通勤の負担からすると、先日断ったところよりはずっと楽である。
仕事内容も閑そうに感じる程度。残業手当などはないそうな。
その代わり残業もないというから、習い事などに時間を使えそうである。
更に話を聴く限り長く勤めている女性が多いようで、働きいい職場であるのだろう。
応募条件より年が上なのによく面接にこぎつけたと思っていたのだが、
どうも前に私と同姓同名・同年齢の方が居たそうで、それに興味があった模様。
そうか。それだけならここは落ちたな。ま、仕方ないか。
思ったより早く終わったので、家に帰ってゲームでもすることに。
今までこの日記でも何度か言及しているホラーゲーム、「零 〜紅い蝶」である。
最近は私が怖がっている分、夫がゲームを進めてくれるようになった。
夫が進めたゲームの場面を見て心の準備をし、
その後を追うように私もゲームを進めるようにしている。
だって何の心構えもなしにこんなのに襲われたら怖いではないか。
いや、何のためのホラーゲームかと言う疑問はこの際脇においておく。
そんな訳で、今日も少しずつゲームを進めていく私。
10分やっては怖いからと一休みしつつなので、実に進みが遅い。
進みが遅い割りに時間は食うという不効率さ。うーん、なんでやってるんだろう。
なぜなら本日別の会社から面接の申し入れがあったからである。
例えそこに決まらなくても、数を受ければいずれはいいところに当たるさ。
そう言う楽観論に傾くのに、新しい面接が後押ししてくれたようだ。
後日の後悔の種にはなるかもしれないけれど、今はそれでいい。
存外に自分が優柔不断だということを発見して驚く。
ここの所の無職の日々は、自分の中の気弱な部分を発見してばかりだ。
私にとっての無職生活は健康状態には貢献していても、
精神状態にとっては余りよくないのだろうという気はしないでもない。
失業保険の給付期間が終わっても仕事が決まらなければ、バイトでもするかなぁ。
今宵はなぜかシチューが食べたくなったので、作ってみることに。
肉は牛だがホワイトシチュー。圧力鍋でじっくり煮込んで味が染み出るまで。
ホワイトソースを手作りする元気はないので、勿論ルーだが。
仕上げようと思ったらなんと、牛乳がない。仕方なく夫に買って帰ってもらうことに。
シチューを仕上げている間に、夫には風呂に入ってもらう。
ブロッコリーを入れて彩りを添え、出来上がったシチューは旨かった。
これで明日は料理しなくてもいいな。
前歯の治療なので金属は目立ちすぎるからと、セラミックを詰めてもらった。
神経を抜いた歯はもろくなるから気をつけるように、と注意を受ける。
普段から糸を切るのに使ったりする歯だったのだが、
今後は意識して違う歯でやらねばならないようである。
帰りは郵便局に寄る。小為替の換金をしに来たのである。年末に懸賞で当てたものだ。
小遣い程度の額であるが、不労所得は嬉しいものだ。
既に使い道が決まっているので、ないのも同じだけど…。
窓口でてっきり身分証でも求められると思ったのに、何もなし。
あっさり換金できるのはいいが、結構いい加減なもんなんだなぁ。
旧札は偽物が出回ってるからとワザワザ新札で出してくれる親切な係員だったけど。
その後、古本屋で何冊か本を買ってから自宅へ戻る。
最近また本が増えてきて、仕舞い場所に困り始めたので本棚を整理する。
文庫本を一くさり別の棚に移して、本棚の場所を空けることに。
夫は幾らか要らなくなった本があるというから、早くそれを始末して欲しいものだ。
本棚だけでなく、トランクルームにもダンボール数箱分在るはずだし…。
まぁ、実のところ増え続けているのは私の本なのだけれど。
ヤレヤレ、棚板をもう少し増やさないといけないかもなぁ。
本以外のものには余り浪費しないんだけど…。
夫は反対な様子だ。そう言う会社に入ると苦労するから、と言う。
私もそんな気がしている。それでも迷っているのは内定が出たからだ。
昨日の今日で内定が出たのは相手が急いでいるからなのだろうが、
迷っているものでとりあえず保留にしてもらっている。
最近の私は自分で自分の志向がわからなくなっている。
やりがいのある仕事について働きに見合った稼ぎが欲しいと思うし、
仕事はそこそこにして健康を大事に過ごしたいとも思う。
正反対の望みが等分に並存する自分の気持ちに戸惑ってしまう。
後者の望みはごく最近抱くようになったものだ。
長く仕事から離れていたせいで怠け癖が付いたのかもしれないし、
ずっと家にいる生活のおかげで体調を崩すことが激減したせいかもしれない。
前者を選べば健康を害することが増えるのは目に見えている。
しかし後者を選んでも無為に耐えられないだろう自分が想像に難くない。
中庸をいく仕事が見つかれば一番いいのだろうが、世の中そう甘くはなかろうし。
今回内定が出たのは前者だろうと思う。裁量の大きな、やりがいのありそうな仕事だ。
しかし通勤負担も大きいので、ほぼ確実に健康を害するだろう。
それにここで断ったところで、今以上に望みにかなった仕事が見つかるかどうか…。
そんな事を悩みつつ、本日は終日引きこもって過ごす。
やれやれ、どうしたものかなぁ。
実際に返事が来たのは年が明けて２週間近くも経ってからだったから、
会社に対していい印象は抱きようがない。それでも役員面接だしな。
そう思って出かけていったのが11時。約束の時間は14時だった…。
普段面接はなぜか11時に入れるのが続いていたので、間違えたらしい。
仕方なく周辺の店を観て回って時間を潰すことに。
本当は映画でも見ようかと思っていたのだが、時間が合わなかったからなぁ。
この会社、前回は面接に来たのを内緒にしてくれと言っていたのだが、
その理由を教えてもらった。なんと、前回の面接は嘘だったのである。
自社の経理にこの給料ならコレだけのレベルの人が集まる、と言いたかっただけらしいのだ。
で、言われた経理はならばそっちを雇えばいいだろう！と辞めることになったらしい。
なんとも厭な感じである。前回の分の交通費を寄越せ！と言いたくなった。
裁量は任せてもらえそうだから仕事自体はやりがいがありそうだが、
この会社の組織でやっていけるだろうか？と少しく考え込むことになった。
帰りは前回借りた本を返しに池袋による。
ついでにマッサージなど受けて帰ることにした。マッサージは実に久しぶりである。
今回も相当ひどかったらしい。地元にマッサージ店を探すかなぁ。
概ね片付いてはいるものの、布団を出しっぱなしの部屋に通す羽目になった。
もう付いたって電話はどうなのか。ブツブツ。
珈琲を飲みつつ、先日私が起こした事故の話などツラツラとして過ごす。
他の人がいないと、この人も余り毒を吐かなくて付き合い易いんだよね。
逆に言えば観客が多いと悪乗りし易いお調子者だと言うことではある。
もう３０代も半ばだと言うのに、落ち着きないよなぁ。
夫の方が落ち着いて感じるのは私のひいき目ではなかろう。
いや、夫のは既婚者の落ち着きなのかもしれない。年齢のせいではなく。
などと思ってみたりする。男友達は数いれど、既婚男性はいないからなぁ。
既婚どころか彼女もいない男達の方が大半だし。いいのか、皆いい年なのに。
今日はそんな調子で買い物に行く時間を逸してしまったので、
今日もありあわせの夕食。今宵は汁粉で済ますことに。
自分達でもちを買ったのに、さらに実家からもちをもらってしまったので、
味がわかる前に消費してしまいたいのである。
夫が小豆の粒を嫌がるので、小豆缶を漉して御膳汁粉を作る。
コレが結構手間が掛かる。まぁ、私もこの方が好きだからいいのだけれど。
少し多目の塩と少しの水を足して小豆を煮て、それとは別の鍋に湯を沸かす。
湯が沸騰したらもちを入れて、火を消す。こうするともちが型崩れしないのだ。
１−２分してもちが柔らかくなったら器に移し、小豆汁をかける。
そんなこんなで、結構時間がかかってしまった。ま、美味しかったからいいか。
１日中グタグタと寝床で過ごそうと思っていたのだが、
先日ビデオを貸した夫の友人から連絡があった。
今日、ビデオを返しに来たいと言うのである。
仕方なくイヤイヤながら寝床から這い出して、部屋を片付けることに。
今日の天気は雪でも降りかねない空模様、当然ながら気温は低い。
なんでこんな日に暖かい布団から追い出されねばならぬのだ。
と、ブツブツ言いながら部屋を片付けていたのだが、気が付くと夕刻である。
夫に何時に来るのか確認の為に電話を入れてもらう。
この時間だからついでに一緒に夕飯でも食べに行こうかと思っていたのだが、
なんと、先方今日は来ないと言い出した。理由は雪が降りそうだから。
彼はバーチャルドライバー(苦笑)だから、確かに雪の中の運転は危険極まる。
でもなぁ。そんな理由だったらもう少し早く連絡してくれれば良かったのに。
外食する予定が崩れたので夕飯を作らねばならないではないか。
いいや、もうパスタで。…って、それでも専業主婦か。
夜は腹が痛くて眠れないと言うＮの話を聴く。
どうもベーコンにあたったらしい。サルモネラ菌ぢゃないといいけど。
正露丸には痛み止めの働きはないから、大変だろうなぁ。
使っていた当人は知らなかったらしいが…。
