていた。

今年も同じ香りがして、
あのときの喪失感を
思い出してしまった。


その後1か月ほどして
あの人が姿を見せた。

そのときの嬉しい気持ちも
今でもよく覚えている。

雨上がりの朝に虹を見つけたみたいに
はしゃいでしまった。


今あの人がいなくなったら、
あのころよりももっと大雨になるだろう。
覚悟しとけよ、私。


桑の実(マルベリー)のジャム。
ブルーベリージャムと似てる。
栽培から収穫・製造まで
一貫して手がけたのは
職場のCちゃん。
ありがとう。おいしかった♪


 < back  index  next >


さらさ [MAIL]

My追加