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ほぼ毎日更新の日記です。3日分がまとめて表示されます。
日記一覧をクリックすると、月ごとにまとめて読む事も出来ます。
推敲もせずに書き連ねていますので、事実関係に間違いがある可能性もあります。ご了承ください。


2005年02月01日(火) 自転車。

久しぶりの、晴れ!!!晴天なり!!!
もう、嬉しくて、ウキウキと自転車で外へ。
近所の自転車屋で、パンクを修理してもらおうと。
その場でちょいちょいと直してくれると思いきや、なんだか2、3日かかると。
しっかりした自転車屋サンで、ちゃんと全部点検してしっかり保障まで付けてくれるみたい。
まあ、そんな、いまさら2日や3日乗れなくたって、どうってことありません。
しっかり直してくれるなら、それはそれで良し。ということで、預けて帰ってきました。

いやー、やっぱり、お天気はいいねぇ。
身体も快調です。
ピアノも、気分良く集中できる。

さて。
サイトをちょっと、いじりました。
トップページの電車の中の女性は、私ではありません。
まだ手付かずの部分もありますが、また見てやってください。



2005年01月31日(月) 改心一日目。

おお、一月も終りですな。

昨日の反省を踏まえて、今日は買い物ついでにちょっとお散歩。
今まで行った事のない、「一本向こうの道」を探検してみようかと。
スーパーやデパートが集まっている大きな道が近所にあるのですが、その向こうの裏道までは、私行った事がなかったんですよ、ここに3年も住みながら。
ご近所で、すぐに行けるはずなのに、意外と知らない「一本向こうの道」。
ちょっとワクワクしました。

今日は、ようやく路面の雪や氷が溶けた、比較的暖かい一日。
なので、ちょっと体を動かそう、ということで。風邪気味だったけど。

いや。いやね。
その、向こうの道にある「Markthalle(直訳:市場倉庫)」という看板が前から気になっていて。
なんか、新鮮な食べ物とか売ってんのかな、と、初めて入ってみたら、いやいや、寂れているのなんの。
野菜と果肉とかチーズとかそういう専門のお店が、体育館みたいな中にたくさん集まっているんですけど。
人は、まばらなのよねぇ。冬だからか?
夕方4時過ぎ、聞こえてくるのはホール内にあるビアバーにたむろしているおっちゃんたちの笑い声ばかり。
ふ〜ん、たいしたことないわ、むしろなんか暗くて怖い。と、足早にホールを通り抜けたのでした。
ああ。せっかくのお散歩だったのに。
我がご近所は、いけてねぇ(笑)。
それとも、細かく見れば、掘り出し物があったのかしら。

帰ってきてから練習再開したのですが、ここ最近で一番の集中力でした。
やっぱり、外へ出て体を動かさないと、ダメですね(笑)。



2005年01月30日(日) 今日は長文。生活振り返り反省日。

ある友人が日記をブログで書いている、というので、早速読ませてもらった。
2,3ヶ月前に、パリへ渡ってきたばかりの、やはり音楽留学生。
なんだかね。ちょっぴり、嫉妬してしまいましたよ。
ヨーロッパに来て、最初に2,3ヶ月なんて、激動の日々。激動なだけに、刺激もあれば、考えることも多く、毎日が非常に充実している模様。

まあ、私だって、充実してないわけじゃないんだけど・・・なんて思って、ふと、昔の日記を読み返してみたんですわ。
このサイトで読めるのは2002年6月からの日記しかないけど、公開していない昔の手書きの日記とかね。

あらら、ワタクシ。毎日、出歩いております。
午前は語学学校に行き、午後は、食事しに行き、コンサートに行き、映画を見に行き・・・オイオイ、いつ練習しとんじゃい、私。と突っ込みたくなるほど。
受験前だというのに、あの遊びっぷりは、なんだったのでしょう。
体力だけは、あったということか。あれだけ遊んでも、練習できたということか。今の私は、歳をとったということかー!!!

いやいや、出歩こうと思えば、出来るんですよね、きっと。
でも、ね。
優先順位の問題なんですよ。
あの頃は、ドイツに来たばかりで、街を知りたい、言葉を知りたい、文化を知りたい、友達を作りたい、そういう方向に興味が向いていたわけだ。
受験があったにしろ、まずは、この国に慣れなくては、と、必死だったような気がする。

今の私は、とりあえず、とにかく、ピアノなんですよ。
午前中寝過ごしてしまったら、夜のコンサートは諦める、とか
コンサートがある日は、お昼に買い物に出ない、とか
そうやって、練習時間を、一日最低6時間は「しっかり」確保するのが、第一なんです。ま、確保しても、集中力が続かず弾けなかったりすることもあるのですが。
うちは、1時から3時がお昼寝時間で音を出してはいけないので、その間に買い物に行ったりするわけですが、それも、こう寒かったり吹雪いていたりすると体力消耗が激しく、帰ってきて、ドーーッと疲れるので、午後からの練習に差し支えるわけです。

・・・と、書いてはみたものの、自分でも、うわっ、弱っちいー!!と、なんだか情けなくなってきたぞ。
昔だったら、どれだけ疲れても、とりあえず弾いてたよなぁ。
練習の内容が変化して、練習すること自体に、昔以上に知力・体力・集中力を必要とするようになったからか、単に体力低下なのか。
ちょっと、自分を甘やかすのもいいかげんにしないと、ダメかしらね。

でもね。こうやって、家に籠もる効果は、やっぱりあるんですよ。
友達との付き合いを優先にして出歩くと、どうしても、しわ寄せがピアノに来るわけだ。気がつかないうちに。
もちろん、付き合いは大切だし、人と会って刺激をもらうのはとても有意義な事だし、でも、ほどほどにしなくちゃ、なんですよ。
コンサートも、行ったけど全然感動しなった〜、なんてのが続くと(ドイツに来た当初と比べると感動する確率が減ってきている。慣れのせいだろうけど寂しい話だ。)、自分で練習してる方がいいや、と、なってくるのですよ。

それに、「時間をかける」ということの必要性を、私はこの数年で身に沁みて感じているのです。
どんなものでも、時間をかけて用意したものは、やっぱり、いいのですよ。
それなりに、自信が持てるものですから。

今年初めの、親族の新年会で私が演奏した直後、ある酔っ払った親戚が「時間かけて積み上げてきたものが、手や頭に宿るんだ」という話をしてきて(その時は、説教されているのか褒められているのかよくわからず、曖昧に返事をしていたのだけど・・笑)、そういうことなんですよ。
だから、とにかく、時間だけはかけよう、と。
せっかく、あと半年は、暇な時間が有り余っているわけですから。

でも、確かに、もっと効率よく、毎日を過ごす事も出来るはず。
逆説的に言えば、時間さえかければいいというモノでもなく。
集中すれば、4時間分の練習が2時間で出来てしまう事もある。
そして、余った時間を、映画やらコンサートやら友人との付き合いやらにまわせるのが一番なのだ。
ただ、「今日はここまででOK」というそのラインをどこにするか、難しいところではあるけれど。

そう考えると、やっぱり、朝は早起きしてさっさと練習をはじめるのが効率がいいのだろう。
・・・やっぱ、しっかりした朝型生活習慣を身につけることが必要ですかね、夜型人間の私としては・・。


ウダウダ書いてきたけれど
今日も、興味のあったコンサートには行かずじまい。
カラ咳が出て、我慢すると吐きそうになる。おお、風邪をひきそうな予感。
こうやって、いろいろ理由をつけて、結局一日が過ぎていくのだ。
ああ、もったいない。


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