ABOUT MUSIC ESSAY HISTORY DIARY PHOTO LINK BBS MAIL
ほぼ毎日更新の日記です。3日分がまとめて表示されます。
日記一覧をクリックすると、月ごとにまとめて読む事も出来ます。
推敲もせずに書き連ねていますので、事実関係に間違いがある可能性もあります。ご了承ください。


2004年12月20日(月) 帰国前日

荷物を作りながら、DVDで「千と千尋の神隠し」を流しておりましたら
おもしろくて、ついつい観入ってしまった。

久しぶりに見たけど、すごいねぇ、やっぱり、この映画。

千尋が大冒険をして、自分一人でたくましく、いろんなことが出来るようになっていく。
元の世界に戻って親に会った途端、やっぱり、親に甘える子どもの感覚がよみがえってくるラスト(それでいて、以前の千尋とはやっぱり全然違うのだが)に、なんていうか、懐かしい感覚をおぼえてしまった。

これから、明日、親元に帰省する私も、千尋と同じだわ。

いくらドイツで一人で生活をしていても、やっぱり、親のそばに帰ったら、子どもに戻りますもん。
今まで何度も、日本とドイツを往復しているけれど、その度に。
やっぱり、実家に戻るとホッとして、甘えが、出るもん。

幼い頃から、結局はあんまり変わってないのね、自分。と思う。


ささやに、今年最後のご挨拶に。
おいしいお寿司でございました。
可愛い古着屋さんを、ささやの近くに発見。嬉しい。来年はそこで買い物しよう。


さあ。
明日は、フライトです。日本に帰国だ〜。



2004年12月19日(日) スケートだよ〜

スケートしちゃった

フィルハーモニーに、コンサートを聴きに行く途中。
チケットを購入してから、開演まで時間があったので、ポツダム広場のクリスマス市にでも行こうか、と。
行ってみると、目に付いたのが、特設スケートリンク。
スケート靴のレンタル料込みで、2,5ユーロ。
超・安いじゃん。

「やりたいねぇ」
「うん・・・やりたい。やろっか」

コンサートを聴きに来たので、それなりに、おめかしもしております。
絶対、スケートリンクではありえないような、オシャレなコートを着たまま、靴だけ履き替えて、いざ。

約・10年ぶりのスケート、超・楽しかった!!
最初はもたつきましたが、雪国育ちで冬のスポーツはわりと得意な私。
身体が、ちゃんと、覚えておりました。

ああ、明日は筋肉痛だな。

ほんの30分ほどの、思いつきの行動でしたが
かなり、いい時間の使い方をしてしまったよ。


コンサートは、すごくよかったー。
また、先日の室内楽コンサートの記録とともに、演奏会日記に追加します。

そして、今日は意外な人たちに、たくさん会ってしまった。
やっぱりコンサートに行くと、社交的になってしまう。
結局、コンサート後、総勢8人で、ビールを飲みに。
久しぶりの面々(そうでもない人&新顔もいたが)で、楽しかった〜。

充実した一日でした。
帰国準備も、なんとか。
明日一日で、お土産買わなくちゃ。



2004年12月18日(土) 今年で最後なんだった

レッスンが終われば、あとは日本に帰って、お仕事して、今年も終り!!
なーんて、浮かれていたので、いろんな事を、忘れていました。

今年、私、クリスマスカードを誰にも送っていないではないですか。
よくよく考えると、こちらで過ごす12月、というのは、もう最後なわけで、
ドイツから日本にクリスマスカードを送る、という、可愛いイベントも、もう、最後の機会だったわけだ。
それを・・・ああ、すっかり、忘れていたよ、私ってば。
もう、もう遅い。
今、送っても、絶対にクリスマスまでには届かない。
アドヴェントカレンダーも、結局買えずじまいで(多分、もう売ってない。必死で探すつもりだけど)。
ああ、悲しいよ
そうだった、今年で最後なんだった。

なんだかなぁ。
こんなに、ここでの生活に慣れてしまっていると、来年も再来年も、クリスマスはここにいそうな気がして、当たり前のようにまたクリスマス市とかに行けるような気がしていて。
なんだか、ピアノとお客さんとでバタバタしていて、まるで自分でこの時期の意味を考えてなかったよ。
そうだよ、もう、ベルリンに住みながらの12月って、多分、一生ないんだ。
あああ、もったいない。
もっとたくさん、クリスマス市に行こう。
せめて、可愛いクリスマスカードを買おう。

・・・そうだよなぁ。
この半年は、「最後の・・」っていうのばっかりになるんだ。
大事にしなくちゃ。


なんて、クリスマスカードを出し忘れていたことから、なんだかせつなくなってしまった今日なのでした。


 <BACK  日記一覧   NEXT>


since 2004.5.2