まろやかな日々
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問題は、挨拶に来たその日に露呈しました。
結婚式、しないかもしれない。 結婚しようって決めた時には、きちんとお式も挙げて 小さくても、披露宴も開こうって思っていた。 でも、親と話している中で 「向こうは親戚を呼ぶのに、こっちが誰もいないんじゃ・・・」って言われて ちょっと揉めたんだ。 母親の親族とは絶縁しているし 父方の親族には散々ヒドイ目にあっている。 人の好意を「裏があるんじゃないか。金が目的なんじゃないか」って 色目でしか見ることが出来ない人たち。 事あるごとに、お金を催促する人たち。 何もしていないのに「もう家に来るな」って言われて 泣きながら家に帰ったことがある。 でも、親は助けてくれなかった。 「言っても無駄だから」そう言って、両親は何をされても 黙って耐えている。 私には納得できなかった。 親は助けてくれない。 そのことだけが、親族への憎しみと共に残った。 悲しかった。 そして、彼が来て結婚式の話になって 父親からその言葉を聞いた時、悲しい気持ちが一気に蘇って 取り乱してしまったよ。 「どうしてあんなにヒドイ目にあったのに、呼ばないといけないの」って。 立場とか、見栄とか、義理とか関係なく 本当にココロから祝福してくれる人を呼びたいって思っていたんだもの。 実際にはそういう訳にはいかないのだろうけれど まだ、何も始まってもいないうちから聞きたくなかった。 「お父さんたちは、助けてくれなかったクセに」 そう言ったら、涙が出てしまった。 家族も、彼もビックリしただろうな。 でも、でも。 それが披露宴というものなら、やらない方がマシだ。 私は今、そう思っています。 今は、いろんなカタチがあるだろうから 披露宴じゃなくても、パーティーとかでもいいんだもんね。 彼にはまだ話していないんだけれど そういうのも視野に入れながら考えていこうと思っています。
あの頃私は。。。
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