詩-生人-

2009年05月20日(水) 社会離脱

カテゴライズされない透明な存在性を
社会は嫌い

罠は仕組まれ

思考と言うバラドックスに嵌り
孤独は肥大し

罠に掛かり

切り離された家庭という密室の中で
存在を主張し

罠に毒され

断たれていく現実と引き込まれていく妄想の狭間
昼夜逆転した生活が

罠を巻きつかせる

離れない邪推
離れる協調性

枠を粋とする慣性
罠は今日も渦巻く


 < 過去  INDEX  未来 >


沢野生人

My追加