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ほぼ毎日更新の日記です。3日分がまとめて表示されます。
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推敲もせずに書き連ねていますので、事実関係に間違いがある可能性もあります。ご了承ください。


2004年11月26日(金) 近況報告

ここ最近、なんだかあっという間に日々が過ぎていく・・。

火曜日。チェロのコンサートに行ってきました。
フィルハーモニーのKammersaalって、ピアノと弦楽器にとっては、バランスの難しいホールだなぁ。
ラフマニのチェロソナタは、素晴らしかったです。

水曜日。用事があって、ポツダムプラッツを通ったら、もう、クリスマス市が出来上がっていました!!
今年初めての、グリューワイン(温かい香辛料入りの赤ワイン。クリスマスの定番)を飲み、クレープ食べてお腹いっぱい。
しかも、ポツダム広場には、なんだか即席のゲレンデが設置されていて、専用のソリで滑って遊べるらしい。私もやりたかったけど、ギャラリーがすごくて恥ずかしいのでやめました(笑)。
いやー、冬ですねぇ。

クーダムも、イルミネーションで美しいです。
寒いドイツも、また、よし。


木曜日。ライプツィヒに、トーマス先生の室内楽のコンサートを聴きに。
また、改めて感想は書きます。
そのまま、友人宅に宿泊。
同じ門下の子と相談の末、土曜のレッスンを金曜朝10時に交換することが出来ました。

金曜日。朝8時から学校で練習して、10時からレッスン。なかなか今日も、いいレッスン。
ベルリンに戻り、ドイツで、初、演劇観賞へ。
シューベルトの即興曲を使ったもので、ものすごくおもしろかった!!これも、落ち着いたら改めてちゃんと感想を書きます。

近況報告でございました。



2004年11月22日(月) 友人到着。

今日から家に居候する友人の、日本からの手土産。
お菓子。
大量の。
大爆笑です。

「コンビニのおにぎりと、おせんべいが食べたい」
と言っていたら、こんなに、買い込んできてくれました。
トランクの半分以上、お菓子。
これで、生きていけます・・・よよよよ(涙)。

お部屋も大掃除して、溜まっていたビール瓶やらペットボトルやらも、ようやく全てリサイクルに出し、なんとかお迎えの準備も間に合いました。
さて。
日本のヨモヤマ話でも、聞かせてもらおうか。



2004年11月21日(日) 杉の木のその後。

母からの報告。
杉の木、再利用法を業者の方が見つけてくださったのだとか。

ある個人建築会社さん。
そこでは、「その土地に家を建てる時は、その土地の木を使う」というポリシーを持っていらっしゃるらしい。
なんでも、「その土地にもともとあった木が、一番丈夫」なのだとか。
そうだよね、気候にも合っているし。そこで育った木だもの。
もちろん、外国から輸入してきたような木よりも、きっと使うのに手間もお金もかかるのだろう。でも。
素晴らしいじゃないですか!!
私、そういう考え方、大好き!!

よかったなー、と、心から思うわけです。
いや、うちの家庭のお金の問題ではなく(買い取ってくださる、とはいえ、そんなに大金ではない)、杉の木にとって。
だって、数十年も、そこで育って、そこで、生きていた木々です。
処分だなんて、もう、心が痛むじゃないの。
そうやって、再利用して、杉たちを生かしてくださる方が見つかったのは、本当に嬉しい事だ。

この日曜、母は、伐採作業を傍で見守っていたそうです。
キビキビと、手際よく働く職人さん達の作業に感動し、切られていく木々に自然の重みを感じ、涙が止まらなかった、とか。
ああいう、自然を相手に自分の身体を動かして働く、いわゆる土木作業と呼ばれる仕事が、どれほど美しいか、感動したそうな。
60歳を過ぎているような職人さんから20代の若者まで、皆、素晴らしい仕事をしている、と。

あああ、わかるー、と、思いました。
ちょっと話は違うかもしれないが、愛知県芸にいた頃、美術科とよく交流を持っていた私は、身体を動かして作業をしている友人たちが、本当に好きだった。
木の香りのする彫刻のアトリエや、土をこねてドロドロになっている陶磁科の友人の手や、そういうのが、本当に美しいと思っていた。
そうやって、職人芸を発揮している彼らは、本当にカッコよかった。
きっと、今日、土木作業をしていたお兄さん達も、さぞかしカッコよかったことだろう・・・ぐへへ(←おいおい)。


私のピアノも、職人芸、と、本当は、呼んでいいものだと思う。
カッコいい、と思われるような、仕事をしたい。


―――夜に、また、追記します。



なんだか、来週の予定が、いろいろと詰まってきた。
月曜から、友人が2週間、家に居候することになっている。
火曜は、他の友人に録音を頼まれたので、チェロの演奏会に。お昼は多分「ささや」行き。
水曜は、調律師さんに来てもらう。
木曜は、うちのトーマス先生が、室内楽の演奏会をライプツィヒでするのだ。めったに演奏会をしない彼だもん、行かなくては。
そして、そのために、レッスンが土曜日に延期。
木曜にライプツィヒ行ってー、時間が遅くてベルリンに戻れないので、一泊するでしょ。
んで、金曜にベルリンに戻って(夜、観たい演劇があるのだ)、また土曜の朝にライプツィヒヘ・・。
うーむ、めんどくさい。ずっとライプツィヒにいて練習したほうがいいかなぁ。レッスン前だし。いやいや、でも・・。
演劇、やめろよ、と言われそうだが、観たいんだもん〜。
・・・と書きつつ、このスケジュールで、満足な練習時間が確保出来るか、と考えると、迷いが出てくるのも確か。居候の面倒もみなくちゃいかんし(笑)。
しかも、土曜からは、2・3日、プラハまで旅行に行こうと思っているし・・・。
ああ、遊びすぎ?

ま、時間なんて、作ろうと思えばいくらでも作れるものですけどね、多分。


PHOTOページに、カプリ島での写真を追加しました。
季節外れの、ものすごい、「夏」な写真たちです。(行ったの、9月始めだからね・・)
海がものすごく綺麗だから、見てください!!


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