2007年03月24日(土) |
イタリアお誕生日ドライブ(1) |
お友達のお誕生日ドライブ、 行き先はイタリアの北の方。
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起きたら微妙な天気。 しかし「きっとイタリアは晴れている」 という根拠の無い自信とともに出発。 最初の目的地はパドヴァ。
昼過ぎ、駅前に無事駐車して町へ飛び出す。 と、いきなり事故現場に遭遇。 右折車と直進車の接触事故で、 幸いスピードが出ていなかったので人身には至らなかったようだが、 ドライブ旅行中に事故を目撃するのは気分がいいものではない。 気をつけようね、とオットと話す。
そのオットが某『歩き方』を堂々と持って歩く。 ちょっと恥ずかしい、というか目を付けられるからやめれ。 そう言うと、今度はジャケットの裏、腹の辺りに入れだした。 違う、そこに入れるべきは『歩き方』ではなく『ジャンプ』なんだぞ。
市場は思ったよりも小さかったものの、 並んでいる食材や売られ方などに違いがあって面白かった。 例えばアーティチョーク。 スロではごろーんとそのまま売られているのに対し、 イタリアはすぐに調理できるように下処理が施されている模様。 そして、例えばトマト。 イタリアのは、まるで房に分かれているかのように、 無数のくびれがあり、青みも強くて、 何となく「野菜やさい」している。
適当なレストランへ入って昼食。 フルコースは当然無理なので、 各自パスタとサラダ、またはスープ程度におさえる。 しかし、ワゴンに乗せられてきたデザートがやたらとおいしそうで、 ついケーキを頼んでしまった。 イチゴもどっさり付けられており、幸せ。
食事後、ジョットの壁画が残されているスクロヴェーニ礼拝堂見学。 48時間前には予約が必要で、 しかも礼拝堂内に入る前に15分間の気温調整を待つ、というものものしさ。 調整室では、壁画の解説ビデオを見せられる。 …が、それってネタバレなんじゃないだろうか。 本の解説を先に読む派と後に読む派ではないけれど、 詳細を知ってから確認作業のごとく本物を見るのが好きな人と、 本物の印象を持って「お勉強」するのが好きな人と、 世の中には両方いると思うのだ。 コージ苑?どっちでもいいです(いいかげん)。
ヴェローナへ向かう。 途中、意識を手放しそうになるも、何とか保持。 一方通行だらけの町なかを迷走して、 ようやくホテルに到着する。
夕食はネットで事前に調べてめぼしをつけておいたリストランテで。 かなり広い内部は、観光客と地元の人でいっぱいだった。 改めてお誕生日おめでとう之乾杯をして、 食べて食べて食べて食べて、飲んだ。
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