なきました、とりあえず、一時間くらい。
ゆうも、泣きました。 あたしが、何も言わずにあんまり泣くから。
理由を説明する勇気が無いのだから、と思って泣き止もうとするのに 彼の顔を見るとまた泣いてしまう繰り返し。
彼はアタシのことを大事にしてくれていない。 でも、それはアタシも同じことで。 彼の何が好きだったか分からない。 一緒にいて楽しい人は他にいる。
そんな、ぐるぐる。 もう駄目だって思ったけど、切り出せなかった。
結局彼のうわべな優しさにほだされて元通りになってしまった。
そろそろ、進まなきゃいけないとこにきてるのかな。
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