心を縛り上げるのは 貴方の勝手よ心を滅するのは 貴方の自由でしょう私が売るのは 此の身一つ私が差し出せるのは 此の身一つお口も穴も瞳も足も手も此の身の全て晒け出して貴方に売っても私の支配者は私自身よ幾ら積まれても幾らせがまれてもこれだけは 差し出せないのだから。嗚呼なんて 稚拙な商いなんでしょう?嗚呼なんて ちょろい交換なんでしょう?世に恥じる 窮屈ささえなければ私の商いはなんて簡単なんでしょう…