この土日、知り合いの先生に、ベルリンの学校の練習室を特別に確保してもらって、まるでベルリンの学生のように、学校で練習していました。
やっぱり、家での練習よりも、なんとなく、本気度がアップするというか 余計なものがないから、集中できるというか 非常によく練習したこの週末でした。疲れた。
土曜には、友人のクラス発表会での演奏を聴きに行き。 想像以上に熱くて緊張感のある彼女の演奏に、ちょっとビックリ。 普段、おっとり安定感のある人なので、そのギャップが面白かったでございます。
うーん、私も、演奏している姿は、意外性に富んだものなのかもしれんな。 あんな小さいのに頑張っちゃってる!!みたいな(笑)。
その演奏会のあとご飯を食べに行き、そして帰宅中、なんだか、ワタクシ、お腹をくだしましてね。 友人と一緒に地下鉄の中で「うぉっ、ビックウェーブが・・・!!」と呻きながら、苦痛に耐えておりました。 駅に着いたとたんに、耐え切れずにサンダルを蹴散らして、どこかの茂みに駆け込む姿・・・を想像して、友人たちは大爆笑。まったく、素晴らしい友達でございます。 ・・・大丈夫でしたけど。ちゃんと、家まで、持ちこたえました。
しかし、こんな話題・・・お食事中の方、ごめんなさいな・・・。
2005年05月19日(木) |
レッスンもあとわずか |
水曜は、友人宅にピアノを使わせてもらいに行き、そのままご飯をご馳走になって帰宅。 ありがとよ、M。
木曜、レッスンでございました。 次の火曜日に、学校でピアノ科の発表会があり、そこで弾くので、クライスレリアーナを再度レッスンしてもらいまして。 しかし、よくよく考えたら、ソロの試験まで、レッスン、あと2回!?!? 入試とかあるから、一週間学校休みだし・・・試験前だからって、レッスン回数を増やす先生ではないからな〜・・・2回か。2回か・・・。 ・・・ま、なんとかなるだろ(笑)。
しかし、うちのトーマス先生とも、あと数回のレッスンを残すのみなのねー。 長いようであっという間の3年間。 最近ようやく、お互いの事がわかってきているというのに、なかなか寂しいものがあるわ。
レッスンでも、向こうの言いたいことが、よーくよーくわかるようになってきたのって、この半年くらいだもんなぁ。 あの、印象の冷たい、怖い先生と、よく3年間もやってきたわ、そして、よく、レッスンで満足そうな顔をさせることができるようになってきたわ、と自画自賛。 はぁ・・・。あと少しだねぇ・・・。
またしてもOB合唱団の話で恐縮なんだけどさ。
こう、同世代の友人たちの電話番号を調べ、合唱団の連絡をまわすために、ドイツから国際電話をかけるわけです。
皆、働いてるんだよな〜・・・。
家に帰るのが夜中の1時半、次の日の朝は6時出勤の人とか 日本時間の22時ぐらいに4人に電話して、2人はまだ仕事中・・・。 なんてこった、日本。
こうやって、皆、働いてるのに、こんな優雅にピアノなんて一日中弾いて(それはそれで大変ではあるのだが)、いいのか、私。 って思うのと、 よかった、こういう人生で。ありがとう、お父さんお母さん。 って思うのと、 半々な複雑な気持ち。
日本に帰ったら、ああいう、せわしない、音楽を愛でる余裕もないような生活が、普通に待っているのかと思うと、なんだか、ね。 「忙しくてさ〜、歌なんて歌ってられないわー。」 というセリフを聞くと、ああ、なんつうか、せつないっつうか、じゃあ私のやってることは何?みたいな。
もし、私が、何かのハプニングで、ピアノをやめざるをえなくなって、他の仕事に就いたとしても、音楽を聴いて感動したり、合唱に参加したり、そういう気持ちだけは、常に持っていたいものだよな。 ルプーのシューマンのCDを聴きながらこれを書いている今、しみじみ、そう思うわけです。
しかし、まあ、久しぶりに聞く同級生の声。 あいつ、あんなにカッコいい声だっけ、とか こんなに話してて楽しい人だっけ、とか 逆に、なんかギクシャク?とか なんで関西弁になってるんだ、あんた、とか なんか、この人、カッコいい生活してるな、とか えええー、もう結婚するのー!?!?とか。
人生いろいろだな。 同じ中学校出身の、全然別の世界にいる、古い友人たち。 彼らと連絡が取れるだけでも、合唱団を作ってよかったと思う。
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