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196 若者の言葉

テレビで日本言語学のすごい人がでてきて、「今の若者は言葉が乱れているというが、そんなことはない!」と主張していた。なるほど、いいことを言う。その通り!乱れてないぞ!
大人が「言葉が乱れている」というのは、大人からした言葉で、必ずしも今まであった日本語が正しく、これから変化していく日本語が間違っていていけないわけじゃない。
日本語っていうのは、今現在辞書にあるもの、正式とされて使われているものだけを指すわけではなく、これから変化をして生まれてくる言葉も含めて日本語と言わなければおかしい。じゃなければ言葉はずっと変わらないから。
古文なんか高校で勉強するけど、あんな言葉を常日頃、自分の言葉として話していたらおかしな人だ。誰とも話が通じなくて、それこそ失礼な人になってしまう。極端な話ではあるけど、そのうち長い目でみたら、今常識として語られている言葉も、死語となって失礼な言葉とされてしまうかもしれない。もちろんこれは極論だけど、つまり何が言いたいかっていうと、もっと柔軟に考えなきゃいけないってことさ。
だから俺は若者言葉が生まれてくることはいいことだと思うし、おもしろい。
ただ、それとは別に好き嫌いの問題として、最近の若者言葉の響きにはイヤに思うものが多い。それが特徴だと言われればそれまでだけど、語尾をだらしなく伸ばされるのは、俺ははっきりしなくてイヤだ。
2004年11月13日(土)

VOICE / マッキー

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