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ほぼ毎日更新の日記です。3日分がまとめて表示されます。
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推敲もせずに書き連ねていますので、事実関係に間違いがある可能性もあります。ご了承ください。


2005年04月12日(火) 友人宅通いも最終日。

友人のお宅を貸してもらっていたおかげで、ここ数日生活にメリハリが。
朝起きて、すぐにお弁当を作り、紅茶を水筒に入れて、自転車で出発。

しかも最終日の今日は、夕方帰ってくる友人への置き土産(?)にするつもりで、野菜カレーの材料を持ち込み。
リュックの中にブロッコリーやらズッキーニやらナスやら、隠し味の、自家製トマトソース(コレが最近の自信作)やらを楽譜と一緒に詰め込んで、まるでピクニック。

やっぱりねぇ、良いグランドピアノは、いいのですよ。
しかも昨日のポゴレリッチに影響されて、広く天井の高い部屋でピアノから出てくる響きを味わってると、もう楽しくて楽しくて。
自分の家で、古いグランドピアノと新しいアップライトとを弾いているのとは違うのよね〜。
まあ、贅沢な、というか欲張りな話なんだけどさ。

ありがとう、友人よ。

で、直接ドイツ語のレッスンに行き、その後友人達とギリシャ料理を食べに。お肉も海老も意外なほど美味しくて、デザートもボリュームあって、ギリシャのティーとか飲んで、それで一人13ユーロとかなんだから、安いよなー。久々の外食でしたわ。
満足。



2005年04月11日(月) ポゴレリッチ〜〜〜〜!!

合唱指揮者の関屋晋さんが亡くなったのですね・・・。ご冥福をお祈りいたします。

さて、ポゴレリッチのコンサートに行ってきました。
すごい。泣いてしまった。
2年ほど前にも彼のソロコンサートは聴きに行き、その独特の世界観にビックリしたものだけど、今回はそれ以上に、響きの美しさ、ハーモニー感に、ただただ屈服・・・。
音楽の真髄というか。
いわゆる「お手本」からは程遠いけれど、彼の魂に一番近い、そんな音楽。
耳を澄ませて、和声の移り変わりを味わい、ピアノの響きをいつくしみ・・・。
多彩なタッチ、強靭なテクニック、いや、もうそんなことはどうでもよく
とにかく、音楽の神様が降りてきてました。

しかし!!前半、ずーーーーっと、どこかから、なにか電子機器のピッピッピって言う音が、鳴り続けていまして。
もう、誰!!!
自分が出していた音とは気がついていなかったのか、またはホールの音響関係で問題があったのか・・・とにかく、耳障りもいいところ。
集中力が必要なポゴレリッチの演奏だからこそ、イライラも募る募る。
あんなピッピッピッピ言ってる状態で、よく集中して弾けるものだ。もう、それだけで尊敬だわ。
全く、それさえなければ・・・。まあ、そのおかげか、後半、静かになってからの演奏、かえって素晴らしかったけれど。

しかし、ラフマニはズルイ。あれは、泣くだろ。あれは。

なんだか、髪も短くなって、カッコよいポゴレリッチでした。
私のピアノの先生であるトーマスは、ポゴレリッチのこと大好きなんだよねー。
もう2年半、彼の下で学んでいると、彼の目指す音楽というものが、ポゴレリッチを通じて見えてくるのだから面白い。
なるほど、こういうタッチね〜、と、実感しておりました。



2005年04月09日(土) 主のいないお家

堪能しています、主のいない他人のお家。うへへ。

我が家よりも、かなり広く、日当たりがよく、心地よい〜〜〜。
ピアノを弾き、パソコンを使わせてもらい、「読んでいいよ」と言われたダ・ヴィンチ・コードを休憩しながら読み・・・(ていうか、面白くて止まらない。練習しに来ているのだ!!と身を引き締めて、お持ち帰りのためカバンの中に。)

あああ、クセになってしまいそう・・・。
ありがとう、我が友人よ。


さて、今日はそろそろ帰るか。
お弁当持参で、明日も使わせていただきます!!



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