2005年06月02日(木) |
すべてが追い込みだな。 |
レッスンに行ってきました。
スカルラッティ、やっぱり、テンポ遅いって言われた・・・。 ホロヴィッツにはできても、私にはまだ、あのゆっくりテンポで間を持たせる、面白く弾くってのは無理だな。 先生と軽く討論の結果、戻すことに決定。
なんだか今週は、ずっと家で練習していたので、レッスン後はちょっと気が抜けてですね。 カフェでゆっくり、一人で本を読みながら、帰りの電車までの時間を潰し。 たまには、こうやって、息抜きしないとダメみたいだ、私。
よく考えたら、完全帰国まであと2ヶ月ないんだよね。 家に帰って、荷物の多い部屋を眺めながら、うーむ。と考えてしまう。 ・・・引越し、間に合うのか・・・。
ひぇぇぇ。 もう6月だって!! あと2週間じゃんー!!!
試験前ーって感じです。 こもってます。
なんかねぇ。 理想通りには、なかなか、ならんわな。 難しいわ、やっぱり。
やることはやった、って状態で臨みたいもんだけど。 そんなこと言える日なんて、一生来ないような・・・(苦笑)。
スカルラッティのソナタ、ホロヴィッツが、もう非常に、非常に、この世のものとは思えないほど、美しく弾いているんですよ。 げー、真似したい。 で、やってみているんだけど、こりゃ、私みたいな若造には無理ですな。 あのゆったりしたテンポ感、あの繊細さ、あの達観。 ・・・近づきたいよぅ。 少しでも。
ちょっとどころか、ものすごく寒い、ベルリンです。 なんてこった。 この気温差・・・というか、季節感の無さ、気圧の違い、体力あるはずの若者である私ですら辛いのだから、お年寄りは大変だわ、と思う今日この頃。
さて、附属の合唱団の件で、幼なじみの一つ年下の女の子と電話しました。 幼なじみ・・・とはいっても、お互い本当に小さいときに、よく遊んでいた子で。 中学校でも一緒だったんだけど、幼い頃に一緒にいたイメージが大きすぎて、今でも名前を聞いてパッと目に浮かぶのは、3歳か4歳ぐらいのかわいい笑顔だったりするんですが。
彼女、私から見るとかなり波乱万丈な人生を歩んでいるのですが、そんなことを微塵も感じさせない明るさを持っていて、感じがいいのです。すごく。 なんか、久しぶりに電話で話して、実感した。 本当に、気持ちのいい娘だわ。 笑い声が、いいんだ。すごく。 こっちまで、元気になってしまった。
ピアノが弾けるとかさー、勉強が出来るとかさー、関係ないな、人生。 ふと、そう思ってしまったよ。
そんな彼女、もうすぐ結婚するそうで・・・。 「よかったねー、いいねー。」と言うと、「いやいや、ごくごく普通の人生を送ってます、皆と違って、もう社会に出て5年も経つし。」(同年代の友人たちは大学院に行ったりとかして、ようやく最近仕事を始める人が多いとか。私もそうだけどさ。)なんて言ってました。 私が富山に帰ると言うと、「じゃあ、私、ピアノ習いに行こうかな。」だって。 冗談じゃなくて、本当にやりそうなところが、いいんだよな。 そういう、地に足の着いた上での積極性も、私が彼女を好きな理由の一つなのだ。
私より歳は一つ下だけど、ある意味、人生の先輩だな。 おめでとう。本当に。 富山に帰って、会えるのが楽しみだ。
・・・しかし、最近、まわりで結婚が多いなぁ。 友人関係だけで、もう5件、親戚関係でも2件・・・。 おいおいおい。 そんなお年頃ですか。
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