2004年11月08日(月) |
今日は、引き篭もり。 |
新しい曲を譜読みするのって、楽しくもあるんだけど、疲れるんだよなぁ(笑)。
今、シューマンのクライスレリアーナを、少しずつ練習しているのだけど、なんてったって、超・有名曲。 この間のコンクールでも、何人も弾いていて、耳に焼き付いてしまっている。 よく知っている、だからこそ、はがゆい。 指が、慣れてないのよ〜。頭だけ、感覚だけ、先走っちゃうのよ〜。 なんで、弾けないのよ、バカ!!と、自分が嫌になってくる。 もっと、こう、優しい音!!・・・とか思うんだけど、指が反応してくれないんだなぁ・・。
こんなときこそ、ゆっくり、焦らず、少しずつ、自分のモノにしていくしかないんだけど。 はー、根気ないわ、私。 かといって、納得いかないまま、またレッスンに持っていくわけにもいかないので、とにかく、弾くしかありませぬ。 ピアノって、本当に、弾けるまで、時間のかかる楽器だわ。
パーッと、思うままに弾けるといいのになぁ。 何でこんなに努力が必要なジャンルを選んでしまったのでしょう。 まあ、これも運命。
エッセイ「合唱への愛情」を追加しました。 この夏から、今まで、漠然と考えてきた事を、ようやく文章にする事が出来ました。 昔から、合唱のピアノパートを、やりたかったのです、私は。 でも、ソロからの「逃げ」のような気がして、目を背けてきた。 この夏、もう一度、原点に戻った気がしています。 とりあえずここ数ヶ月、私の中で起こった、音楽・将来に対する考え方の大きな、かつ重大な変化を、早いうちに書いておかねば!と、大慌てで書きました。 今回のエッセイは、まだまだ書き足りない事がたくさんあります。 自分の中で、定まってない事もたくさん・・・。 →合唱への愛情
昨日遊べなかった反動というか、なんというか、今日は、もう本当に久しぶりに、友人たちとの、ダラダラな一日をすごしてしまった。
午前中に一応、練習はして、お昼に、元同居人の涼ちゃんと「ささや」に行き、「いくちゃん、友達いないんだって〜?」なんて(昨日の日記のせい・・)からかわれ、たらふく食べたあと、画家の友人の家に二人で本を借りに行き、そのまま居座ってしまい、そして近くの他の友人の家に皆で遊びに行き、そこでご飯をご馳走してもらいました。 家に帰ってきたの、夜中の12時半。 ああ、久しぶり。こんな夜中に、一人で外を歩くなんて。(久々すぎて、ちょっと怖かった。夜のバスの中に一人っきりって、ついこの間まで平気だったのに・・笑) そして、半日を遊びでつぶすなんて。 半年ぶりくらいかもしれない。その友人たちに会うのも、半年ぶりぐらいだったからなぁ。 2週間分ぐらいは、遊んだな。
明日から水曜までは、焦りまくって、必死になることでしょう・・。 こういうメリハリが、今の私に、必要だったのかもしれない、と、言い訳しておこう。この夏から、ずっと自分を追い込んでいたもんなー。よい気分転換になりました。
しかし、日記に素直に「カッコ悪い自分」を書けるようになってきてしまいましたね、私。 一年前だったら、本当に寂しいとき、「寂しい」とは書けなかった。 冗談めかしては書けたかもしれないけど、こんなふうに、客観的に「友達少ないなぁ」と、淡々と書くことは出来なかったように思う。(昨日の日記参照) 恥を捨てつつあるのか、諦めが入ってきているのか、もしくは、肩の力が抜けてきたのか・・・。 どちらにしろ、歳をとってきたから、という理由には変わりないかもしれません。
気分転換に、友人たちのやるサッカーでも観にいこうと思っていたのですが。 あいにく、一緒に行ってくれる女友達がみつからず、というか、都合が悪く(といっても一人にしかあたってないのだが)、女一人で男性陣のサッカー観戦ってのも、なんだかなぁ。ということで、結局、家で練習。
案外、というかなんというか、練習をやりだしたら、今日は上手い具合に集中できて止まらなくなったので、観戦に行かなくて正解だったかも。
しかし、コンクールだのなんだので、家に籠もる生活を続けていたし、うちに居候していた友人とばかり一緒にいたし、この夏は日本だのイタリアだので、しばらくベルリンにいなかったこともあって、ベルリンの友人たちに、自分から積極的に連絡をとろうと思ったのは、非常に久しぶり。 「ささや」でばったり会ったり、お誘いを受けたりしてはいたのですが。
自分の携帯に登録されている友人たちの番号をつらつらと眺めながら、あれ、私って、案外、フラッと遊びに誘えるような友人って少ないかも、なんて思ってしまった。 あの人も忙しいし、この人を誘うにはあまりに最近連絡をとってなさすぎだし、この人を誘うとなんか意味深かな・・・ううむ。とか。 自分が、自分のことで必死で、忙しさにかまけて友人との関係をおろそかにしてしまうと、後々、意外とつらいですね。と、実感したのでありました。
うーん。私って、けっこう寂しい人かも。
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