2003年03月01日(土)
今日は3月1日(土曜日) 本来なら貴方のお誕生日をする日だった。
ささやかながら食事をしてささやかながらプレゼントを渡して・・・
きっと貴方は何時もの事ながら 笑顔で「ありがとう!」なんて言う事もなく 淡々とそれを見るだけなのは変わらないのだろうなぁ。
お洋服の時だって小物の時だって 「開けてみて!」と言われるまで開ける事すらしなかったのは プレゼントを贈る喜びを知らないで育ったからなんだろうなぁ。
「もぉう!どうなの?!気に入ったの?気に入らないの?」
貴方の好みは難しかった・・・。 選ぶのが苦手な私はプレゼントを探すと言う事が下手なのだから 気に入ってもらえるなんてほとんど無かったのかもしれない。
最初の夜は確か貴方の誕生日の前日だった。 緊張でお腹が痛くなる私を労わってくれて 車の中でただただ話しをする貴方がとっても優しいと思った。
お泊りをしたのだからきっと誕生日が日曜日だったのだろう・・・。
「可愛いよ・・・」 そう言って抱きしめてくれた貴方を思い出す。
でも・・・・もうすでにその時には決っていた事だったんだね。 今年は一緒に誕生日を過ごせないという事が。。。。
星の綺麗な夜だった・・・ そしてあの日の夜も星が綺麗だった。
私はこれから貴方の歳へ追いついていく。
また貴方に会える時 綺麗な星となって2人で街の灯りを眺めてみたい。
増えることのない貴方のお誕生日に・・・・ そっと おめでとう。
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