温くなったコーヒーが一つ テーブルの上に
君は遠くの車窓から 何を想っているだろう? 過ぎ去り続ける景色の中に 僕の姿を見つけられるだろうか?
いつもの午後がやってくる 温かな昼下がり 公園には小学生が鬼ごっこ 変わらない夜に向かって 時計は進む 君を乗せた電車と一緒に
洗いかけのマグカップが一つ 流しのところに
君を乗せた電車は今 どの街を走っているのか? 過ぎ去り続けた景色の先に 誰が君を待っているのだろう
変わらない夜がやってきた TVの中では今日も誰かが笑っているよ 変われない朝に向かって 今日の終りが近づいてくる 長い終りが始まっていく
変われない朝がやってくる 同じことを繰り返していけば いつしか 君の面影は消えていくの? 想い出に終わりはやってくるのか...? 長い終りを待っている。
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