『glorydays』終了っ!

いやあ、無事終了致しましたよ、クレイジー・モンキー・シアター第5回公演『glorydays』っ!

と書いてみても、こまめにチェックして下さってる方にはバレバレだと思いますので、正直に書きますと、今日は2005年2月16日です(笑)。
すみません・・・。

いつもは、書くのが遅れても、書いた日を正直に表示してるんですが、いかんせん遅れ過ぎた・・・。
すみません・・・。

いつも通り言い訳させて頂きますと、忙しかったんです。
言い訳もいつも通りです。
すみません・・・。

とキレイに(?)三段落ちがついたところで、本題に入らせて頂きます。
2001年4月に1回限りの企画として公演したクレイジー・モンキー・シアターも、その後「劇団」というスタイルに移行し、めでたく第5回公演を迎えました!
そして、2005年で5周年を迎えました!(日記を書いているのが2005年なので、既に迎えているわけです)

今回は『glorydays』というタイトルでした。
タイトルがタイトルなので、もちろん登場人物達は物語が進むに連れて、成長して行きました。
でも、それだけでなく、今回の公演でメンバー全員の成長を強く感じました。

役者は、今回初参加の人はいなくて、僕を含む旗上げメンバーと前回までに出演したことのあるメンバーでした。
だからこそ、成長もわかりやすい。

そして、今回の作・演出家―石川巌の成長。
作・演出家を捕まえて、「成長した」と言うのもかなり偉そうなんですが、彼は今回が2回目の作・演出で、前回(つまりは、初脚本・初演出の『イノセンス』)の時は、かなり苦労していました。
今回もそりゃあ苦労はしていましたが(苦労をしない演出家はいませんからね)、脚本の書き方や演出の仕方が変わって来たなあ、と感じました。
照明の中澤千恵子から「最後の猛と樹を照らす照明が少しずつ消えて行くのは、猛の命が消えて行くということなんだ」という演出を巌から受けたという話を聞いて、「やるじゃん!」と思いました。

そして、その照明家―中澤千恵子の成長。
彼女は今年(2004年)照明家デビューを果たしたにもかかわらず、今回が5回目の照明でした。
そのうちの4回は、僕も一緒に参加した公演でしたが、公演の度に彼女は成長して行きました。
そして、今回、またもや成長しました。
始めた当初は「照明を操作していた」彼女が、今では「照明で表現をしている」んです。
1年もしないうちにそんな成長を見せられたら、もうおじさん泣くしかないよ!

そして、今回唯一の初参加者―音響のまっすーこと増田崇史。
前回まで音楽を担当してくれていた森山さんが参加できなくなり、「どうしよう?」と思っていたところに、たまたまホームページに「今は、音響・照明・映像などの仕事をしています」というまっすーの書き込みが・・・。
「これだー!」と飛びついたら、快諾してくれました。
音響をやっている姿は初めて見ましたが、この公演で彼の人間としての成長を感じました。
まあ、まだまだ未熟者だけどね!

今回、特筆すべきは、舞台セットですね。
前回の『I ACT』からちょっとずつ凝るようになったんですが、今回は特に凝ってたねえ。
これも倉富君&コバリエの大道具チームを初め、みんなの努力の賜物です。
特に、照明とのコラボレーションが良かったねえ。
セットの隙間から漏れる明かりがねえ。
その裏には、僕&コバリエのスモーク部隊の活躍があったこともお忘れなく!
悪役と天使が舞台袖にヤンキー座りしてスモークマシーンを操作してる姿、お客さんにも見せてあげたかったぜっ!

さて、最後に僕の役―林田先生について語ります。
難しかったよ!
ほら、俺って普段が善人じゃない?
めちゃめちゃ悪役だったからね。
まあ、悪役は今までも演じたことはあったんだけど、善人を演じてる場面もありましたからね。
その二面性を出すのに苦労しました。
でも、やりやすいことばかりやっていても成長はない。
そういう意味で、僕も今回の公演で成長させてもらったと思ってます。

どうかしら?
2004年12月12日(日)

箕輪達昭な日々 / みの

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