帰ってきました。 コンクールは、ダメでした。情けない事に、一次落ちです。 非常に、悔しい。 はっきりとした原因がわかっているので(エチュードで致命的な大きいミスをしてしまったのだ)、落ち込むと言うよりは、ただただ、悔しい。 ミスさえなければ、と、いろんな人に言われるたびに、悔しい。
とりあえず、今回の旅のドタバタをまとめました。エッセイではなく、体験談ですが。→イタリアコンクール 今回は、コンクール会場に辿り着くまでが、とにかく大変でした。 そして、コンクール前の、いや〜な心理、わかる人にはわかると思います。
結局、二次予選の終わりまで聴いてからミュンヘンに移動し、友人宅で一泊してベルリンに帰ってきました。 よく考えたら、ハローウィン。 怪しげな仮装をしたベルリンっ子たちが、地下鉄の駅などにたくさんいて、ああ、私はこうやって重い荷物を抱えて帰ってきたけれど、ベルリンでは普通に時間は流れているのだわ、なんてふと思ったりして。 あ、時間と言えば、31日から、冬時間です。 夜中の間に、一時間、時計の針を戻す。得をするような気分ですね。
これからイタリアへ行ってきますー。 只今、朝の5時半。 眠いよ〜眠いよ〜眠いよ〜
えー、木曜は、非常にハードな一日でした。 久しぶりに外に出ると、まあ、いろんな人に出会うこと・・!!
まずは、朝のベルリンからライプツィヒヘの電車の中。 たまたま、席が一緒になった、インド人3人様。映画会社のプロデューサーとその妻、そしてカメラマン。 なんだかものすごくフレンドリーで、いろいろとつたない私の英語で話しているうちに、意気投合。カメラマンが、いい若者だったのさ〜。プロデューサーも、貫禄があって、なかなかカッコよかったし。 Sonyのハンディカメラと、大きなホンモノのカメラを片手に、なんでもラブストーリー用の舞台を探すため、ヨーロッパの主要都市を2週間ほど周っているらしい。 インドのテクノロジーの話とかいろいろ聞いているうちに、インドのイメージがガラリと変わってしまった。 うーん、本気で行ってみたい、インド・・。 私の弟もカメラマンなのよ、と言うと、日本に行ったときに連絡をとりたい、と。(ホントかどうかわからんが) 弟よ。 英語、大丈夫かい・・・?
ライプツィヒの駅で、この間学校を卒業してもう会えないだろうと思っていた友人に、ばったりと遭遇。これから、日本へ帰るところだったらしく、大荷物でしたが、とにかくこの偶然に大喜びしてしまった。
学校でも、次々に友人たちと会ったし。 レッスンも、なかなかよかった。まあ、そりゃこんなに家に籠もって練習してたんだから、ちょっとは上手くなるわな(笑)。 先生も、けっこうポイントを突いてきてくれて、実りあるレッスンでした。
レッスン含めて約6時間ピアノを弾いた後、友人と軽くお茶をして、ベルリンへ。 ベルリンに戻ってからは、フラフラになりつつも、久しぶりにささやへ足を伸ばし、誕生日を迎える友人と、しっぽりと(というわけにはいかなかったが)日付が変わる瞬間を迎えたのでした。 遅くまですみませんでした、ささやさん。
しかし、疲れたわ。ハードだったわ。
コンクール前に、無理するもんじゃないですね、やっぱり。 おかげさまで、本日金曜は、えらく集中力に欠ける一日でしたわ。 明日こそ、しっかり最後の調整をしなければ・・・。
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