朝日記(合戦中)
毒舌、ネタバレ注意。義経教注意。

2007年09月26日(水) 表現すること。

書こうと思いました。
表現しようと思いました。


好きだからやってる。
やめられないからやってる。
染みついてる。
逃れられない。
書かないと駄目になる。
こういう日記みたいな、だらだらとしたものじゃなくて。
ちゃんと組み立てて、起承転結。
短編じゃなくて。
ちゃんとした長さのお話。
書きたい。
そこで生きる人達のせつなさや優しさや
愛おしさ、人というもの。
書きたいって思いました。


書こうって思った。
なんか、そういうことなんだろうなって。

今日、「野獣郎見参」のビデオを観て一番心に残った言葉が

「我慢しないことだ」

でした。
そんなつもりなかったけど、私我慢してたのかな。
だからつまらなかったんだ。

でも違う。
たぶんもう私の生活の全部は
書くこと、表現することに向かってる。
頭の片隅で、これは書くための試練、経験値って思って
いろんなことを過ごしてるんだ。
だってでなきゃ生きることに意味なんて感じない。
こんな恐ろしい世の中、辛いことばかりで満たされない世の中。
ニュース見ながらぞっとします。
簡単に虫を殺すとか、
虫どころか人を傷つけて、挙げ句殺して。
命の消えること、時間を止めることへの自覚のなさにぞっとする。
取り返しがつかないことに気付いて欲しい。
ぞっとすることばかりなんです、本当に怖い。

自分を満たしてくれるのは完成したとき。
自分が必死に表現して(それがたとえ誰かにとっては
本当にくだらないものであったとしても)
自分が必死に思いを込めたものが、「形」として完成する。
そういうことが本当に至上の喜びだなって思いました。
最近書いてなかったから
何かを作って完成させていなかったから
そういう喜びを忘れていました。
見失っていました。


書かなければいけない。
自分が自分らしく生きるために。
そう思いました。
それが私。
誰に何を言われても。

何か目の前が明るくなったというか少し道が開けた気がします。
野獣郎に感謝。
そして今このビデオを観たこと。
観るきっかけになってくれたこと。
貸してくれたこと。
それは奇跡の出逢いだなと思います。
そういう絆なのかな。

こうして私に今力をくれたのは確実に人の思いです。
身近な方の、たわいのない言葉であったりする。
「書く人だ。表現するための人だ」
そうやって心からの言葉をくれた方の、
舞台で必死に演じている役者さんの、
自分の「好き」を表現し、形に残し続けている方の
皆さんの思いです。
そういう真摯な思いです。
私もそうありたい。
そう思いました。

こう思わせてくれた方々に感謝したい。
本当にありがとうございます。
真摯に生きている人は本当に素敵です。
(勝手に)大好きです。
私もそうありたい。
追い続けていたいです。


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小保 朝 [HOMEPAGE]

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