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ほぼ毎日更新の日記です。3日分がまとめて表示されます。
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推敲もせずに書き連ねていますので、事実関係に間違いがある可能性もあります。ご了承ください。


2005年03月12日(土) 最近、絶好調。

この一週間、すんごく、身体にいい生活をしている気がする。
早起きは三文の得。
ホント。

朝、6時ぐらいに目が覚める。
シャワーを浴びて、ゆっくりと手間をかけて朝食を準備し(しかも、最近は必ず、他のメニューがなんであろうと、酢の物を添えている・・・なんて健康的!)、ネットサーフィンしながら、ゆーっくりと朝ご飯を食べても、まだ8時ぐらい。
9時からの練習は、おかげさまで、えらく、はかどる。
この習慣が保てられればいいなぁ。
・・・ということで、今夜多分23時近くからタヘレスで始まる美術の友人のパフォーマンスには、顔を出せません・・・眠くて仕方なくなるだろうし。ごめんね、また、次の機会に。


今年に入ってずっと、ピアノに気持ちが向かっていかなかった状態を打破するために、何か刺激が必要だ、と切望していた。
イタリアにレッスンを受けに行こうかな、とか、いろいろ考えていたのだけど、今回、録音することを前提に練習しだしたのが、かなり良い感じ。
まさか、レッスンとか講習会とかからじゃなくて、サイトを通して、こんな刺激がもらえるなんて、思ってなかったな。

「聴きたい」と言ってくれる人がいるのは、こんなにも、心強い。


午前中の練習を終えたら、ドイツ語の勉強。
元・同居人のRちゃんと一緒に、お互いの家を交代に訪問しての勉強なんだけど、やっぱり、一人でコツコツやろうと思うよりも、誰かと一緒にするほうが効果的だし長く続きそう。
一緒に何かが出来る友達の存在に感謝。

先日、ドイツ人の友人とチャットしていて(彼は日本語も話せるのだが、あえてドイツ語でチャット)、4月後半の週末にデュッセルドルフ近郊の彼の住む街へ遊びに行く話が出た。
ドイツにいるのも、あと5ヵ月半。いろいろ足を伸ばしておこうと、画策中(笑)。



2005年03月10日(木) 演奏録音のアップの件

随分前から、何人かの方に、私自身の演奏の録音をアップして欲しい、というありがたいお願いがありまして。
アップの方法をわざわざメールで送ってくださる方や掲示板に書いてくださる方までいらして、こりゃなんとか早く・・と思っていろいろと模索してみたのですが、やっぱり、もう少し待っていただこう、と思っています。

というのも、はっきり言ってしまえば、既存のMDの中にいい録音がないのです。クラシックを演奏している方ならわかると思いますが、自分の演奏って、後で聴くと嫌なもので(笑)。
ステージでの演奏を録音したものは、そのときの皆の評価がかなり良かったり、自分でも上手くいったと思っていても、後で聴いてみるとアラがたくさんあるものだし、練習のときにちょこちょこ録音しているものは途切れていたり緊張感が足りなかったり。情けない事に。
一回聴いて、「けっこういいじゃん」と思っても、2回目に聴くと、やっぱり許せなかったり(笑)。
いいと思って、PCでサイト用に圧縮したとたんに、なんかヘタに聴こえたりですね(笑)。

しかも、おっちょこちょいな私は、大切な場面でMDを忘れたり操作を間違ったりで録音を残してないことが多いということが発覚。これほどそれを後悔するとは思いませんでした。
自分の過去の演奏を聴くのはあまり好きじゃないんだけど、でも、残しておくことも必要だなー、と実感。

せっかくアップするのなら、自分で納得いくものでないと、と思うし。
このサイトは性格上、耳の肥えた方も結構見てくださっているし、ウェブに載せるにはあまり長い曲は向かないし、途中で切るのも、せっかくのライブ演奏の雰囲気がなくなっちゃうし、難しい箇所の前で切ったのがバレバレかも(笑)とか思ってですね。
なかなか、難しいぞ、と。

で、こうなったらサイトのために録音しなおそうかと思っておりまして。
舞台の上で一瞬でなくなるものではなく、残るものですしねぇ。
これから音楽でやっていこうと思っている身としては、ヘタなものを残すわけにいかないので。
録音に耐える演奏を、意識的にするのは、ものすごくいい勉強になると思うし、いい機会を与えていただいたと思って、ちょっと録音のための曲選びと練習をこの際させてもらおうかと。
私は今まで、「ミスなんて気にせず、のびやかに弾くのが一番」という意識をずっと持っていまして、そのおかげで、コンクールなんかでは減点の対象となるミスに対して、結構鈍感だったのですね。ここ半年ほど、それを非常に反省しまして、意識改革をし、完成度の高いものを作ろうと努力はしてきているのですが。

長くて5分、MD録音ではなくて、ちゃんとした録音ソフトとなるべくいいマイクを使い、短いけどキャラが出る曲、そして、ミスのない演奏。
まあ、ウェブに載せる際には圧縮せざるをえないので、音質の点で妥協しなくてはならないし、結局、ナマの臨場感はなくなるけれど、既存のMDからの演奏を載せるよりは、なんぼかマシだろうと・・・。


ということで、もう少しお時間をいただく事になりそうです。
いろいろアドヴァイスをくださった方には非常に申し訳ないのですが・・・。
よろしくお願いします。


そんなこんなで、こういう事を友人に相談してみたり、なんだりで、今日は練習してない時間は誰かと常に電話している状態でした。
お昼には、もう悪あがきに近いけれど、ドイツ語の勉強を一緒にしよう、と、元・同居人のRちゃんが家に来ていましたし。
この「悪あがきドイツ語勉強」、学校が始まるまで、毎日頑張るつもり。



2005年03月08日(火) はりきりすぎた

「ささや」まで、初めて自転車で行ってみたんです。
これがさ。大変だった〜!!

私が通った中学校は、家から自転車で40〜50分かかる所にあったので、毎日その道のりを自転車通学していた身としては、ちょっとぐらい遠くても大丈夫さ、と自信があったんだけど。
ああ、もう若くないのね・・・。

いきなり40分も、いや、往復1時間半以上も(しかも帰りに道に迷ってしまって遠回りを・・・わはは)こぎ続ければ、そりゃ、疲れますよ。
しかも、我がチャリ、ご近所の買い物に使うにはちょうど良いのだけど、遠出には向かない事が発覚。
なんかねー。進まないのよ。一生懸命こいでもこいでも。
またパンクしてんのかな、実は。と疑いたくなるくらい、ノロイのです。
何度、他の自転車に追い抜かれた事か。
しかも、「ささや」までの道のりは、坂がありまして。
もう、必死に、「立ちこぎ」ですわ。

ベルリンの自転車のルールというのは、日本とは違いましてね。
日本では、自転車は歩行者と同じような扱いですが(本当は違うのだけど一般的に)、ドイツでは自転車は、自動車と同じなのです。
歩道とは別に、「自転車道」ってものがありまして、多くの場合、歩道の一部が色分けされて、石畳ではなく、滑らかな道になっているのです。
そこを通るわけだけど、狭い道や旧東の地区には、この「自転車道」がないところが多い。
で、どこを走るかというと、車道なんですね。
ベルリンに来た頃は、車と一緒になって走っているチャリを見て「うっわー、危ね〜」と思ってたんだけど、実際自転車を使ってみると、とてもじゃないがでこぼこの石畳の歩道は走りにくいし、実際、違法なんだそうな。

で、車道を、自動車と一緒に走るわけですが、車と一緒なので、つまり逆走は出来ないのです。日本と逆の、右側通行ですな。
なので、自転車の場合、わざわざ反対側に渡らなくてはならない場合もあるわけです。けっこうめんどくさい。

旧東地区なんて、路面電車が走っているので、それと追いかけっこしながら必死でペダルを漕がなくちゃいけない事も多々あるのです。
いやいや、漕いでも漕いでも進まない我がチャリだと地獄ですよ。
想像以上につらかったわ〜。
こんなに周囲の車の動きに気を使いながら、神経使って、必死に自転車を漕いだのは初めてかもしれない・・・。
とてもじゃないが、ゆっくり楽しみながら自転車でお散歩・・・なんて雰囲気にはならなかったわ。

でも、楽しいのは、歩行者の反応なんですね。
自動車と一緒に必死で走っていると、交差点なんかでは歩行者が、私たち自転車隊の邪魔にならないように、ちゃんと避けてくれるのですよ。
しかも、私みたいな小さい東洋人が一人で頑張ってると、ニコッと笑って、どいてくれたりして。
これは、日本では味わえない感覚。
ああ、ドイツ人優しいじゃん〜、そして、自転車も「くるま」だったんだ〜、と、実感。


そんなこんなで、午後、帰宅してからは疲れ果て、友人と電話した後に、死んだように眠ってしまったのでした。時差ぼけのせいもあるが。


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