愚者
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子供の頃、いろいろな憧れを持っていた。 大人になるなら、こんな大人になりたい。 恋人にするなら、こんな恋人が欲しい。
子供から、少しずつ大人に近づいても 形を変えて、憧れは持っていた。 理想に近い像を描いて、そうなりたいと思ったり 女性と付き合うようになっても、相手に対して 密かに理想の恋人になって欲しいと願った。
憧れはずっと持っていてもいいと思う。 それが無残に打ち砕かれても、思うのは自由だ。 子供の頃、描いていた憧れとは違う大人になっても 憧れを抱いていた女性と結婚できなかったとしても いつかきっと、憧れに近づけるようにしたい。 子供の頃から描いていたように。
誠幻
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